どうも~こんにちは、サケです。
今回の記事では
「最近いろんなことが面倒で、行動力がなくなっているのを感じる」
「行動力をつける、高めるための方法について教えてほしい」
こういった悩みや疑問について、お答えしていきます。
自分では分かっているつもりだけど、いまいち行動力が足りていない・・そういう時ってありますよね。
この記事を開いているということは「今の現状を打破して行動力を高めたい」と考えているんじゃないでしょうか。
この記事を書いている僕は、2013年頃にブログを開始。
行動力を高めた結果、雑記ブログで月140万PVを達成し、現在はブログで生計を立てています。
現在毎日更新中です(180記事ほど)
今回の記事では、そういった行動力がない人向けに。
行動力をつける、高めるためのシンプルな方法について解説していきます。
この記事を読むことで
・行動力とはそもそも何か?
・行動力がない人の特徴
・行動力をつける、高めるための方法
などが分かるようになります。
行動力を高めて、人生をもっと充実したものにしたい方は、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
行動力とはそもそも何?
まず行動力を高める前に「行動力」とはそもそもどういった力なのか?
そこを整理しておきましょう。
weblio辞書を参照してみると
行動力とは、何かを思い立った際に、実際に行動を起こし、それを実現する力。
または、そうした実現に向けて行動する勇気や度胸などのことを幅広く指す表現。
つまり
「自分の中に目的や目標があり、それを達成し現実のものとする力」
ということになるでしょうか。
願いや祈りだけで何もかも叶ってくれれば、とても楽ですよね。
しかし現実はそうはいかず、何か望んだものを手に入れるためには、この「行動力」が必須となってきます。
「行動力がない」とはどんな状態か?
では逆に「行動力がない」とはどんな状態か?
これは、行動力がある状態の反対を見ればいいですね。
すなわち
・自分の中に目的や目標がない
・目的や目標はあるけど、それを実現するための努力をしていない
・何らかの理由があって、行動するに至っていない
これらのパターンが考えられます。
分析していくと「変わるための努力をしていない」「目標達成のための行動をしていない」
このあたりが、行動力がない状態といえるんじゃないでしょうか。
行動力がない人の特徴5つ
ではまず、行動力がない人の5つの特徴から解説していきます。
1・慎重すぎて行動に移せない
2・完璧主義者でいつまで経っても完成しない
3・現状維持を望んでしまう
4・自分に対する自信がない
5・失敗することを過度に恐れている
順番に見ていきますね。
1・慎重すぎて行動に移せない
1つ目は慎重すぎて行動に移せないタイプ。
慎重すぎるタイプは
・物事を冷静に考えられる
・じっくり物事を考える
・軽率な行動を取らない
などの長所があります。
しかし、それは反面
・行動力がない
・決断力に欠ける
・自己評価が低く、自己嫌悪になりやすい
といった短所にもなり得るんですね。
慎重すぎる性格が悪い方向に傾くと、行動するにしても
「今はまだその時ではないんじゃ?」
といった具合に、行動することにブレーキがかかってしまうんです。
とはいえ、それだといつまで経っても行動に移せないので「行動力がない人」という評価を受けやすくなります。
2・完璧主義者でいつまで経っても完成しない
2つ目は、完璧主義者でいつまで経っても完成しないタイプ。
完璧主義者の人は何事においても「100点」を追い求める傾向があります。
そして「100点か0点か」で考えがちなので、準備が完璧に整わないと行動に移さないんですね。
そうなると
「これをやるのはまだ早い」
「この記事はまだ100点になっていないから、公開するのは早い」
こんな風に行動しなかったり、行動しても完成しなかったりするんです。
しかし、物事において完璧な状態なんて、そうそう訪れません。
例えば、最終的な目的を達成するためには、途中の小さな目標を達成していく必要がありますよね。
例として上げるなら
「ブログの収益化を目指す」
・とりあえず、まずは記事を100記事ほど書く
「Webライターで稼ぐ」
・クラウドソーシングに登録して、初心者向け案件から始める
「プログラミングで稼ぐ」
・プログラミング言語を習得して、小さい案件を受注する
こんな感じです。
しかし完璧主義者的な考えのままだと、小さい目標を達成するにしても
「まだその時ではない・・」
と、行動に移さずただ考え続ける日々を送ることになるんです。
これでは傍から見たら「行動力がない人」と見られても、仕方ないと思います。
完璧主義者の原因や克服方法について、以下の記事でまとめています。
思い当たる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
3・現状維持を望んでしまう
3つ目は現状維持を望んでしまう点。
人間は基本的に、変化を嫌う生き物で、現状維持を好む傾向があります。
これは人間の本能ともいえる部分ですね。
人間がまだ狩りをして太古の昔、住み慣れた土地を離れて、未開の場所に足を踏み入れるのは大きなリスクを伴いました。
現代のように治安が整っているわけでもなく、場合によっては命の危険すらあった時代です。
そういう経験から、人間のDNAには変化を嫌い、現状維持を好む習性が染み付いたんですね。
そして行動力がない人は、この現状維持を好む習性がかなり強かったりするんです。
今よりもっと成長したい、スキルアップしたいという人の場合。
新しい環境に飛びこんだり勉強したりして、変化を求めて行動していくものです。
しかし、現状維持をを望んでしまう人の場合。
そうしないといけない状態にならない限り、わざわざリスクを背負ってまで行動しようとしません。
今の状態が良好で変える必要がなければ、変わらなくてもいいという考え方ですね。
ただ、結局は行動していないのと同じなので、行動力がない人と見られてしまうわけですね。
4・自分に対する自信がない
4つ目は自分に対する自信がない点。
自分に自信がある人は、自分の直感や判断力を信じてすぐ行動していく傾向が強いですね。
仮に失敗しても、その失敗から改善点を探って、次は失敗しないように行動しようとします。
しかし、自分に自信が全くない人は、自分の直感や判断力を信じることができません。
そうなると、失敗するイメージが頭に浮かんで行動できなくなってしまうんですね。
あと、過去に何か失敗を経験していると、その失敗の怖さが行動を抑制してしまうケースもあります。
自信がない状態が続くと、新しいことにチャレンジする挑戦力もなくなっていきます。
そうなると、余計に行動力が減っていくんですね。
5・失敗することを過度に恐れている
5つ目は失敗することを過度に恐れているケース。
人間は誰だって失敗はしたくないものです。
とはいえ、小さい大きいに関わらず、そういう失敗を繰り返し乗り越えていくことで、成長していくものですよね。
行動力がある人は、まず失敗することを考えません。
最善の結果になるよう、最大限の努力を重ねて行動していきます。
しかし行動力がない人は、やる前から失敗することを過度に恐れている傾向が強いです。
失敗すると「人生が終わってしまう・・!」くらい大げさに考えているともいえます。
言い換えると、常に最悪の事態に備えているという見方もできるかもしれませんが・・
とはいえ、過度に失敗を恐れて結果的に行動しないのでは、現状は何も変わっていかないですよね。
最悪の事態を考えて、備えておくのは悪くないです。
しかし、ただ失敗することを怖がって行動しないとなると、その状態は改善した方がいいと思います。
失敗を怖がっていては何も変わっていきませんし、成長もしていきませんからね。
行動力をつける、高めるための6つの方法
では、行動力をつける、高めるための6つの方法を解説していきます。
1・目的や目標を設定する
2・考える前に行動してしまう
3・小さな失敗と成功を積み重ねる
4・失敗と成功をチェックして、改善していく
5・行動を継続するにはどうしたらいいか考える
6・成長を実感しながら行動を楽しむ
こちらも順番に見ていきましょう。
1・目的や目標を設定する
まずは、あなた自身の目的や目標をちゃんと設定しましょう。
行動力のある人は、自分が何をしたくて何をすべきなのか、行動の指針がはっきりしています。
それに目標や目標を立てずに行動しても、どこに進めばいいか分かりませんからね。
だからまずは、あなたの目的や目標をちゃんと決めていきましょう。
目標を設定する際は『SMART』という考え方に沿うと、設定しやすくなりますよ。
「S」Specific:具体的に
明確で具体的な目標は何か?
「M」Measurable:測定可能
数字でちゃんと計測できるか?
「A」Achievable:達成できるもの
その目標は、今のあなたに達成できるものか?
「R」Result-oriented:関連性
目標を達成した先に何があるのか?
「T」Time-oriented:時間的な制約
その目標達成の期限はどのくらいか?
その目標達成の期限はどのくらいか?
以上の点を考慮しつつ、目標や目的を設定していきましょう。
2・考える前に行動してしまう
行動力がない人は、頭の中で考え込んでしまう傾向が強いです。
考えて考えて考え抜く ⇒ 考えすぎで疲れてしまい行動できなくなる
⇒そんな行動できない自分に自己嫌悪して、また考え込む・・・
こんな感じで、考えすぎの負のスパイラルに落ってる可能性が高いです。
だから、一旦その考えすぎの状態を断ち切ってしまいましょう。
それが考える前に行動してしまう、ですね。
例えばこんな経験ないでしょうか。
仕事や勉強をやる前はとにかく面倒くさくて、やる気が全然湧いてこなかったけど、いざやり始めると1時間とか余裕で過ぎていた。
こういう経験ですね。
人間の脳には「側坐核」と呼ばれる部位があります。
この部位が活性化すると、人間の「やる気」を引き起こす、ドーパミンが分泌されるんですね。
しかし、このの「側坐核」は実際に行動し始めないと活性化しないんです。
つまりうだうだ余計なことを考えずに、とにかくやり始めること。
これが、行動力を高めるのに重要だったりするんですね。
慎重なのは悪いことじゃありませんが、時には何も考えずにやり始めてしまうのが良いこともあります。
行動力を底上げしたいなら、まずは余計なことを考えずにやってしまいましょう。
その後で改善すべき点が出てきたら、その時に対応すればいいんです。
3・小さな失敗と成功を積み重ねる
3つ目は小さな失敗と成功を積み重ねること。
まずさっきも言ったように、人は失敗を恐れる生き物です。
過度に失敗を恐れて新しいことに挑戦せず、現状維持に徹する人もいるかもしれません。
しかし、それだといつまで経っても前に進めません。
なので、まずは小さな失敗を繰り返すこと。
その上で、失敗することは怖くないと知っていく必要があります。
小さな失敗を積み重ねていけば、精神的にタフになっていきます。
そうなれば、仮に大きな失敗をしても復帰しやすくなるでしょう。
ただ、小さな失敗もずっと続くとメンタルに良くないので、小さな成功体験も積み重ねてください。
いきなり大きな成功を追い求めても、リスクを背負うことが多いです。
そこで失敗してしまうと、取り返しがつかないケースになることもあります。
だから、日々小さな成功体験を積み重ねて、自分に自信をつけていきましょう。
小さくても、毎日積み重ねて成功していけば、そこから大きな成功体験を積んでいくこともできます。
時間はかかるかもしれませんが、いきなり大きな成功を追い求めるより、こっちの方がずっと健全ですね。
後々に大きな成果をあげるため、小さな失敗と成功を繰り返していきましょう。
4・失敗と成功をチェックして、改善していく
目標達成のために行動して、小さな失敗や成功を得たら、それらをチェックして改善していきましょう。
失敗したということは、そこから改善できるポイントがあるということ。
まずは
・どうしてその失敗をしたのか?
・その失敗を防ぐにはどうしたらいいのか?
・そこから何を学べるか、今後どう動けばいいのか?
以上のことを考えて、改善ポイントを探っていきましょう。
小さな失敗をしたなら、そこから改善ポイントを探って、正解への道筋を立てていけばいいだけの話ですよね。
あと、小さな成功したら、自分のことをしっかり褒めてあげてください。
そして
・どうして成功できたのか
・大きい成功につなげていくにはどうすべきか
などを記録して、今後の戦略を立てていきましょう。
小さな失敗と成功を、繰り返しチェックして改善していくことで、進むべき道筋が明確になり自信もしっかり身についていきます。
チェックする時は、ノートに書き込んでいくのがおすすめですよ。
あとあと見返せますし、多くの失敗と成功を重ねた証にもなりますからね。
自分の自信を強化して奮い立たせるには、もってこいのアイテムになります。
5・行動を継続するにはどうしたらいいか考える
5つ目は行動を継続するための考え方ですね。
目標を決めて、考える前に行動することを心がける。
そして、小さな失敗と成功を繰り返しつつ、大きな成功に向けて積み重ねていく。
これができていれば、行動力は十分高まっていると思います。
ただ、それをずっと継続していくのが理想ですが、中には挫折して諦めてしまう人もいるんですね。
自分で決めて諦めてしまうなら、まだいい方。
自分でも気づかないうちに挫折していた・・というケースが圧倒的に多かったりします。
そうなってしまうと、結果的に
「やっぱり自分には行動力がないんだ・・」
と、また自己否定して自信を失っていくことになります。
この状態を回避するには、行動を継続するにはどうしたらいいか考えましょう。
例えば、僕のケースですが・・
僕は現在このブログを開設してから、毎日更新を継続しています(現在183日ほど
1日たりとも欠かさず、毎日です。
自分でも割とよく続いているな~と思うんですが(苦笑
どうしてそんなに継続できているのかといえば、以下の点を意識しているからです。
・ブログの優先順位を高めている
・ブログを書く時間を固定化している
・ブログの作業を習慣化している
ひとまず、余計なことを考えずにブログを書くことを優先しているんですね。
始めた頃はブログのブランクが1年ほどあったので、勘を取り戻すのになかなか苦労しましたが・・・
それも1ヶ月が経過したあたりでちょっと楽になり。
3ヶ月、半年と経過した今では、ブログを書かないと落ち着かない状態になりました(苦笑
これはブログに限った話ではなく、物事の優先順位を高めて習慣化できれば、継続性は身につくと思います。
以下に習慣化のコツについて書いているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
⇒⇒⇒ブログ初心者がブログを継続する8つのコツ・これで習慣化できます
⇒⇒⇒ブログを毎日更新する9つのコツ・100日継続した僕が続けるコツを伝えます
6・成長を実感しながら行動を楽しむ
6つ目は成長を実感しながら、行動を楽しむこと。
目的を決めて日々の小さな目標をこなしつつ、コツコツ継続していく。
これが出来るようになると、行動力は飛躍的に高まっていくようになります。
ただ、最終的な目的にばかり目を向けていると、そこにたどり着くまでの道のりが遠く見えて、心が折れてしまうこともあります。
それだと、せっかく行動力を高めたのに、人生がどこかつまらないものになってしまうんですね。
なので、目的地をちゃんと設定しつつ、日々ちょっとずつ成長している部分に目を向けるようにしましょう。
行動しなければ何も変わりませんが、目的地に向かって行動を続けているなら、必ずその場所にたどり着けるはず。
今は遠く見えても、着実にちょっとずつ成長しているんです。
あと、今はなかなか伸びなくても、成長が遅い時期が長いほどに、後半で一気に伸びていく可能性が高かったりします。
イメージ的には以下の図の通りですね。
なので、決して焦る必要はありません。
なかなか成長しない、伸びないからといって諦めてしまっては、そこで全部終わってしまいます。
この成長しない、伸びない期間でも、小さな成長を実感しながら行動することを楽しんでいく。
そういう考え方でいった方が、きっとうまくいきますよ。
目的達成のためにあまり思いつめすぎず、かといってダラケすぎず。
日々の小さな成長を実感しながら、前へ進んでいきましょう。
今回のまとめです
というわけで今回は、行動力ない人向けに。
行動力がない人の特徴や、行動力をつける、高めるための方法について解説していきました。
改めて内容をおさらいしますと、行動力がない人の特徴は以下の5つ。
1・慎重すぎて行動に移せない
2・完璧主義者でいつまで経っても完成しない
3・現状維持を望んでしまう
4・自分に対する自信がない
5・失敗することを過度に恐れている
行動力を高めるための方法は以下の6つでした。
1・目的や目標を設定する
2・考える前に行動してしまう
3・小さな失敗と成功を積み重ねる
4・失敗と成功をチェックして、改善していく
5・行動を継続するにはどうしたらいいか考える
6・成長を実感しながら行動を楽しむ
ここまで読めたということは、あなたには十分行動力が備わっているかなと思います。
この記事を読み切ったという行動は、小さな行動かもしれません。
しかし、そういう小さな成功体験を積み重ねて、あなたの自信に変換していけば、徐々に行動力がついていくはずです。
失敗や成功を繰り返しつつ、人生をより豊かにするため行動力を高めていきましょう。