どうも~こんにちは、サケです。
この記事を開いたあなたは、こんなことで悩んでいないでしょうか?
「考えすぎる性格をなんとかしたい」
「頭の中でゴチャゴチャ考えすぎて、行動したいのになんか動けない・・」
行動したい気持ちはあるはずなのに、つい頭の中で色々考えてしまっていまいち行動に踏み切れない・・
その気持ち、すっごくよく分かります。
何故なら、僕もこのブログを開設する1ヶ月位前までは、考えすぎて行動できていなかったからなんです。
でも、そこから考えすぎる性格なんだってことを認識して、また改めてブログを始められるようになりました。
今は日々やるべきことを決めて、1つ1つの目標を達成しながら、ちょっとずつ進んでいる状態です。
ということで今回は、考えすぎて行動できない人へ。
考えすぎて行動できない理由や、考えすぎる性格の改善ポイントなどを解説していきます。
今回の記事を読み進めることで、考えすぎる性格を改善して行動できるようになっていきますよ。
どうぞ是非読んでいってください。
考えすぎて行動できない4つの理由
まず最初に、考えすぎて行動できないのはどうしてなのか?
4つの理由から解説していきますね。
1・先に失敗するリスクを考えてしまうから
2・心の底では「変わること」を恐れているから
3・自分でやれない理由を作り出しているから
4・完璧主義な性格をしているから
はい、順番に見ていきましょう。
1・先に失敗するリスクを考えてしまうから
まず先に失敗するリスクを考えてしまうから、という点。
これは考えて行動できない、身動きが取れなくなる理由の大半を占めるとも言われています。
「失敗したらどうしよう」
「失敗して余計に傷ついてしまったらどうしよう」
「失敗して周りから馬鹿にされたらもう立ち直れない・・」
こんな具合に失敗した後のことを頭の中で想像して、その不安が大きくなって行動できなくなってしまうんですね。
ちなみに失敗を恐れる理由を示す実験が、スタンフォード大学の心理学者、キャロル・ドゥエック氏のもと行われています。
実験内容は、とある学校のクラスに言語を使わない比較的簡単なパズルを与えるというもの。
そしてテスト終了後、研究者たちは生徒たちを完結な言葉で褒めたといいます。
ここからが重要なのですが
・半分の生徒には「一生懸命やってえらいね」と、努力したことを褒めました
・もう半分の生徒には「君は頭がいいんだね」と、知性や頭の良さを褒めました
その後、先ほどの生徒たちに簡単なテストと、難しいテストを与えたところ・・・
・努力を褒められた生徒は、90%近くが難しいパズルを選択
・知性を褒められた生徒は、ほとんどが簡単なパズルを選択
このような結果になったといいます。
要するに、いい結果を出したことを評価されると、新しいことにチャレンジするのは避けたい心理が働くんですね。
新しいことにチャレンジしたら、いい結果が出るかどうか分からない。
つまり、失敗するリスクを恐れてしまうというわけです。
なかなか興味深い実験だと思います。
2・心の底では「変わること」を恐れているから
2つ目は心の底では変わることを恐れているという点。
人は現状を変えたいと表面的に思っていても、心の奥底・・・つまり、潜在意識下では変わりたくないと思っているものといいます。
今の状態を心地よく思っている、と言い換えてもいいでしょう。
人は本能的に「変化」を恐れる傾向があるといいます。
これは「現状維持バイアス」といいまして、大きな変化やよく分からないものは避けて、今の状態を維持しようとする心理作用を指します。
今の状況を変えるということは、そこには必ず「変化」が生じますよね。
変化が起きれば状況や物事がいい方向に変わっていくかもしれませんが、同時に悪い方向に傾く可能性だってあります。
仮に悪い方向に傾いてしまったとして、その時の状況をリアルに想像してしまうんです。
これは先ほど言った失敗するリスクを恐れる、という部分に通じますね。
加えて、人には「損失回避の心理」というものもあります。
これは、新しいものや状況を得る幸せより、持っていたものを失って味わう苦痛の方大きく感じるというもの。
この心理作用が働くことで、現状維持バイアスが強くなって行動を起こしにくくしているんです。
3・自分でやれない理由を作り出しているから
3つ目が自分でやれない理由を作り出している点。
例えば、仮に本業があって副業に取り組んでいるサラリーマンの人がいるとします。
この人は本業があるので、副業は帰宅してからやらないといけません。
帰宅してから副業に使える時間は、だいたい4~5時間ほどで、使える時間は一応あります。
けれど、だいたい決まって
「今日はちょっと疲れたし、明日の仕事も忙しいから、副業は明日にしよう」
「本業を頑張っているんだから、今日は自分のご褒美にお酒飲んじゃおう」
「寝坊したらまずいから、早めに寝てしまおう」
こんな感じで、副業をやらない理由を作っていつまで経っても行動に移さない・・
これでは副業で成果を出すなんて、無理な話ですよね。
これは要するに「意識して取り組めば出来るはずなのに、そこまで苦労してやる必要はない」
こんな心理が働いているということ。
人は基本的に怠けたい心理を持っています。
そして、楽をするために自分でやれない理由を作り出してしまうものなんですね。
自分でやれない理由を作って、そこで自分は悪くないと正当化して、考えに矛盾が出ないよう捻じ曲げてしまうんです。
4・完璧主義な性格をしているから
あとは完璧主義な性格も、行動できない理由にあたりますね。
物事をよく考えて、慎重に計画を立ててベストな選択をしようとする。
これは完璧主義者な人によく見られる傾向です。
ただ、完璧主義者な人は準備がしっかり完璧に済んでからでないと、いつまで経っても準備をし続けます。
例えば、あなたの周りにこんな人はいないでしょうか?
「ダイエットして痩せる!」と言っているけど、健康器具を買ったりして行動しない人
「転職して違う会社に移る」と言っているけど、転職サイトを眺めるだけで行動しない人
「独立して起業する」と言っているけど、情報収集だけで行動しない人
そういう下準備だけずっと進めていて、実際の行動をしていない人達。
こういう人達も、おそらく自覚していないでしょうけど、完璧主義者な性格だと考えられます。
無策で突き進んでいくのはただの無謀なので、そういう無謀な人よりはマシかなと思うんですが・・・
けれど、あまりに慎重になりすぎて歩みが止まってしまっていては、それも本末転倒じゃないでしょうか?
考えすぎる性格を改善する7つのポイント
では考えすぎる性格を改善するポイントについて解説していきましょう。
主なポイントは次の7つです。
1・とりあえず、考えすぎている内容を紙に書き出す
2・「悩んでいる」と「考えている」をちゃんと区切る
3・失敗することを恐れない
4・考える時間と期限をきめてしまう
5・物事に完璧なんてないと知る
6・行動しないといけない状況を意図的に作る
7・体と心を休める
こちらも順番に解説していきますね。
1・とりあえず、考えすぎている内容を紙に書き出す
頭の中で考えすぎている時を思い出してみて欲しいんですけど、だいたい
「変わることのリスク」
「目に見えない不安や恐怖心、心配事」
こういうことを考えすぎて、頭の中でこねくり回していないでしょうか?
考えすぎる人は、こういう目に見えない不安や恐怖心を、頭の中でパン生地のようにこねて大きくしていくんですね。
これを「イースト効果」と呼ぶそうです。
このイースト効果を断ち切って、膨らんでいる不安をなくすのに効果的なのが「紙に書き出す」という行動です。
まず一度、自分が頭の中で不安や恐怖心をこねくり回している事を認識すること。
そして、一旦考えるのをやめて集中できる環境で、紙とノートなどを用意して紙に書き出してみてください。
以下の質問に答えていくと書きやすいかと思います。
・あなたの不安や恐怖心、心配に思っていることはなんでしょうか?
・どうしてそれを不安に思うのでしょうか?
・仮にその不安や心配事が起きたら、どんな悪いことが起こりますか?
・その悪いことはあなたにとって、あなたが想像する最悪な状況と比べてどうですか?
こんな感じで、目に見えない不安や恐怖心を目に見える状態にしていくんです。
目に見える状態にすることで、何に対して不安や恐怖心を抱いていたのか分かりますし、対策も取りやすくなります。
実際書き出していると、思った以上に不安や心配事の数って少なかったりするんですよね。
ひとまず「紙に書き出す」のは、おすすめしておきます。
2・「悩んでいる」と「考えている」をちゃんと区切る
悩んで状態と考えている状態を、ごちゃまぜに考えていないでしょうか。
この2つは明確に違っていまして
・考えても具体的な答えが出てこないのは「悩んでいる」状態
・考えて解決方法が見つかるのは「考えている」状態
例に挙げるなら
「先輩に怒られたら嫌だな、キツく言われたらどうしよう・・」
「失敗したら余計に傷つく・・上手くいなかったらどうしよう」
これは、いくら考えて答えが出てこないので、悩んでいる状態ですね。
そして
「先輩や上司に認めてもらうにはどうしたらいいだろう、何かいい案はないかな?」
「理想的な成果を出すには、上手くいくにはどんな方法があるかな?」
これは、考えた先に答えがありそうなので、考えている状態となります。
自分が今どんなことを考えていて、それが「悩んでいる」のか「考えている」のか。
どちらに傾いているのか認識してみましょう。
そして悩んでいる状態にあるなら、そこから脱して「考えている」状態に徐々にシフトしていくんです。
悩んでいるなら考えている状態に切り替えていく。
そして、考えている状態ならそこから優先順位を高めたり、時間を決めるなどして行動に移す。
ここを意識的に取り組むだけでも、かなり違ってくるはずです。
3・失敗することを恐れない
理想的な未来を手に入れたり望んだ成功を手にするためには、しっかり計画を立てて考えていくことも重要です。
とはいえ、計画を立てている状態から抜け出せず、失敗を恐れていては先に進めませんよね。
失敗を恐れない人の心理を調べてみると、失敗そのものも「人生の経験」として捉えているといいます。
仮に失敗したとしてもネガティブな気持ちに支配されず
「その失敗から学ぶことが出来た」
というポジティブな考え方をしているんですね。
現在成功している人だって、最初から全部上手くいっていたのかといえば・・そんなわけないですよね。
誰でも少なからず、失敗の1つや2つはしているものです。
僕だって2013年頃からブログを始めましたけど、当初はブログの知識なんて全くありませんでした。
丹精込めて作ったブログは、収益化できたと同時に圏外に飛ばされたりもしました(合計5個
正直諦めようかとも思いましたけど・・それでも失敗することを恐れずに進んで、大きな実績を残すことも出来ました
(月間140万PV、ブログの収益化で月88万達成など)
その時の失敗から「読者さんの役に立つ情報を提供する」ことの重要性を、学ぶことも出来ましたね。
だから、失敗することを恐れずに「全部自分の経験になる」と考えると、少し見方が変わるんじゃないかと思います。
4・考える時間と期限を決めてしまう
考えすぎてしまう人の場合、いつまで経っても考え込んでいる傾向が強いです。
とはいえ、頭の中で考える行為って、やろうと思えば何時間でも考えていられますよね。
しかし、考え続けるのも疲れますから、そこでエネルギーを消耗して肝心の行動に移せない・・・
これだと、いつ行動に移せるのか分かりませんよね。
だから、予め「考える時間と期限を決める」のがおすすめです。
1日の時間のうちに、考え込む時間を前もって決めてしまうんですね。
例えば
「夕飯を済ませた後の30分考えたら、行動しよう」
「お風呂に入った後の1時間考えて答えが出なかったら、友人にアドバイスを求めよう」
と、こんな具合に時間と期限を決めてしまうんです。
最初のうちは、行動の切り替えがうまくいかないかもしれません。
しかし時間と期限を決めて行動できるようになれば、それが習慣化して行動の切り替えもうまくなっていきますよ。
5・物事に完璧なんてないと知る
人や物事に、完璧なんてものはありません。
仮に、自分では完璧な戦略を考えることが出来た!と思っても、実際にやってみたら上手くいかなかった・・ということもありますし。
全ての人に好かれようと思って完璧な性格になろうとしても、性格の好き嫌いは十人十色なので、全ての人に好かれるとか無理な話ですよね。
だから、世の中に完璧人とか、完璧な物事なんてものはないと知りましょう。
頭の中で完璧なものを求めるくらいなら
「実際に動いて実践して、トライ・アンド・エラーを繰り返して、最良な方法を探ること」
こっちの方が、よほど重要な考え方かなと思います。
6・行動しないといけない状況を意図的に作る
いかんせん。いまいち行動できない・・・
こういう人は、行動しないといけない状況を意図的に作るのもいいかなと思います。
追い詰められた状況にならないと、なかなか行動できない人っていますよね。
分かりやすいのが、夏休みの宿題を8月31日の最終日に、泣きながら一気にやったタイプの人とか。
こういう人は追い込まれた状況でないと、なかなか行動しづらいといえます。
ただ、思い返してもらいたいんですけど、追い込まれた状況で考え込む余裕って・・あったでしょうか?
例えば
・大量の課題の締切りに追われていて、一心不乱に課題を片付けている状況とか
・財布に1円も入っておらず、食費を稼ぐためにバイトを一生懸命頑張っている時間とか
・起きたら会社に間に合うかどうかのギリギリの時間で、遅刻しないよう走っている最中とか
こういう追い込まれている状況って、考える余裕なんてありませんよね?
だからこそ、行動しないといけない状況を自分から作ってしまうんです。
ブログで成功したいなら、月謝制のコミュニティに入って強制的に作業する環境に身を置いてみるとか。
英語を習得したいなら、独学じゃなくてオンラインで学べる月謝制に加入するとか。
これなら、行動しないと毎月の月謝が無駄になるので、行動しやすくなると思います。
なので、行動しないといけない環境を、意図的に作ってしまうのも効果的ですよ。
7・体と心を休める
普段から考え込みすぎていると、体と心にいらないストレスを抱え込んでしまうもの。
その期間が長ければ長いほど、心理的なストレスは大きくなっていきます。
考えすぎる状態が習慣化している人は、頭の中がゴチャゴチャしていて、自分でどうしたらいいか分からなくなっている傾向が強いです。
そういう人はだいたい、肉体的にも精神的にも弱っていたりします。
なので、まずは意図的に体と心を休めてみてください。
朝食をしっかり食べて、適度に運動して汗を流して、お気に入りのBGMを流しながら読書を楽しんだり。
体を動かしていた方が気が晴れるという方は、アウドドアを楽しむのもいいかなと思います。
それぞれの性格や趣向に合わせて、体と心を休めてみてください。
そうすることで、前向きに考えるための土台が形成されていきますよ。
最初の一歩を踏み出すことが大事
「考えすぎて行動出来てないな・・」
と感じたら、最初の一歩を踏み出すことが大事かなーと僕は思います。
最初の一歩を踏み出してちょっとやり始めてみると、意外と最後までやり切っていることが多かったりするんですね。
例えば僕の場合ですが
・ブログの記事を、最初の5分だけ・・と考えて書き始める
・腹筋や腕立てを、1回でもやってみる
・動画のスライドをちょっと作り始めてみる
・キーワード選定をちょっと調べ始めてみる
こんな具合に最初の一歩というか、ほんのちょっと作業をし始めてしまうんです。
それで、不思議なんですけど・・・
やり始めてみると、最後までやり切ってしまっていることが多いんですよね。
この最初の一歩を踏み出す時のコツですが「余計なことを考えない」でしょうか。
行動しづらいのは、頭の中で余計な考えが出てきてしまうから。
だから、意図的に最初の一歩を踏み出すまでは、思考をシャットアウトしてしまうんです。
そして最初の一歩を踏み出せたら、あとはその行動をやりきることに集中するだけです。
最初の一歩を踏み出すこと、ここを意識してみてください。
今回のまとめです
はい、ということで今回は考えすぎて行動できない人や、考えすぎる性格を改善するポイントについて解説していきました。
考えすぎる性格を改善するポイントを、改めておさらいすると
1・とりあえず、考えすぎている内容を紙に書き出す
2・「悩んでいる」と「考えている」をちゃんと区切る
3・失敗することを恐れない
4・考える時間と期限をきめてしまう
5・物事に完璧なんてないと知る
6・行動しないといけない状況を意図的に作る
7・体と心を休める
という内容でしたね。
何も考えずに無策に突進していくのは良くないですが、考えすぎて行動できないも良くないです。
人生にはタイムリミットがあって、考えすぎている時間が長くなるほどリミットが近づいてきてしまいます。
すぐに変わるのは難しいかもしれませんが、今回の内容を参考にしていけば、行動できるようになっていくはずです。
限りある人生を理想的なものにしていくため、考えすぎる性格を改善していきましょう。
というわけで、今回の内容は以上となります。
では、また次回お会いしましょう~。