どうも~こんにちは、サケです。
人生生きていれば、悩みの1つや2つや3つくらいは出てくるもの。
それは仕事上でのトラブルとか、人間関係がうまくいっていないとか、お金のこととか。
あらゆる場面で「悩み」と向き合うことになりますよね。
ただ悩みにも種類があって、すぐに解決できるものもあれば。
ずっと悩み続けて、頭の中にモヤモヤしたものがずっと残ってしまうことも。
そういった頭の中に長く残っている悩みほど
「悩みを早く解消したいけど、どうしたらいいか分からない・・・」
こういう状況に陥りやすくなります。
悩んでいる時間ってネガティブになりやすいので、その時間を多く過ごすほど精神的に病みやすくなるので、なんとかしたいところですよね。
今回はそんな「悩み」について、ずっと解決できない悩み事を解消する方法について、お届けてしていこうと思います。
そもそも「悩んでいる」とはどういう状態?
まず「悩んでいる」とは、そもそもどういう状態なんでしょうか?
悩んでいるというのは、
・訳も分からずなんだか苦しい
・頭と胸の内側がモヤモヤしている
・答えが出ない状況を自分で作っている
・頭の中でずっと思考がグルグル回っている
主にこういった状態を指します。
あとは、自分の思い描いている理想的な未来と、現在の自分の状況に差を感じてしまい、そのギャップに苦しんでしまうとか。
これも悩んでいる状況と言えます。
それで、先に結論から言ってしまうんですけど
「悩みは解決していくことが出来るし、成長していくサインでもある」
ってことなんですね。
悩んでいる状態というのは、よく「バネ」で例えられます。
上から悩みの種とかストレスなど加わると変形して凹みますけど、その間押し戻そうとする力を蓄えているんですよね。
そして加わっている力がなくなると、力が一気に開放されてその瞬間ものすごいパワーが生まれます。
これは考えようによっては、悩みとは成長するためのサインであり、人生をよりよくするきっかけにもなる。
そう捉えることも出来ます
では、悩みをどう向き合って、捉えていけばいいんでしょうか?
悩みは解決方法がある
まずさきほど言ったように、悩みは解決出来るということ。
自分が悩みの中にいると、不安や恐れ、自信の無さや苛立ち、怒りや悲しみ。
そういったネガティブな感情に囚われやすくなるので、解決策がないように感じてしまいます。
けれど、多くの悩みというのは「以下の2つ」が大半になっていると言われています。
・解決策はあるはずなんだけど、まだどう動いていけばいいか分からない状態
・具体的にどう行動すればいいか分かっているけど、最初の一歩が踏み出せない状態
だいたい悩んでいる人の大半は、こういった状態で同じところをグルグル回っている。
もしくは同じことをずっと考えているんですね。
だから、解決策が分からない場合はまず調べてみて、解決法を学んでみること。
そして、具体的な解決法が分かったら、勇気を振り絞って最初の一歩を踏み出していくこと。
このあたりを意識的に考えて、実践していきましょう。
悩みは成長していくサインでもある
悩んでいる時って苦しく、ものすごいストレスを感じますから、なるべく悩みたくないもの。
しかしそれは「あなたがより良い方向に成長していくサイン」でもあります。
そもそもどうして悩むのかといえば。
さっきも書いたように、理想的な未来と現在の自分の状況とに差を感じて、その差に苦しんでしまうから。
それなら、その差を埋めるために、理想的な未来を手に入れるために努力していけば、その悩みは解消されますよね。
そしてその悩みが解消された時、あなたは理想的な未来を手に入れているはずなんです。
だから、悩みを抱えている状態は、あなたの人生を理想的な未来にしていくためのサインでもある。
そう考えていいんじゃないかと、僕は思います。
悩んでいる状況下で、ちょっとでも
・より成長していきたい
・今の自分から変わりたい
・もっと理想的な未来に近づきたい
・今より幸せな生活を手に入れたい
・自分はもっと変わっていけるはずだ
このように考えているなら
「その悩みは、あなたをより成長させるために立ちはだかっている」
こう考えてみると、ちょっと悩みに対する考え方が変わるんじゃないでしょうか。
ちなみに、悩みも何もない状態。
これって一見自由なように見えますけど、何の負荷もかかっていないので、何かを鍛えられるわけでもなければ、何かを得られるわけでもありません。
だから、成長する機会を逃している、とも取れるんですね。
悩みを肯定的に捉えられるようになると、考え方がいい方向に進みますよ。
ちなみに「悩み」と「不安」は別物です
ちなみに、よくごちゃまぜな状態で考える人が多いですが「悩み」と「不安」は別物です。
例えば「悩み」と「不安」の一例を見てみると
「悩み」
職場の人とうまくコミュニケーションが取れなくて、どう接したらいいか分からない
「不安」
リモートワークを始めたけど、今後どういう働き方になっていくのか、分からない
一見似ているようですけど、明確な違いがありまして。
さきほど悩みには解決方法があると書きましたけど、不安には解決方法が無いんですね。
不安を感じている時は答えの出ない問題に対して
「こうなったらどうしよう」
「ああなったらどうしよう」
こんな感じに、グルグルと頭の中で同じことを考え続けているんです。
同じことをグルグル考えているから、考えがどんどん煮詰まっていく。
煮詰まっていることに気づかず、それでも更に考えて煮詰めていくから、頭の中が煮詰まったスープみたいにドロドロな状態になっているんですね。
不安というのは、実際にその時が来ないと対処のしようがないんです。
だから、なるべく体を動かしたり趣味に打ち込んだりして、考えないようにすると気持ちが落ち着きますよ。
悩み事を解消する効果的な7つの方法
ちょっと前置きが長くなりましたね。
では、解決できない悩み事を解消するための、7つの方法を紹介していきます。
1・悩んでいる自分を冷静に見つめてみる
2・悩む時間を決めてしまう
3・悩みを具体的に言語化する
4・理想的な未来を思い描く
5・最悪な状態も描いてみる
6・悩み事を分類して整理する
7・解決できそうな悩みから解消していく
1つずつ見ていきましょう。
1・悩んでいる自分を冷静に見つめてみる
まず今のあなたの状況を、冷静に見つめ直してみましょう。
自分では悩んでいると思っていなくても、傍から見たら悩んでいる状態になっていた。
そういうこともありますからね。
悩んでいるかどうかの判断基準としては
「10分~20分程度考えて続けて、何をどうすればいいか解決策が全く思いつかない」
こういう状態になっていたら、あなたは悩んでいる状態になっているかと思います。
悩んでいるかどうかに気づかないと、次の対策を打ちづらくなります。
だから、ひとまずちょっと時間を取って、今のあなた自身を冷静に見つめ直してみましょう。
2・悩む時間を決めてしまう
次に悩む時間を決めてしまうという事。
「あーでもない、こーでもない」と悩み続けていると辛いものですが、そうして悩んでいるとあっという間に時間は過ぎていってしまうものです。
僕も以前「何がしたいか分からない状態」に陥っていた期間がありまして・・
その期間は「自分のやりたいことってなんだろう?」
こんなことをずっと考え続けていたんですけど、グルグル考えていくと、ただ考えていただけで数時間とか余裕で経過しちゃうんですよね。
今思うと、全くもって
「時間の無駄・・!!!!」
と、過去の自分員向けて声を大にして伝えたい。。
・・・いや、時間の無駄はちょっと言い過ぎですけど、それでもやっぱり悩んでいた時間はもったいなかったかな、と思います。
だから今あなたが、何かしら悩んでいると自覚できたなら「悩む時間を決めてしまう」
ここを意識してみてください。
1日のうちに「15分」とか「30分」とか。
悩んでいる事柄が分かったら、その事について徹底的に考えて「悩みまくる」んです。
ポイントなのは、ご飯を食べている時とか、お風呂に入っている時とか、通勤中とか。
そういう風に何かをしながら悩むんじゃなくて「悩むための時間」を予め作ってしまうということ。
悩むための時間を区切ることで、1日のうちの他の時間を悩みに使うことが少なくなっていきます。
3・悩みを具体的に言語化する
次におすすめなのが「悩みを具体的に言語化する」こと。
これは頭の中で悩んでいることを目に見える状態にすることで、より客観的に悩みを分析出来るようになります。
目に見える状態にすれば
・悩みに対して今抱えている課題が明らかになる
・どうすれば解決できるのか、改善策が見つかりやすくなる
・具体的にどう行動していけばいいか、分かりやすくなる
こういった効果が期待できます。
悩みを頭の中で留めていては、何が問題になっていて悩んでいるのか。
そこを特定することが出来ないので、悩みが長期化しやすいんですよね。
だから、紙やノートなどに書き出して目に見える状態にすること。
そこから悩みを分析していくこと。
これがなかなか効果的というわけなんですね。
書き出す内容は
・今まさにどんな事で悩んでいるのか
・悩んでいて、どんな嫌な思いを感じているか
・ついつい考えてしまうことは何か
・心配に思っていることは何か
などなど。
今のあなたの生活の中で、心の負担になっていると思われるものを、どんどん書き出してみてください。
ちなみに、ノートに日付を付けて書き出していくと、過去の自分がどんな事で悩んでいたのか?
現在の自分と比較して考えられるので、ノートに書いていくことをおすすめしたいですね。
4・理想的な未来を思い描く
悩みをノートに書き出して見える状態にしたら、次にあなたにとっての理想的な未来を思い描いてみてください。
悩んでいる状態って気持ちがネガティブに傾きがちで、長期間悩んでいた場合はその傾向がより強くなります。
だから、気持ちがより落ち込んでいる可能性が高いんですね。
そういった心理状態では、また悩みに囚われてグルグル考え込んでしまうかもしれません。
なので、まずは心理状態を前向きにするために、理想的な未来を書いていきましょう。
・あなたが欲しいライフスタイル
・あなたが実現したいと思っている夢
・どこに住んでいて、どんな人と仕事をしているか
・年収はこれくらいあって、お金に不自由していない生活
・毎日充実していて、笑顔の絶えない毎日を送っている自分の姿
などなど、あなたの夢や理想の未来をどんどん書き出してみてください。
脳みそって不思議なもので、望んでいる状態を鮮明にイメージしていくと、無意識にそっちの方に向かっていくんですね。
もちろん、そこから何もしなければ実現はしませんが、少なくとも行動の指針や目標にはなるはず。
本当に欲しい理想的な未来を描いていくと、心理状態が前向きになっていくので、動きやすくなっていきますよ。
5・最悪な状態も描いてみる
あと、最高の状態を思い描いたら、最悪な状態もイメージしてみてください。
これは、自分が思っている最悪な状態も、見返してみると大したことないと自覚するためのステップになります。
例えば、最悪な状態が
「事業に失敗して、無職同然な状態になってしまったこと」
だとしましょう。
これは客観的に見ていくと
「事業に失敗したとしても、死ぬわけじゃない。諦めなけれな、また次があるはず」
「この失敗をバネにして、次はもっといい方向に進んでいこう」
といった具合に、最悪な状態でも考えようによっては、プラスな考え方をすることが出来ます。
最悪な状態を思い描いて、それが思っていたより大したことないと思えれば、フットワークも軽くなりますよね。
変に考えすぎて身動きが取れなくなるよりは、最悪な状態を描いてそれを受け入れていくこと。
こういう考え方でいると、より良い方向に進んでいきますよ。
6・悩み事を分類して整理する
それぞれ悩み事を書き出していったら、次は「分類」して整理していきましょう。
それぞれの分類先としては
・もうすぐにでも解決したい悩み
・誰かを頼ったり、時間の経過で解決する悩み
・今考えても答えは出なそうな悩み(不安)
分類していくイメージは今の表みたいな書き方で大丈夫です。
もうすぐにでも解決したい悩み | 誰かを頼ったり、時間の経過で解決する悩み | 今考えても答えは出なそうな悩み(不安) |
・人とうまく話せない
・今の仕事を辞めたい ・給料が低い ・満員電車のストレス |
・痩せたいのに痩せない
・子育てが大変 ・家事全般 |
・老後の生活
・年金をちゃんともらえるのか ・将来のお金への不安 |
それぞれの悩みをカテゴリーごとに分類していくことで、それぞれの悩みへの対処法が明らかになっていきます。
ちなみに「今考えても答えは出なそうな悩み」
これは、考えても今は答えが出ないんですから「不安」と同等ですね。
ここに分類されたもの関しては、ひとまず考えないようにするのが得策です。
7・解決できそうな悩みから解消していく
それで、最後は解決できそうな悩みから解消していくこと。
ここでやっていくのは「もうすぐにでも解決したい悩み」の部分。
ここに分類された悩みに対して
・どうすれば解決できるのか
・どうすれば自分へのストレスや負担が減らせるか
その改善策をしっかり考えていきましょう。
ここまでくると
「ただ悩んでいた状態」から「悩みを解決するために、具体的にどうすればいいか考える」
このようにステップが変わっていくので、あとは考えた策を実行に移して悩みを解消していくだけです。
解決できた悩みは、こんな具合に、どんどん横線などで消していきましょう。
もうすぐにでも解決したい悩み | 誰かを頼ったり、時間の経過で解決する悩み | 今考えても答えは出なそうな悩み(不安) |
・今の仕事を辞めたい ・給料が低い
|
・痩せたいのに痩せない
・子育てが大変
|
・老後の生活
・年金をちゃんともらえるのか ・将来のお金への不安 |
悩みを1つずつ解消できていると目で確認できるので、悩み解消のモチベーションが下がりにくくなりますよ。
今回のまとめです
はい、ということで今回は解決できない悩み事を解消するための、効果的な方法について紹介していきました。
今回のポイントをおさらいしていきますと
1・悩んでいる自分を冷静に見つめてみる
2・悩む時間を決めてしまう
3・悩みを具体的に言語化する
4・理想的な未来を思い描く
5・最悪な状態も描いてみる
6・悩み事を分類して整理する
7・解決できそうな悩みから解消していく
ということでした。
特に3つ目の「悩みを具体的に言語化する」
6つ目の「悩み事を分類して整理する」
ここをやっていくと、頭や胸のうちにかかっていたモヤモヤが目に見えてスッキリしていきます。
僕も「自分が何をしたいのか分からない」状態になっていた時は、悩んでいる点や問題点などをノートに書き出していったものです。
ノートに書き出すことで、自分を客観的に見つめ直せるので、本当おすすめの方法ですよ。
ぜひ、あなたが抱えている悩みと向き合っていくこと。
そして、理想的な未来に進んでいくために、行動を起こしてみてくださいね。
ではでは、また次回お会いしましょう。