どうもこんにちは、サケです。
今回は「自信」について、ですね。
自信というのは目に見えずなんともあやふやな物ですけど、この自信がない時って自分のあり方が弱くなりがちになります。
自分に自信がないと、新しい世界に踏み出したい気持ちはあるのにそれが出来ない。
自分のスキルや経験を活かして、それを仕事にしていきたいけれど、自信がないから自分には無理だ・・・
そういう悩みを抱え込んでいる方、いると思うんですよね。
僕もこの記事を書いている1ヶ月前あたりまで、進む方向に迷いに迷って自分に対する自信を失っていました。
それでもあれこれ色んな方法を試してみて
「マイナスになっていた自信がちょっとプラスになってきたかな?」
そう思えるようになってきました。
今回の記事では、自信ってそもそも何なのか。
失った自信を回復させるための考え方や方法などについて、僕の考えも交えつつ紹介していきたいと思います。
自分に自信がないというけど、自信ってそもそも何?
まず自分に対する自信とか、自分に自信がないと言いますけど、この「自信」とはそもそも何なんでしょうか。
自信という単語はそのまま「自分を信じる」と書いて「自信」と読みますよね。
つまり、そこで焦点が当たるのは自分であり、この場合の自分とは「あなた自身」となります。
周囲の意見とか、周りの人たちからの評価とか、そういうものは一切関係ありません。
周りの人と比べて自分はダメなやつだ、能力で劣っているんだ。
だから「私には自信がないんだ」と、そう判断してしまう人がいますが、この際周りの人たちの事は一旦横に置いておきましょう。
ここでG・リチャード・シェル氏の著書である「Springboard」を紹介しておきますが・・・
この本の中で、リチャード氏は自分に対する自信は2つの構成要素によって出来ていると解説しています。
その2つとは
●生まれ持った性格や考え方をもって、自分の価値を感じること
●後天的に身に着けた能力によって、自分の価値を感じること
ここでも焦点が当たっているのは自分自身であり、周りの評価などは一切関係ありません。
つまり自信とは、周囲の評価とか意見に振り回されず、自分の事をちゃんと評価できる状態。
自分に対して大丈夫、自分ならやれるといった前向きな精神状態でいる事だと言えるんですね。
自信がない状態を生み出しているのは「あなたの判断」
でも自信がない人は基本的に、周りの人の評価や意見を気にして比べてしまう傾向があります。
先輩や上司と比べて自分は能力が劣っているから、要領が悪いから、才能がないから、頭が悪いから・・・
そんな具合に周りと比べて自分の脳力を過小評価していくと、どんどん自分に対しての自信を失っていってしまいます。
そしてこの自信がない状態を生み出しているのは、外でもないあなた自身の判断という事をまず知っておきましょう。
周囲の人たちと自分とを比較した時、そこで自分の事をダメなやつと感じるか。
はたまた自分もまだまだ捨てたものじゃないし、自分は出来るやつだと感じるか。
その判断基準は、結局のところ自分で設定していますよね?
つまり、自分を持つか持たないか。
そこを判断しているのは「あなた自身」という事になるんですね。
世の中には傍目から見て、ものすごい能力や才能を持っているはずなのに
「いやいやいや、私って本当、要領悪くて・・」と自分のことを過小評価している人とか。
逆に特に実績もなにも持っていない人が
「自分なら絶対できる!大丈夫!」と根拠のない自信に、満ち溢れている人もいるわけです。
その基準は結局のところ、その人達自身の判断基準によるんですね。
なので、自分に自身がない状態を生み出しているのは、他ならない自分自身。
あなたの判断である事を知っておきましょう。
日本人は自分に自信がない人が多いというデータが・・
ちなみにですが、以前に内閣府が7カ国を対象に「自分自身に満足しているか?」というアンケート調査を実施したそうなのですが・・
下の図を見てもらうと一目瞭然ですけど、日本人の「自分自身に対しての満足度は45.8%」とだいぶ低い数値になっています。
ちょっと乱暴ですけど、日本人の2人に1人以上が自分に自身を持てていない訳です。
この結果を見てみると、自分に自信がなくて悩みを抱え込んでいるのはあなただけじゃないんです。
だから、あまり深刻になりすぎず、自分に自信を持てていない状態を受け入れてみる。
その上で、自分の中にある自信とどう向き合っていくのか。
そこを決めていけばいいんじゃないかなと思います。
あなたは自分に自信を持ちたいでしょうか?
はい、ここまで自信とはそもそもなにか、という所まで解説していきました。
自信とは要するに、あなた自信の判断によって小さくすることも、大きくすることも出来ると分かりましたね。
その上で、お聞きしますが・・・
あなたは自分に自信を持ちたいでしょうか?
それとも持ちたくないでしょうか?
この記事にアクセスしてくれているという事は、少なくとも自信がない状態をなんとかしたい。
つまり、自信を持ちたいと考えている人が多いんじゃないでしょうか。
僕はやっぱり自信はあった方がいいかな、と思います。
自分に自信が持てないと考え方がネガティブ寄りになって暗く、イライラした状態になりやすいですし。
それに何をするにしても勇気が持てず、自分の人生の可能性すら閉じていってしまいます。
ほんのちょっとでも自信を持てれば、少しずつでも前に進んでいけて。
その進んだ分だけ自信を持てて、あなたの人生もちょっとずつ広がりを見せていくと思うんですよね。
ただ1つ注意したいのは、根拠のない自信もあるラインを超えてしまうと、ただの「過信」になってしまうという事。
経験を積んでいない状態で、自分を信じすぎて「過信」を持ってしまうと、思わぬ大失敗に繋がる危険性もあります。
例えばそうですね。。
とあるサラリーマンの人が、脱サラして喫茶店を開きたいと思ったとしましょう。
その人は喫茶店でアルバイトをした経験もないなかで、ただおしゃれな喫茶店に対しての憧れだけがものすごく強く。
加えて自分に対して根拠のない自信を持っていたため、自分なら絶対うまくやれるだろうと考えていた訳です。
しかし、経験もなにもないなか、経営する喫茶店がうまくいくのかといえば・・そんな事はなく。
結局、喫茶店の経営はうまくいかず、廃業して多額の借金だけが残ってしまった・・
これは過信を持ってしまった場合の、とっても分かりやすいかつ、極端な例ですけどね。
ただ「自分なら大丈夫、うまくやれる」
そう考えて、本来必要なはずの準備すら怠ってしまうのは、それは自信ではなく「ただの過信」です。
その状態ですら、あなたの手で選んで選択していくことが可能な訳です。
だからまず、あなたの中にある「自信」はあなたの判断によって、必要な量を選べるという事。
全てはあなた自身の判断によって決められるという事を、意識していきましょう。
自信を回復させるための考え方と方法
先ほど自信とは、自分の判断によって必要な量を選べると書きましたよね。
周囲と自分を比べて、自分に対して劣等感を感じるのはそもそもナンセンスです。
周りと自分を比べてしまうと、判断の基準が周囲の人達と自分の能力の差になってしまいます。
周りの人たちがどんどん成長していけば、それだけ自分に対して劣等感を感じて自信を失っていきますし・・
逆にその人たちに追いつこうと頑張って、気づいたら追い越していたとなったら、今度は優越感を覚えてその人達を見下した態度を取ってしまうかもしれません。
要は周囲の状況によって自分の自信のあり方を決めようとすると、変動が大きすぎて自分の自信が定着しないんですよね。
だから、大切な事は周りと比較しての自分ではなく、本来の自分のあり方。
自分の中に向けて焦点を当てていくという事なんじゃないかな、と思います。
だから、周囲の人たちの能力とか評価とか、そういう物は一旦忘れてしまう事。
おすすめするのは、自分に焦点を当てて自信を高めていく方法ですね。
では、ここからは自分に自信がない人に向けて、自信を回復させる考え方と方法を紹介していきます。
紹介する項目は次の7点ですね。
1・毎日小さな目標を立てて、それを達成する
2・自分で自分のことを褒めてあげる
3・まずは目の前の事に、集中して取り組んでみる
4・自分の過去を思い返して、長所に目を向けてみる
5・完璧に出来なくてもOK!とありがままの自分に満点をつけてあげる
6・自分の理想の未来を書き出してみて、イメージしてみる
7・規則正しい生活を習慣化する
では、順番にチェックしていきましょう。
1・毎日小さな目標を立てて、それを達成する
まずこちら、毎日小さな目標を立ててもらって、それを達成していくことですね。
これが意外と効果ありまして、小さい目標でも目標は目標なので、それを達成していくことで
「自分にも出来る」といった感覚が芽生えていきます。
この小さな目標ですが、難易度は高くないものにしてください。
自分に困難な状況を課すのは時には必要ですが、自信回復を目標にするなら、まず小さい目標から取り組んでいった方がいいです。
例えば・・・
● パソコンデスクのこの一角だけ片付ける
● 朝起きたら、ベランダに出て太陽の光を目一杯浴びる
● 会社に出勤したら、笑顔で挨拶する
自分にとって、ひとまず簡単にできそうな事を目標にして、それを達成していきましょう。
その目標は出来たらノートなどに書いていって、達成したら横に赤ペンで丸印とかつけていくと、後々見返した時に
「あ、自分って小さいとはいえ、これだけ目標を達成してきたんだな~」
と、自信回復に繋がりやすくなりますよ。
2・自分で自分のことを褒めてあげる
この自分の事を褒めてあげるは、前項の目標を立てて達成すると絡めてやると効果的ですね。
1回1回の効果量はそんなでもないですが、毎日のように繰り返していくと精神状態がどんどん前向きになっていきます。
自分で自分の事を褒めるのは、こっ恥ずかしいというか、ちょっと抵抗感ある人もいるかと思います。
とはいえ、別にお金がかかるわけでもないので、素直に実践してもらえたら、後々とても楽になりますよ。
「今日はこれができた、僕ってすごい!」
「今日も目標達成できた、私っていけてる!」
「今日もできた、自分って素晴らしい」
最初は「自分何言っているんだろう」と、結構気恥ずかしい思いをすると思います(苦笑
でもこれを繰り返していくと、だんだんと自分で自分のことを認められるようになっていくから不思議です。
僕も自信を失っていた時、朝の散歩は日光に当たりつつ有酸素運動にもなるから、体に良いかなと思って。
それを1つの目標にしようと思ったんですね。
それで、毎朝散歩に出て、帰ってきたら「今日も散歩に行けた、自分ってすごい」と自分に声がけしていったんです。
最初は「自分は何を言ってるんだ・・」と、変にこそばゆい感じがしたものですが・・
毎日繰り返していくうちに、自分への声がけに違和感がなくなって
「自分にも出来るし、自分はなかなかすごいのでは?」
とちょっとずつですが、そう思えるようになっていきました。
なので、是非騙されたと思って、実践してみてください。
3・まずは目の前の事に、集中して取り組んでみる
次にこれですね、目の前の事に集中して取り組んでみる、です。
自信がない人の場合、基本考え方がネガティブになりがちで、色んな事に対して考えすぎてしまう傾向があります。
色んなことを考えすぎて判断力を消耗していくと、意欲や集中力に関係する「ウィルパワー」を消耗していきます。
ウィルパワーが枯渇すると集中力が枯渇してしまうので、やる気が起きず・・・
そんな自分に対して嫌気がさして、余計自分に対する自信を失っていくと。
こういう悪循環に陥ってしまう可能性も。
なので、余計な判断によってウィルパワーを消耗しないために。
先に目の前の事に集中して取り組んでみるのは、有効な手段です。
先に目の前の出来ることから片付けていけば、それは小さいながらも達成感に繋がりますよね。
その小さい達成感を積み重ねていくことで
「自分もやればできるんだッ」
という自分に対する自信につながっていく訳です。
なので、まずは小さくてもいいので目標を設定し、その目の前に出来た目標に集中して取り組んでみましょう。
4・自分の過去を思い返して、長所に目を向けてみる
自信がないと思い悩む人は、自分の過去を思い返してみるのも1つ手ですね。
これまであなたが生きてきた人生の中で、良い出来事、悪かった出来事、色々あったかと思います。
その過去の出来事のなかで、あなたの長所が活かされた経験とかないでしょうか。
例えば、高校でのクラブ活動でバスケットの試合で優勝した経験があったとして、あなたのリーダー性やチームの皆をまとめる力があったから、優勝できたとか。
もしくは、真面目な性格で大学の講義のノートを取り続けていたら、クラスの皆から頼られて、そこから友達ができたとか。
僕の場合ですと、中学生の頃に吹奏楽部だったんですけど。。
夏の時期に開かれるコンクールに参加して、金賞を受賞したことがあったんです。
毎日一生懸命練習して、努力を重ねての金賞受賞だったので、当時はすごく嬉しかったですね~。
そこで導き出した1つの長所は「目標に向けてコツコツ努力できる事」でした。
今でもこの長所は、自分の自信の軸として意識するようにしています。
こういった具合に、あなたの長所が活かされた経験を思い返していくと、不思議と考え方が前向きになっていくものなんですね。
自信がない・・と思っている人の場合、自分の長所を忘れてしまっているのではないでしょうか。
自信がない人でも、あなただけの長所は必ずあります。
この場合、何度でも書きますが、周囲や他人の評価は関係ありません。
あくまでも、あなた自身が考える、あなただけの長所です。
その長所に目を向けて、自分で認めてあげることが、自信へと繋がっていきます。
5・完璧に出来なくてもOK!とありがままの自分に満点をつけてあげる
自信がない人の場合。
どちらかというと、完璧主義で慎重に事を進めようとする人が多かったりします。
完璧主義の人はちょっとでも計画が思うように進まなかったり、思うような結果を得られなかったりすると、自分に対して低い点数を出してしまう傾向が強いです。
そうなると、自分に劣等感を抱いてしまう事になり、それが自分への自信のなさに繋がることに。
ここを改善していくなら、ひとまず「完璧に出来なくてもOK!」と認めてあげること。
そして、最初に立てた目標に到達出来なくても、そんなありがままの自分に満点を付けてあげましょう。
何でもかんでも完璧に出来る人なんて、そんな超人そうそういません。
ですからひとまず肩の力を抜いて、今の自分の行動を自分で認めてあげてください。
完璧主義の克服方法については、こちらの記事で書いています。
ついでにご覧ください。
6・自分の理想の未来を書き出してみて、イメージしてみる
今の自分にどうしても自信が持てない・・
そういった方は、ノートとシャーペンを手にとって、どんな未来になったら理想的なのか?
そこをイメージしつつ、書き出してみるのはどうでしょうか。
自分に自信が持てないのは、目指すべき自分の姿がいまいち明確になっていないからとも言えるんです。
このイメージしていく自分も、あなた自身の判断によって選んでいく事が出来ます。
頭の中にあるイメージを文章化していくことで、目指すべき目標がはっきりしていきますし。
脳科学や心理学においても、理想の未来をイメージして書き出すのは、必要な行動に集中できるとされています。
仕事はどんな仕事がいいでしょうか?
人間関係に振り回されたくないと考えるならフリーで活動するのもありですね。
いきなりフリーになるのは難しいと考えるなら、まずは副業からやってみたい事を考えてみるとか。
理想的な収入や、どんなライフスタイルを送っていきたいのか。
そこを1つ1つイメージしつつ、どんどん書き出していって、あなたの理想の未来イメージを明確にしていきましょう。
そうすることで、あなたのやるべきことが明確になって、目標を設定出来るようになります。
その設定した目標を1つ1つこなしていけば、自信を回復させつつ、理想の未来へと近づいていけるはずですよ。
7・規則正しい生活を習慣化する
最後はこの「規則正しい生活を習慣化する」という点ですね。
これが自信の回復とそんな関係あるのか?と思うかもしれませんが・・
自分に自信がない時って、総じてネガティブに傾きやすいんですよ。
そしてネガティブに偏っている精神状態だと、結構うつっぽいというか・・
精神面がストンッと、ダークサイドに堕ちてしまう事もあるんですよね。。
そういう精神状態の時は、よく眠れなかったり、時間を無駄に過ごして自己嫌悪してしまったり・・・
生活習慣がグダグダな状態になりやすい訳です。
これでは自信がなくなっていくのも納得ですよね。
だって自信を回復させる手前の、生活基盤が整ってないんですから。
だから、まずは規則正しい生活を習慣化して、自分の状態を整えていくことは、かなり重要だったりします。
個人的に次の6点は気をつけるように心がけてますね
・栄養バランスの取れた食事
・睡眠時間はちゃんと確保する
・毎日8000歩以上は歩くように心がける
・太陽の光をしっかり浴びる(朝日は重要
・スマホなどのSNSをやりすぎないこと
・ちゃんとリラックスできる時間を作ること
自信を持つための基盤作りは、なかなかどうして大事なことです。
自信を持つのも体が資本ということで、規則正しい生活を心がけてみてください。
今回のまとめです
はい、というわけで今回は自分に自信がない時に、自信を回復させる考え方という方法をいくつか紹介していきました。
まとめておくと、自分に自信を持つのも持たないのも、結局の所その判断は自分で選び取っているという事。
そして毎日の積み重ね、ちょっと意識を変えていくだけで、自分の中の自信を回復させていくことは可能なんですね。
自分に自信を持てるようになれば、新しいチャレンジに取り組みやすくなりますし、毎日の生活が充実したものになっていきます。
あなたが好きなことや興味のあることを仕事にして、新しいステージ立つためにも・・
あなたに適した自信を手に入れていって、それを是非活かしてくださいね。
応援していますッ