どうも~こんにちは、サケです。
今回の記事では
「WP Multibyte Patchってどういうプラグインなの?」
「よく必要って言われるけど、どうして必要なのか具体的に教えて」
こんな疑問について解説していきます。
今回見ていくのは「WP Multibyte Patch」のプラグインについてです。
ブログ初心者の人からすると、ちょっと謎が多いかもしれない「WP Multibyte Patch」
以前はWordPressに、デフォルトでインストールされていたプラグインでした。
しかし、WordPress5.0以降になってから、デフォルトで初期インストールされなくなったんですね。
そういった関係から、WP Multibyte Patchは不要になったんじゃ・・・?
と噂されるようになったんです。
この記事を書いている僕は、2013年頃にブログを開始。
雑記ブログで月140万PVを達成した経験があり、ブログで生計を立てて生活しています。
今回の記事ではその「WP Multibyte Patch」とは何か?
設定方法や使い方、不要かどうかなどについて解説していこうと思います。
結構重要なプラグインだったりするので、是非読んでいってください。
WP Multibyte Patchとは何?【WordPressプラグイン】
まず「WP Multibyte Patch」とは、日本語版のWordPressで文字化けを防止してくれるプラグインになります。
そもそもWordPressは英語圏で作られたブログソフト(CMS)なので、基本的に英語表記向けに作られています。
ここで問題となってくるのが「シングルバイト文字(半角)」と「マルチバイト文字(全角)」との違い。
英語圏と日本語圏では、以下のように文字で扱うバイト数が異なるんですね。
「英語圏」
「シングルバイト文字(半角)」:英数字など、1バイトのデータで表現できる文字
「日本語圏」
「マルチバイト文字(全角)」:ひらがなや漢字など、2バイト上のデータで表現する文字
WordPressはシングルバイト文字の英語表記向けに作られたブログソフト。
そのため、ひらがなや漢字などのマルチバイト文字を使うと、文字化けが起こる可能性があるわけです。
この文字化けを防止するため「WP Multibyte Patch」が必要になってきます。
「WP Multibyte Patch」の主な機能は以下の通り。
・ピンバックのバグ防止
・文字化けを防止してくれる
・トラックバックのバグを防止する
・文字数を正しくカウントしてくれる
・日本語を含んだデータを移行する時、破損トラブルを防ぐ
様々な機能がついていますが、基本的に
「WordPressで日本語が文字化けするのを防いでくれるプラグイン」
という捉え方で問題ないでしょう。
WP Multibyte Patchは不要か必要か
ここは結論から言って「必要」です。
WordPress5.0以降からデフォルトで初期インストールされなくなったので、不要ではないかという話も出ていたようですが・・
WordPress側の対応がまだ不完全なので、インストールしておかないと以下のような不具合が起きるケースもあります。
WordPressで日本語サイトを運用する方、お願いだから WP Multibyte Patchだけは有効にして。日本語ファイル名の画像とかアップしても、よしなにやってくれるから! 有効になっていなかったために、引き継いだサイトで、日本語ファイル画像が全部リンク切れして泣いている者より。
— たにぐち まこと/学ぶ。をちゃんと (@seltzer) March 13, 2019
✅Wordpressプログラミング
■不具合
記事の抜粋を表示させたいが、全文が表示。
wp_trim_words() 関数で任意の文字数を抽出できるはずが、きかない。■解決法
・WP Multibyte Patch というプラグイン導入
・プラグインのphpファイル名や格納フォルダの変更(詳細はつづき)#プログラミング初心者 pic.twitter.com/yGZiwwu9YY
— 💥よしお💥副業プログラミングに全力投球 (@yesmyoshi) May 2, 2020
仮にインストールせずにWordPressを使い続けて、文字化けが起こらなかったとしても。
何かのタイミングで文字化け状態になってしまったら、後々の対応がものすっごく面倒なことになります。
前もってトラブルを回避するためにも「WP Multibyte Patch」はインストールしておくべきでしょう。
WP Multibyte Patchの設定方法と使い方
では、WP Multibyte Patchの設定方法と使い方について解説していきます。
とはいっても、主にやることは
「プラグインをインストールして有効化するだけ」
なので、ものすごく簡単ですよ。
まずはWordPressのダッシュボードを開き、左の管理メニューの「プラグイン ⇒ 新規追加」をクリックします。
新規追加画面を開いたら、右側の検索窓に「WP Multibyte Patch」と入力します。
すると自動的に検索結果に表示されるので「今すぐインストール」をクリックしましょう。
そのまま「有効化」すれば、インストールは完了です。
有効化するだけで、日本語版のWordPressで文字化けが起こる不具合を防いでくれます。
その他、WordPressでおすすめのプラグインについては、以下の記事でまとめています。
こちらも是非チェックしてみてくださいね。
⇒⇒⇒WordPressブログ初心者にも超おすすめなプラグイン16選
今回のまとめです
はい、というわけで今回はWP Multibyte Patchの設定方法や使い方、不要かどうかなど解説していきました。
今回の内容を要約すると
・「WP Multibyte Patch」は、日本版WordPressの文字化けを防ぐ効果がある
・余計なトラブル防止のためにも「WP Multibyte Patch」はインストールしておくべき
ということでした。
WordPressはアップデートを繰り返す度に、日本語を読み取る精度は上がっています。
しかし、日本語環境への対策はまだ完全とは言い切れないので、導入しておかないと不具合が起こる可能性はあります。
なので、WordPressを導入した直後にササッとインストールしておきたいですね。
ではでは、今回の内容は以上となります。
また次回お会いしましょう。