どうも~こんにちは、サケです。
集客ブログを構築していくためには、読者さんの役に立つ記事をコツコツ投稿していく必要があります。
ただ、ブログに記事が溜まっていくとちょっと困るのが「カテゴリー分け」の作業。
ブログ初心者の方の場合、ブログのカテゴリーをなんとなく決めて、適当に分けているという方とか。
もしくはカテゴリーをどう決めて分ければいいのか分からない、という方もいるかもしれません。
ただ、その状態のまま放置しているとしたら、かなりもったいない事をしています。
何故なら、ブログのカテゴリーを適切に決めて分けていけば、アクセスアップの効果が期待できるからです。
ということで今回は、ブログのカテゴリー分けの決め方やコツについて。
アクセスアップのためのポイントを解説していきたいと思います。
ブログカテゴリーとは何か?
ブログ初心者の方もいると思うので、簡単にブログカテゴリーについて説明しておきましょう。
ブログカテゴリーとは簡単に言ってしまうなら
「ブログの記事をジャンルごとに分類するための機能」
のことですね。
例えば、あなたが「漫画やコミックに関する感想サイト」を運営していたといましょう。
ファンタジー系の漫画、料理系の漫画、恋愛系の漫画、スポーツ系に学年ものなどなど。
一口に漫画やコミックといっても、漫画のジャンルによって書かれる感想も変わってきますよね。
もしこれを全て「漫画やコミック」とひとくくりにしてしまうと・・
「ファンタジー系の漫画の情報だけ知りたいのに、どこに目当ての情報があるのか分からない;;」
といった具合に、読者さんが目当ての情報を探しにくくなるんです。
だから、目当ての情報にたどり着きやすくするために、ジャンルをカテゴリー分けして整理するというわけですね。
ちなみに僕のブログのカテゴリーでいうと、こんな感じです。
まだまだ記事数が少ない状態ですが、それぞれブログのテーマから外れないようにカテゴリーを設定しています。
ブログカテゴリーの役割やメリットについて
ブログカテゴリーの役割やメリットは、主に次の3点ですね。
1・読者さんが目的の記事を見つけやすくなる
2・SEO対策になる
3・記事の整理をしやすくなる
4・書く記事のテーマがブレにくくなる
順番に見ていきましょう。
1・読者さんが目的の記事を見つけやすくなる
まずはこちら、読者さんが目的の記事を見つけやすくなる点。
先程もちょっと書きましたけど、ブログの記事がカテゴリー分けされていないと、読者さんが目的の記事を見つけにくくなります。
ちょっと本屋さんを思い浮かべてみてください。
僕はよくTSUTAYAで本を物色することが多いんですが・・・
本を売っているスペースって、本ごとにちゃんとジャンルを分けていますよね。
漫画やコミック、自己啓発、占い本や料理本などなど。
ちゃんとジャンルごとに分けられているから、こちらも目的の本を探しやすくなるわけです。
ブログもこれと同じ。
ブログの記事も、その記事と内容に沿ったカテゴリーに分類して整理することで、読者さんが目的の記事を見つけやすくなります。
そもそも初めてあなたのブログを訪れる読者さんは、どこに何の記事があるのか全く知らないわけです。
よほどの熱心か真面目な読者さんでない限り。
自分の求める情報がどこにあるのか分からないと、すぐにブログから離れていってしまいます。
誰でもブログ内の情報が乱雑になっているブログなんて、読みたくないですもんね。
だからこそ、初めて来てくれた読者さんのためにも
「どこにどんな情報があるのか、分かりやすくカテゴリー分けする」
この作業が意外と重要になってくるんですね。
2・SEO対策になる
ブログのカテゴリー分けを適切に行うと、SEO対策になってブログのアクセスアップが期待できます。
まずさっきも書きましたが、ブログ全体の記事をカテゴリーごとにちゃんと分類すると、読者さんが記事を見つけやすくなります。
そうなると、ブログ全体の導線が整理されるので、読者さんの巡回率(他の記事を読んでくれる確率)が上がるんですね。
他のページを読んでくれるということは、それだけPV数が増えるということ。
加えてブログの滞在時間も伸びるので、それだけ検索エンジンからの評価も徐々に上がっていくことになります。
ちなみにカテゴリーのキーワードは検索エンジンに引っかかりますので、SEOを意識したカテゴリー名を意識したいところ。
例えば「集客ブログの作り方」というテーマで運営していこうと思った時に
「ブログの作り方」
というカテゴリーのみだと、キーワードが具体的でないので、他のキーワードの検索にヒットしません。
それよりも
・WordPressブログ
・SEO対策
・ライティング(記事の書き方)
といった具合に、それぞれのカテゴリーごとに具体的なキーワードを入れてあげると、検索でヒットする確率が上がります。
つまり、SEO対策になってアクセスアップが期待できるというわけですね。
3・記事の整理をしやすくなる
カテゴリーを前もって決めておくと、自分のためにもなります。
僕はいざ記事を書こうと思った時、まずは何のジャンルの記事を書こうか考えるんですけど・・・
この時、ブログのカテゴリーをチェックするようにしています。
カテゴリーには基本的に、記事数が表示されていますよね。(テンプレートの設定によって表示されていないケースもありますが)
ここのカテゴリーごとに記事数をチェックすると
「○○のカテゴリーの記事が多いから控えた方がいいかな」
「○○のカテゴリーの記事が少ないから、ここを中心にキーワード選定していこうかな」
といった具合に、自分のブログの状態を客観視すると同時に、今後の戦略を立てることが出来ます。
記事が断然整理しやすくなるので、しっかりカテゴリー分けしたいところですね。
4・書く記事のテーマがブレにくくなる
あとはこちら、ブログ全体のテーマがブレにくくなるという点。
仮にあなたが
「どんな記事を書けばいいのかな・・・?」
と迷ってしまったとしても。
カテゴリーがそれぞれ決まっていて、ひとまずそのカテゴリーに沿った記事を書いていけば、ブログ全体のテーマから外れることはありませんよね。
しかし、発信するブログテーマを決めたとしても。
書く記事のテーマがそれぞれ決まっていないと、高確率で記事のテーマがブレていきます。
こうなると書く記事のテーマがブレていくので、何を書いたらいいのか分からない迷子な状態になってしまいます。
そうなると、ブログ全体のテーマもブレていくのでSEOの評価も下がりやすくなるんですね。
僕も以前これをやってしまった経験がありまして・・・
情報商材アフィリエイトに取り組んでいた時期があったんですけど
「ひとまず、情報商材のレビュー記事とかブログについて書けばいいかな・・?」
そんな感じで、なんとなく始めてみたんですけど、途中で
「自分は何を書けばいいだろう・・?」
といった具合に方向性が分からなくなって、最終的に精神的に潰れてしまいました;;
こうならないためにも、あなたはしっかりカテゴリー分けを意識してブログを運営していってくださいね。
ブログのカテゴリー分けの決め方やコツ
次にブログのカテゴリー分けの決め方やコツについて見ていきます。
おすすめの方法ですが、次の6点になりますね。
1・最初にブログの方向性やコンセプトを明確にする
2・カテゴリーアイデアを書き出す
3・カテゴリーを整理していく
4・カテゴリーを分ける時は「専門性8割」「人間性2割」
5・カテゴリー名は長すぎないようにする
6・カテゴリーは細かく分けすぎないようにする
順番にチェックしていきましょう。
1・最初にブログの方向性やコンセプトを明確にする
ブログのカテゴリー分けが大切というのは、なんとなく分かってもらえたかと思います。
ただ、ここで注意しないといけないのは
「あなたのブログの方向性やコンセプト」
・何のために書いているのか?
・どういった悩みを解決するために書いているのか?
・あなたのブログは、誰に向けて誰のために書いているのか?
こういった質問に、1つ1つ答えられるようになっておかないといけません。
例えばですけど「体の鍛え方」をテーマにしてブログを運営するします。
その場合・・・
・体の鍛え方で悩んでいるのはどんな人か?
・男性と女性、ターゲットはどちらか、何歳くらいの人か?
・具体的にどんなことで悩んでいるか?
・その人はどんな情報を求めているのか?
・あなたの発信する情報はどんな人の役に立てるのか?
といった具合に、ターゲット像やあなたが伝えたいことを明確にしていく必要があります。
ここを明確にしていくことによって、あなたのブログの方向性やコンセプトがだんだん固まってくるんですね。
ここをしっかり決めておかないと、方向性がブレブレになりますし、何を書けばいいのか分からない状態に陥ります。
加えて記事の内容がブレるので、読者さんからの信頼も得にくくなります。
だからこそ、最初にブログの方向性やコンセプトを明確にすることが大事なんですね。
ターゲット像の設定については、以下の「ペルソナ」の記事でも触れています。
ついでにご覧ください。
⇒⇒⇒ペルソナのおすすめ設定方法!過去の自分にするべき理由とメリットについて
2・カテゴリーアイデアを書き出す
ブログの方向性やコンセプトが決まったら、次にカテゴリーアイデアを書き出していきましょう。
さきほども書きましたが、全体の方向性やコンセプトが決まっても。
その中のジャンルを決めていかないと、ブログ全体の方向性がブレていきますからね。
カテゴリーアイデアを書き出していく場合は、ノートやメモ帳・・・
もしくはパソコンのワードソフトなどに、どんどんアイデアを書き出していくといいです。
このどんどん書き出していく作業を「ブレインダンプ」と呼びます。
ブレインダンプの優れているところは、自分の頭の中のイメージを文字として「見える化」できるところ。
本当にそのテーマについて書くかどうか判断するのは置いていて、まずは方向性やコンセプトに沿ったカテゴリーを書き出していきましょう。
そうしないと、カテゴリーを選んで決めることも出来ませんからね。
まずは、ブログの方向性やコンセプトに沿ったテーマを書き出してみる。
そして、あなたのターゲットが何について悩んでいるのか。
そこをリサーチして書き出してみる。
あなた自身の経験から出せるようなら、そのアイデアも書き出していきましょう。
ちなみに、どうしてもカテゴリーアイデアが出てこない場合。
あなたの発信するテーマに近い、ライバルサイトをリサーチしてみてください。
ライバルサイトをチェックしていくことで、どんな内容を発信していけばいいのか。
どんなカテゴリー分けをしているのか、勉強になりますからね。
3・カテゴリーを整理していく
カテゴリーアイデアを書き出して、目に見える状態にしたらそれを整理して決めていきましょう。
カテゴリーを決めていく流れですが、たとえば「体を鍛える」ことをテーマにしたブログの場合。
1・大カテゴリーを決める
(・トレーニング方法 ・食事 ・体を鍛えるアイテムなど)
2・サブカテゴリーを決める
(・トレーニング方法 ⇒ 筋トレメニュー、自重トレーニング、体幹トレーニングなど)
こういったイメージで作っていきます。
大カテゴリーは「最低でも10記事、出来たら20~30記事以上」
このあたりを1つの基準にしてみてください。
1つのカテゴリーに対してあまりに記事数が少なすぎると、SEO的にもマイナスの評価になってしまいます。
逆に大カテゴリーで50~100記事以上のボリュームになりそうなら、サブカテゴリーを作って整理していきましょう。
サブカテゴリーは後からでも作れるので、開設したばかりの頃はそんなに気にしないで大丈夫です。
(ただ、あまりサブカテゴリーを乱立しても良くないので、ちゃんと考える必要はありますけどね)
4・カテゴリーを分ける時は「専門性8割」「人間性2割」
カテゴリーを分ける時は「専門性8割」「人間性2割」
ここを意識しておきましょう。
集客ブログを構築していく場合。
まず考えていくべきなのは「読者さんへの価値提供」になります。
だから、ブログ開設初期の頃は読者さんの悩みやトラブルを解決する記事を書いていった方がいいです。
ただ、そういった専門的な内容。
読者さんへの価値提供ばかりの記事になってしまうと、あなたがどういった人なのか、読者さんに伝わらないんですよね。
あと、単純に読者さんが読んでいてつまらないというのもあります。
「専門的な内容ばっかりで、また読みたいとは思わないかな」
「とっても役に立つ内容ではあるんだけど、このブログの運営者さんがどういう人なのか、いまいち分からない」
なかなか悲しいことですが、あなたの人間性や考え方などをちゃんと伝えないと。
読者さんは、あなたがどんな人間なのか分からないので、ファンになってもらえないんですね。
つまり、将来の見込み客になってくれる可能性がなくなってしまうので、非常にもったいないんです。
だから、たまにはあなたの人間性を伝える、日記記事みたいなものも必要となってきます。
日記系の記事の他にも、あなたの趣味とかライフスタイルとか。
好きなこととか、嫌いなこととか。
そういったあなたの書きたいことを前面に押し出してみてください。
そして全体的に「専門性8割」「人間性2割」の比率になるように、ブログ全体の記事を調整していく。
こんなイメージで、カテゴリーを分けていくのが理想的ですね。
5・カテゴリー名は長すぎないようにする
カテゴリーにキーワードを入れるのは大切と伝えましたが、カテゴリー名は長すぎないよう注意が必要です。
例えばですが
・WordPressブログの記事の書き方で意識すべきこと
・トレーニングで気をつけたい、ある重要なポイント
・女の子とすぐに仲良くなれる会話テクニック
・1週間でイラストが上達するマル秘テクニック10選
と、このように記事のタイトルみたいになっているカテゴリーとかですね。
上記の内容は確かに具体的ですが、あまりに具体的すぎてジャンルとしては幅が狭くなりすぎています。
カテゴリー名はキーワードを入れつつ、具体的にシンプルにするのがポイントです。
上記の内容を修正するなら・・・
・WordPressの記事の書き方
・トレーニングのポイント
・会話テクニック
・イラストの上達法
こんな感じで、ある程度具体的にしつつ、シンプルに仕上げるのがコツでしょうか。
カテゴリーを絞りすぎると、カテゴリーに分類される記事数も少なくなるので、SEO的にもマイナスの評価となります。
だから、具体的にシンプルに仕上げていきたいところですね。
6・カテゴリーは細かく分けすぎないようにする
カテゴリー分けですが
「ある程度ザックリに分ける」
ここが1つのポイントになってきます。
カテゴリーを分けることは確かに大切です。
とはいえ、あまりに細かく分類していくとカテゴリーが多くなりすぎて、逆に読者さんが迷ってしまうんですね。
加えてカテゴリーを細かくしすぎると
・カテゴリー内の記事数が少なすぎてSEO的にマイナスになる
・カテゴリーが多すぎると、読者さんも自分も迷いやすくなる
・似たようなカテゴリーが乱雑していると、読者さんを混乱させる
などなど、デメリットも多いんです。
だからさきほども書きましたが
「大カテゴリーで最低でも10記事、理想なのは20~30記事ほど」
このあたりを、基準にしていきたいところですね。
ちなみにサブカテゴリーですが、2階層目までに留めておきましょう。
3階層までいくと全体的にゴチャゴチャしますし、階層表示にした時にデザイン的にも見栄えが悪くなります。
このあたりも、意識するようにしていきましょう。
今回のまとめです
はい、というわけで今回は、ブログのカテゴリーの決め方やコツについて紹介していきました。
今回紹介していったポイントを改めて整理していきますと・・・
1・最初にブログの方向性やコンセプトを明確にする
2・カテゴリーアイデアを書き出す
3・カテゴリーを整理していく
4・カテゴリーを分ける時は「専門性8割」「人間性2割」
5・カテゴリー名は長すぎないようにする
6・カテゴリーは細かく分けすぎないようにする
ということでした。
特に1番目の「最初にブログの方向性やコンセプトを明確にする」
ここを明確していくことによって、自分が何を書いていくべきか。
何を書いていけば、読者さん悩みを解決できるのか?
ここが分かりやすくなっていくので、カテゴリーを決めて分けていく作業がスムーズに出来るようになりますよ。
ブログのカテゴリーがなかなか決められない。
カテゴリーの分け方が分からない。
そういった方はまず原点に立ち戻って、あなたのブログの方向性やコンセプトを見つめ直してみましょう。
そうすれば必ず、カテゴリーのテーマも見えてきますよ。
ではでは、また次回にお会いしましょう~。