どうも~こんにちは、サケです。
会社で働き始めて毎日同じように仕事をしていくなか、気づいたら数年経過している人もいれば、10数年以上経過していた。
そんな方は多いかなと思います。
そして、そんな日々を繰り返していくとふと
「このまま同じような日々を、定年まで続けていくんだろうか・・・」
そんな将来に対する、漠然とした不安を感じることもあるんじゃないかと。
それに今の時代、大企業でさえ倒産するといったことがあり得る時代。
終身雇用制度もほぼ崩壊している状況で、いきなり会社をリストラされるという状況もあり得ます。
「突然のリストラで、職を失ったらどうしよう」
「再就職するにしたって、今の年齢じゃまともな職に就けないかもしれない」
「給料は上がらないのに、税金だけが増えていく・・こんなことで将来生きていけるのかな」
そういった生活や仕事にお金の不安などなど。
将来に対する漠然とした不安が浮かんでは消えて、無理やり蓋を目の前の仕事に取り組む。
けれど、なかなか仕事にも集中できない人も多いのではないでしょうか。
今回はそうした将来に対する漠然とした不安から、仕事に集中できない方へ。
解消するための7つの方法と考え方を見ていきたいと思います。
将来の不安を解消するための心構えとして
まず、将来の不安を解消する方法と考え方を見ていく前に、そのための心構えについて知ってもらいたいと思います。
将来の不安を解消する方法だけを見て、ただやっていく。
それだと不安な気持ちに心が支配されているので、解消効果が半減しちゃうんですね。
だからそのために、まず心構えみたいなものを知っておいてほしいんです。
その心構えですが、僕としては次の2つの考え方が大事かなと思います。
1・不安をと上手く共生することを考えること
2・不安な気持ちを、ちゃんと認識出来ていることを認める
1・不安と上手く共生することを考えること
まず「不安」という単語ですけど、これを辞書で調べてみると
気がかりなこと。心配なこと。これから起こる事態に対する恐れから、気持ちが落ち着かないこと
出典:weblio辞書
こういった記述が出てきます。
何かに対して心配したり、何かに対して怖がったり、だから心がザワザワしてどうにも落ち着かない。
心臓がドキドキして息苦しい。
そういった具合に、物事に集中できなくなっちゃうという訳ですね。
ただ、ちょっと考えてもらいたいんですけど・・
幼稚園とか幼児期くらいの子供の頃って、こうした不安の感情を感じていたでしょうか。
もちろん「不安」について、まだ何も理解していなかったら、何も怖がるものがなかったって事なんでしょう。
とはいえ、小学校に入学するくらいになると、子供によっては
「他の子と仲良くできるかなぁ・・・」
といった漠然とした不安を感じるようになっていくんですよね。
そして年齢が上がって受験をする時期になれば
「志望校に受かるかなぁ・・」「受験勉強と部活両立できるかなあ」
といった不安を抱くでしょうし。
社会人になったらなったらで
「先輩や上司の人たちとちゃんとやっていけるかな・・」
「ちゃんと仕事をこなせるかな・・」
そういった不安を抱くでしょう。
まあ、何が言いたいのかといえば。
「不安」の感情はどの世代の、どんな人にも出てくるもので、仮に今の不安な状態が解消されても、新しい不安が出てくるものなんです。
不安を解消するといっておいて、ちょっと矛盾するかもしれませんが・・・
不安というのは常にそばにあるもので、消しても消してもすぐ出てくるもの。
だから、不安を受け入れること、上手く共生していくことを考える。
こういう心構えをしておくと、精神的に安定するんじゃないかと思うんです。
全ての不安を抱え込んで、生きていこうと言っているわけじゃないんですよ?
何に対して不安を感じているのか?
そこはちゃんと突き詰めて、解消できるものは解消する。
そして、抱え込むことが出来る量まで不安の量を減らす。
その上で、不安と共生しつつ、これからどうしていきたいか、考えていく。
こういう心構えをしていおくと、いざ不安を感じた時に対処しやすくなると思うんですよね。
2・不安な気持ちを、ちゃんと認識出来ていることを認める
この記事を読んでいる人は、将来に対して漠然とした不安を感じている人だと思うんですが・・・
将来に対して不安を感じている人は、何も不安を感じていない人より一歩前進している人かなと思います。
何故なら、不安を感じているということは
「今の状態から変わりたい!」
そういう欲求が、あなたの心の中にあるという事だから。
今の自分を変えたいと思うから様々な情報を仕入れて、その上で自分の頭で「これからどうしようか・・」と考えている。
だから、将来に対して漠然とした不安を感じるんです。
会社勤めのサラリーマンの人の場合、会社に出勤して与えられた仕事をこなしていけば、お給料がもらえますよね。
その状態が続くと
「会社に行って仕事をこなせば、お給料がもらえる」
という方程式みたいなものが思考の中で固定されていくので、あんまり考えないようになっていくんです。
だから、今将来に対して漠然とした不安を感じている人は、その状態は別に悪いことではないんですよね。
大事なのは、その不安な気持ちをちゃんと認識して認めてあげた上で、向き合っていく事。
向き合って、どういった事に対して不安を感じているのか?
そこもまた認識していくこと。
不安な気持ちを認識して突き詰めていくことで、今後どうしていけばいいのか?
行動のためのヒントも、閃くかもしれませんよ。
将来の不安を解消するための7つの方法と考え方
不安を解消する前の心構えについてお話したところで、将来の不安を解消するための7つの方法と考え方を紹介していきます。
1・ひとまず体を動かして、食べて、ぐっすり寝る
2・不安に感じていることをノートに書き出す
3・不安の中で、すぐ解決できそうなものをピックアップする
4・不安の中で、あなた自身でどうやっても解消できないものは何ですか?
5・残った不安を分類して、整理する
6・理想の未来をイメージする
7・今、目の前のやるべき事を改めて意識する
では、順番に見ていきましょう。
1・ひとまず体を動かして、食べて、ぐっすり寝る
ひとまず、過度に不安を感じているならウォーキングやサイクリングなどで体を動かす。
そしてしっかり食べて、早めに床についてぐっすり寝てみてください。
いきなり健康療法みたいなところから始まりましたが、根拠はあります(苦笑
アメリカのニュージャージー州にあるプリンストン大学。
ここの大学の研究によると、運動することによって、脳がのストレスへの反応が弱まり、不安を感じにくくなることが判明したといいます。
更にウォーキングやサイクリングなど、一定のリズムを刻む運動は幸福物質である「セロトニン」の分泌を促します。
そして美味しいものを食べれば、それだけ幸福感が増して不安が軽減されますし。
しっかり睡眠を取ることで、不安レベルが軽減されて、脳の状態が正常になることも明らかになっています。
とどのつまり、ひとまず漠然とした不安を感じて色んなことに手がつかない・・
こんな状態になっているなら、まずは
「しっかり運動して、よく食べて、よく寝ること」
これをやってもらって、肉体的にも精神的にも回復してもらうことが大事かなぁと思います。
僕も将来のやりたいことが分からず、悶々としていた時期あったんですけど・・
ひとまずウォーキングやサイクリングで体を動かしたり、生活習慣が乱れないよう規則正しい生活を心がけてましたね。
それが良かったのかどうか分かりませんが、ひとまず精神的に大きく悪化することはなかったですよ。
2・不安に感じていることをノートに書き出す
ひとまず肉体的に、精神的に回復してもらったでしょうか。
では、次にノートとシャーペンなどを取り出してもらって、現在不安に感じていることをノートに書き出してみましょう。
不安に感じていることをノートに書いて可視化することで
「自分が何に対して不安を感じているのか?」
そこを見えやすくするわけですね。
不安な事柄ですか、小さいものから大きいものまで色んな不安があると思います。
小さいものなら
「明日の会議、ちゃんとプレゼンテーションできるかな?」
大きいものなら
「将来年金ちゃんともらえるのかな・・・」
「将来結婚できるのかな・・・」
「今の仕事を続けて、家族を養っていけるのか」
など、人それぞれの環境や状況によって価値観は変化していくと思います。
ひとまず、不安に感じていることを、頭の中が空になるまで書き出していきましょう。
それで、書き出した不安の数を数えてみてください。
おそらくですが、100個いかないくらいじゃないでしょうか。
数百個とか、1000個とか書き出せたらある意味すごい人だと思いますが・・多分いないんじゃないかと。
多くの人が、だいたい数十個位で書けなくなってくると思います。
つまり、あなたが将来に対して不安に感じている事柄はたったそれくらいの数なんですね。
それらの不安に対して、1つずつ対処していけば、共生できるくらい軽くするのは難しくないと思います。
3・不安の中で、すぐ解決できそうなものをピックアップする
次に、書き出した不安の中で、今すぐにでも解決できそうなものってあると思うんですね。
それらを1つずつピックアップして、ノートなどにまとめていきましょう。
できたら「TODOリスト」にまとめた方がいいですね。
そして、1つずつ着実に取り組んでいきましょう。
例えば
「会社のプレゼンテーションの資料作りがまだ終わってなくて、間に合うか不安」
とかだったら、さっさと資料を作ってしまうか、もしくは他に手伝ってくれそうな人がいないか探してみましょう。
1つ1つ見ていくと大したことない不安な事でも、積もっていくと頭の中にゴミとして溜まっていくんですよね。
そうなると、正常な判断が出来なくなっていき、イライラしたり不安に感じることが多くなっていくんです。
だから、1つ1つ確実に解決していきましょう。
すぐに片付けられないといった人は、さっきのピックアップした内容を「付箋」に書いて目に見えるところに貼っておくといいです。
目に見えるところに貼っておけば、否が応でも意識しちゃいますからね。
そして、片付けることが出来たら、1枚ずつ付箋をゴミ箱に捨てていく。
こうすると、物理的にも精神的にもゴミが減っていくので、頭の中がすっきりしますよ。
加えて、着実にやることをこなしていくので、自信もついていきます。
付箋を活用する方法はなかなかおすすめなので、是非やってみてください。
4・不安の中で、あなた自身でどうやっても解消できないものは何ですか?
あなたが書き出した不安のリストの中で、すぐ解決できそうなものはピックアップできましたか?
では次に見ていくのは「あなが自身でどうやっても解消できないもの」
要するに、あなたが不安に感じたところで何をどうやっても解消できそうにないものです。
そういったものは、取り除いていってください。
例えば
「大きな地震が起きて、住む場所を失ってしまったらどうしよう」
「大雨によって、家が水没してしまったらどうしよう」
とか、こういう自然災害によって生活が脅かされそうになったら・・という不安ですね。
不安に感じる気持ちも分からなくないですが、自然災害っていつ起こるか分かりませんよね。
仮に、あなたが不安に感じようと感じまいと、自然災害が起きるのは本当突然です。
なので、こういった自然災害系に関しては、考え込んでもしょうがないといえます。
だから、僕としては、不安になったところでどうしようもない事柄については、リストから消すことをおすすめします。
だって、考えたところでどうしようもないですからね。
どうしても不安が消せないという方は、出来る限りの対策をしてみてはどうでしょうか。
例えば、地震に対しての不安なら、耐震設計がしっかりしている住居に引っ越すとか。
大雨が怖いという方は、標高が高めの住まいを探してみるとか。
あとは、防災グッズをしっかり用意するとか、ですね。
出来る限りの対策を行って、不安に感じる要素をなるべく小さくしていきましょう。
5・残った不安を分類して、整理する
では次に、残った不安を表ごとに分類して整理していきましょう。
分類のやり方ですが、以下の表を参考にしてみてください。
縦軸は「お金、仕事、健康、家族や友人、生活」といった不安の種類。
横軸は「短期から長期(1ヶ月~10年以内)」といった不安の時間軸になります。
あと「大きい不安、小さい不安」と、不安の大小もあると思うので、そこも考えつつ振り分けてみてください。
そしてあなたにとって、大きいと感じる不安があったら、それを赤線で囲ってみるとか。
もしくは表を蛍光ペンで塗りつぶしてみるとかして、目立たてせてみましょう。
はい、ここまでやて、あなたが感じている不安が目に見える状態になりました。
どうでしょうか。
おそらくですが、大きい不安の数ってそんなに多くないと思うんですよね。
「これが僕(私)が感じている不安か・・大したことないじゃん」
是非、そう感じてみてください。
6・理想の未来をイメージする
何に対して不安を抱いているのか?
そこを目に見える状態にしていったら、次は理想の未来をイメージしてみましょう。
理想の未来をイメージして、そこにたどり着くにはどうすればいいのか。
具体的にイメージしていくんです。
・仕事はこんなことをしていたい、こんなことはしていたくない
・月収はだいたい○○円くらい欲しい
・こういった人たちと仕事していきたい
・休みはこれくらい欲しい
といった感じですね。
将来に対して不安を抱いているということは、自分にとって理想的な未来が何なのか?
そこのイメージが曖昧だから、なんとなく不安に襲われてしまうと思うんですね。
だから、あなたにとっての理想的な未来をしっかりイメージしていきましょう。
あなたにとっての理想的な未来、1つの目的地が決めることで、あなたの中の不安もだんだん小さくしていくことが出来ます。
抱え込めるくらい小さくできたら、不安を受け入れつつ、未来に向かって進んでいけると思うんですよね。
7・今、目の前のやるべき事を改めて意識する
理想の未来をイメージできたら、思考を未来から現在に戻していきましょう。
そして理想の未来から逆算して、計画を立てていき、今現在あなたがやるべきことは何なのか?
そこを改めて意識してみることが大事です。
その上で、書き出していった不安なども照らし合わせて、どのようにその不安を小さくしていけばいいか。
考えつつ、行動しつつ、徐々に不安を小さくしていって、理想の未来に進んでいきましょう。
過去からの後悔とか、未来のことを考えすぎて不安になったりとか。
そういう時間は結局のところ、今の時間を消費しているってことなんですよね。
一番よくないのは、不安を感じすぎて、身動きが取れなくなってしまうこと。
大きくなった不安は、頭の中であれこれ考えていくと際限なく広がっていきます。
だから、そうした不安をノートなどに書き出して、小さくしていく。
小さくしたうえで、理想的な未来を手に入れるためにどうしたらいいか考えて、目の前のやることに集中していく。
こういうスタンスでいったほうが、いいかなと、僕は思うわけです。
ぜひ、参考にしてみてください。
将来の不安解消のために、僕が実際にやった行動
僕の場合は、ソーシャルゲームのイラストレーター兼デザイナーとして勤務していた時期があったんですが・・
その会社の就業体制が、わりとブラックだったといいますか(苦笑
その体制についていけなくて「うつ病」になってしまったんですよね。
それで結局その会社は辞めて、しばし療養生活をしていたんですが・・・
そこで将来に対する漠然とした不安を抱いていたと思います。
「自分は会社で働くのにとにかく向いていない・・・」
「けれど、こんな中途半端なスキルじゃこの先ろくな会社に就職できない・・どうしよう;」
そんな不安を抱いていたかなーと。
そこでその時僕がとった行動が「ブログアフィリエイトに挑戦する」ということでした。
当時はとにかく、将来に対する不安感が大きくて、ガムシャラに作業をこなしていました。
そのかいあって、複数のブログを運営して、なんとかブログの広告収入でまとまった収入を得られるようになったんですが・・・
なんというか、途中で気づいちゃったんですよね。
「あ~・・なんかアフィリエイトは自分のやりたい事と微妙に違うかも・・?」って。
それに気づいてから、自分の方向性が迷子になってしまい、より強い将来に対する不安感に襲われるようになりました。
その時にやっていったことの1つが、自分の不安を可視化する事でしたね。
自分が何をしたいのか、何に不安を抱いているのか、ちゃんと1つずつ書き出して。
どうすれば不安を小さくできるのか、自分にとって理想的な未来とはどういった状態か?
そこをじっくり見つめ直すことにしたんです。
そこからだいたい1年位経過して、ようやく自分の方向性が
「好きなことや、興味のあることを仕事にするための、ブログ集客法や活用ノウハウを発信する」
というところに行き着いて、とりあえずやっていこうってことになったんですね。
今も不安はあるといえばあります。
とはいえ、将来何がしたいのか分からない不安と比べたら、全然マシかなと思います。
ちょっとずつ前に進んでいる感覚はありますし。
挑戦することに対しての不安と考えると、大分前向きになったんじゃないかなーと。
是非、参考にしてもらえたらと思います。
今回のまとめです
はい、というわけで今回は、将来の不安から仕事に集中できないあなたへ。
不安を解消する7つの方法と考え方について、見ていきました。
まずは不安を小さくして、ともに共生していくこと、そして不安の感情を認識すること。
それらの心構えを持つことで、不安に対する考え方は大きく変わります。
そして、今回挙げていった7つの方法と考え方。
1・ひとまず体を動かして、食べて、ぐっすり寝る
2・不安に感じていることをノートに書き出す
3・不安の中で、すぐ解決できそうなものをピックアップする
4・不安の中で、あなた自身でどうやっても解消できないものは何ですか?
5・残った不安を分類して、整理する
6・理想の未来をイメージする
7・今、目の前のやるべき事を改めて意識する
これらを1つずつ取り組んでいくことで、上手く不安を解消しつつ上手く付き合っていけるんじゃないかなと思います。
不安を感じつつも、ちょっとずつ行動して理想的な未来に向かって進んでいく。
そこが大事という訳ですね。
ということで、今回の内容は以上となります。
また次回お会いしましょう~。