どうも~こんにちは、サケです。
今回の記事では
「ブログとアフィリエイトってよく聞くけど、違いってなんなの?」
「ブログとアフィリエイトの違いを、初心者にも分かるように教えて」
こんな疑問にお答えしていきます。
会社勤めで仕事を頑張っている人の中には
「将来のために、別の収入源を作っておきたい」
「会社に縛られない、自由な働き方を実現したい」
このように考えて「副業」に取り組もうとしている人も多いと思います。
ただ副業について調べていくと
「ブログで稼ぐ、アフィリエイトで稼ぐってあるけど、どう違うの?」
こういった疑問を抱く人もいるみたいですね。
この記事を書いている僕は、2013年頃にブログを開始。
雑記ブログで月140万PVを達成し、現在はブログで生計を立てています。
今回はそうした初心者の方向けに、ブログとアフィリエイトの違いについて解説していきます。
ついでに、アフィリエイトのメリット&デメリットについてもお話していくので、是非読んでいってください。
まずブログとはなにか?
まずブログとは簡単に言ってしまえば「メディア媒体」のこと。
ブログ (blog) は、World Wide Web上のウェブページに、覚え書きや論評などを記すウェブサイトである。「WebにLogする」のウェブログ (weblog) をブログ(Blog)と略称する
出典:Wikipedia
Wikipediaの内容を要約するなら「ネット上に公開する自分だけのメディア」がブログということになりますね。
そして、ブログとよく混同されがちなのが「サイト」と呼ばれるメディアですね。
ちょっといい機会なので「ブログ」と「サイト」それぞれについて簡単に解説しておきます。
「ブログ」について
まずブログには以下のような特徴があります。
・基本は記事の投稿がメイン
・自分の好きなジャンルを選んで運営できる
・好きな商品を選んで、商品の紹介が出来る
・たくさんの読者に記事を読んで信頼してもらう必要がある
ブログは基本的に、運営スタイルを自由に決めることが出来ます。
自分の好きなことを書いたり、紹介したい商品を選んで記事にしたりといった具合ですね。
ブログのテーマやジャンルは、ある程度決める必要があります。
ただ、自分の体験に基づいた体験談のような記事や、自分の考えを伝えるオピニオン系の記事を書いたりなど。
「自分の好きなことや伝えたいことを書ける」という強みがあるので、ブログの各所に人間味を残すことが出来ます。
ブログに人間味を出していくと、ブログ自体にファンが出来やすくなるので、そこからリピーターが出来る可能性が増していきます。
更に、SEO対策もしっかり意識して運営すれば、ある瞬間から指数関数的にアクセスが伸びていくのもブログの特徴ですね。
「サイト」について
次にサイトですが、これは以下の特徴がありますね。
・収益を最優先に考えて作られている
・1つのジャンルに特化した媒体である
・ただひたすらにPVを集めて商品を販売するだけが目的
・コンテンツ全体が機械的で、感情があまり感じられない
「サイト」はどちらかというと「あるジャンルに特化して情報をまとめているメディア媒体」といったイメージですね。
だいたい企業や会社などが、運営しているまとめサイトなどがこれに当たります。
企業や会社など展開しているまとめサイトだと、1つのジャンルに絞ってそのジャンルに沿った記事を大量に投稿して、上位表示を独占しているイメージですね。
そしてその上位表示を独占したページから、商品をアピールして販売していくわけです。
収益化を最優先に考えて作られている点から、コンテンツ全体がどこか機械的というか・・感情をあまり感じられません。
そのため、運営者の顔が分からないので、ファンができにくいという点がありますね。
アフィリエイトとはなにか?基本的な仕組みについて
次にアフィリエイトについて。
アフィリエイトとは、ものすごく簡単に書くと「インターネット広告」のこと。
このインターネット広告をブログやサイトに貼り付けることで、報酬が発生する仕組みになります。
報酬が発生する基本的な流れは、以下の通り。
1・ユーザーがあなたのブログ内の広告をクリック
2・広告経由で商品やサービスを購入する
3・その売上の一部がASP会社に支払われる
4・紹介料として、成果報酬があなたに支払われる
と、こういう流れで報酬が発生するわけです。
アフィリエイト広告を経由して、商品を紹介する人のことを「アフィリエイター」と言います。
アフィリエイターは商品を販売していく度に、紹介料として成果報酬を受け取れるというわけです。
ちなみに「ASP」とは「アフィリエイト・サービス・プロバイダ」の略語のこと。
簡単に説明すると、広告主とメディア運営者をつなぐ「仲介業者(橋渡し役)」のような存在ですね。
アフィリエイト広告の種類
そして、このアフィリエイト広告には以下の3種類があります。
1・クリック型広告
2・成果報酬型広告
3・インプレッション広告(例外)
こちら順番に見ていきましょう。
1・クリック型広告
まずは「クリック型広告」
ブログの記事内やサイドバーのウィジェットなどに広告を貼り付けて、その広告をユーザーがクリックすると報酬が発生します。
クリック型広告の中で最も有名なのは「Google AdSense(グーグルアドセンス)」ですね。
1クリックあたりの単価は「数円~数十円」
報酬額が安いと感じるかもしれませんが、クリックするだけで報酬が発生するので、ブログ初心者でも収益化しやすいメリットがあります。
ただ、まとまった収入を稼ごうとすると「月間数十万~100万PV以上」が必要となってくるので、かなりの作業量が必要となってきます。
2・成果報酬型広告
2つ目は成果報酬型広告。
基本的にアフィリエイト広告は、この「成果報酬型広告」を指すことが多いです。
さきほども解説したようにブログ内に広告を貼って、その広告経由で商品の購入やサービスの申し込みが発生すると、メディア運営者に紹介料として報酬が入ってくる仕組みですね。
「ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)」ごとに扱っている案件が異なり、自分のブログジャンルに合った案件を選んで、商品を紹介することが出来ます。
1件あたりの報酬額は「クリック型広告」より高いので、クリック型広告ほどの大量のPV数は必要としません。
ただ、報酬を得るには、商品の購入やサービスを申し込んでもらわないといけません。
そうなると、ユーザーに「この商品が欲しい」と思ってもらうため「商品を売るの文章スキル」を磨いていく必要があります。
そこを考えると、若干収益化のハードルが上がりますね。
3・インプレッション広告(例外)
3つ目はインプレッション広告。
これは広告の中では、ちょっと例外扱いですね。
まずインプレッション広告とは、広告が表示されるだけで報酬が発生する広告のこと。
クリックされる必要も、商品を購入してもらう必要もありません。
すごくお得な広告と思うかもしれませんが、1回表示されるあたりの報酬金額は「0.01円ほど」
かなり低いので、表示回数に1000を掛けた金額が収益となります。
月間で100万PV以上稼ぐブログじゃないと、まとまった収入を得るのはかなり難しいでしょう。
例外扱いにしたのは、インプレッション広告はだいたいクローズドの案件で、自分から申請することは出来ません。
だいたい月間100万PV以上を達成すると、向こう側から「広告掲載しませんか?」といった具合に招待メールが届きます。
仮に招待メールが届いたら、あなたのブログが認められたということなので、しっかり導入しておきましょう。
ブログとアフィリエイトの違いとは?
ではブログとアフィリエイトの違いとは何なのか?
ここまで読んでくれたあなたなら、もうだいたい分かっていると思います。
・ブログ・・・メディアとなる媒体
・アフィリエイト・・・インターネット広告
ということで、それぞれ全くの別物ということが、分かってもらえたんじゃないでしょうか。
よく「ブログで収入を得る」「ブログで稼ぐ」といいますが、あれは要するに
という意味になるんですね。
ブログでアフィリエイトを始めるメリット&デメリット
ここまでの解説で「ブログ」と「アフィリエイト」の違いはだいたい分かってもらえたと思います。
では、ブログのメディアを使って、アフィリエイトを始めて収益化していきたいと考えた場合。
どんなメリットやデメリットがあるのか?
その点について、ちょっと解説していきますね。
ブログアフィリエイトのメリット
ブログアフィリエイトのメリットは主に以下のの5点ですね。
1・パソコン1台で1人からでも取り組める
2・金銭的リスクが圧倒的に少ない
3・時間と場所に縛られず作業できる
4・資産を構築できる
5・将来的に役立つスキルを習得できる
ブログアフィリエイトの大きなメリットは、やはり金銭的リスクが圧倒的に少ない点。
普通にリアルビジネスを始めようとした場合。
開業資金だけで数百万円から1000万円近く掛かるのが普通です。
しかし、ブログアフィリエイトでかかるコストといえば
・ブログのサーバー代&ドメイン代
・SEO対策が施された有料テーマ代
くらいのものです。
しかも在庫を抱えることなく無在庫でビジネスを行えて、90%超える利益率を誇ります。
他にもパソコンとネット環境さえ揃っていれば、時間と場所に縛られず作業出来ますし、1人からでも始められる点も魅力的。
あとは、頑張ってブログを育ててブログの収益化に成功すると、そのブログは長期間に渡ってあなたの代わりに稼ぎ続けてくれるようなります。
つまり、インターネット上の不動産のように「資産」となって残り続けてくれるんですね。
更にブログアフィリエイトに取り組み始めると、嫌でもブログやSEO関連、マーケティングやライティングに関する知識など。
様々な知識やスキルが身についていきます。
これらのスキルはブログアフィリエイト業界では普通のスキルですが、一般的に見ると結構高度なスキルだったりするんですね。
つまり、将来的に仕事の幅を広げようと考えたり、転職しようとなった時に大いに役立つことになるんです。
ブログアフィリエイトのデメリット
ブログアフィリエイトのデメリットは主に以下の3点です。
1・収益化できるまで時間がかかる
2・広告の終了やPV数ダウンでいきなり収益が減る可能性がある
3・ライバルが多くなってきている
ブログアフィリエイトのデメリットは、なんといっても収益化出来るまでに時間がかかる点。
ブログの収益化に本格的に取り組むなら「WordPress(ワードプレス)」と呼ばれる、ブログソフトがおすすめとなります。
ただ、このWordPress。
開設直後から「3ヶ月から半年の期間」はまともにアクセスが来ないという、大きなデメリットを持っているんですね。
加えてまともにアクセスが来ない期間中に、読者にとって有益となる記事を書き溜めておく必要があるので、かなりの時間を費やすことになります。
収益化に時間がかかるなか、無収入状態でも作業を継続できるかどうかが、ポイントになってくると思います。
あと、収益がいきなり減る可能性があります。
成果報酬型広告の場合はその広告案件が終了したら、掲載する商品がなくなるので、収入がダウンしますよね。
クリック型広告の場合は、Googleの検索エンジンのアップデートに巻き込まれると、記事の順位が変動してアクセスが大きく下がる可能性があります。
クリック型広告は収益化しやすい反面、アクセス数がそのまま収益に繋がるので、収益化のモデルとしてはかなり脆いんですね。
このデメリットの影響を減らすためには、1つのブログである程度収益化が完了したら、複数のブログを立ち上げてリスク分散するということですね。
特定の広告だけを扱ったり、1つのブログだけを育てていくのではなく、複数のブログで収益化を行いリスク分散していきましょう。
更にライバルが多くなってきている点。
以下のグラフを見てもらうと分かりますが・・
2019年で活動しているアフィリエイターのアンケート結果を見てみると、約800名(全体の38.6%)が「1年未満の新規参加者」となっています。
それらの新規参加者に加えて、ブログの収益化や運営に慣れているベテランアフィリエイターの存在もあります。
ベテランの人たちは、検索結果で上位表示されやすい記事の書き方や、ブログの作り方などにも詳しいです。
その他、SEOに関する知識やテクニックなども持っています。
そういった、たくさんの新規参加者やベテランアフィリエイターたちと戦っていく必要があるんですね。
アフィリエイト市場は年々拡大していますし、政府も副業を推進する方向で動いています。
そうなると、アフィリエイトを始めようとする人は今後更に増えていくと考えられます。
ライバルがどんどん増えているので、初心者なりに戦略を立てて取り組んでいく必要があるってことですね。
プロブロガーの方向に進むのはおすすめしません
ブログアフィリエイトで収入を得て、ブログ収益で生計を立てている人のことを一般的に「プロブロガー」と呼んでいます。
パソコン1台で仕事をする場所や時間は基本的に自由。
ブログの収益化に成功すれば、アフィリエイト広告から自動的に報酬が発生する。
一般的に考えるとなかなか夢のある生活ですが、個人的に「プロブロガー」の方向に進むのは、あまりおすすめしないです。
おすすめしない理由はいくつかありますが、一番ネックとなるのが「アクセスに依存するビジネスモデル」の部分。
さきほどもちょっと書きましたけど,クリック型広告は大量のPV数を稼がないとまとまった収入になりません。
成果報酬型広告もクリック型広告よりは少なくても大丈夫ですが・・それでもたくさんのアクセス数を必要とします。
そのアクセス数を伸ばしていくのも簡単な話ではありません。
日々読者の疑問や悩みに答える質の高い記事を、投稿していく必要があります。
アクセス数が伸びてくるだいたいの目安が
・ブログ開設から3ヶ月~半年間のあたり
・記事数は100記事以上投稿がスタートライン
このあたりですね。
ただ、いくらコツコツ記事を書いて、ブログのアクセス数が伸びていったとしても・・・
Googleの検索エンジンのアップデートで被弾すると、一気にアクセス数が下がるんです。
僕もブログ歴は7年近くと長いですが、このGoogleのアップデートには何度も被弾しています;
そのたびに収入も大きく落ち込みました。
ブログのアクセス数が下がると収益に大きく影響が出るので、記事のリライトをしたり、また記事を書き続ける必要が出てきます。
そうなってくると、どんどん消耗していき精神的にだいぶ追い詰められていくんですよね。。(実体験
アクセス数に依存するビジネスモデルをメインに収益化すると、いきなり収益の柱が崩れてしまう可能性が高いです。
なので、大量のアクセス数を必要としない、自分の商品やサービスを販売するビジネスモデルを持っておきたいところですね。
いきなりは難しいかもしれません。
ただ、自分だけの商品やサービスを持つことが出来れば、無駄にアクセス数を追い求めて消耗することもなくなっていきます。
とりあえず今は
「アクセス数に依存する収益モデルに、頼り切るのは危険」
ということを、頭に入れておいてもらえればいいかなと思います。
以下の記事でプロブロガーをおすすめしない理由について書いているので、こちらもチェックしてみてくださいね。
⇒⇒⇒プロブロガーになるにはと調べている人へ・絶対おすすめしない5つの理由
今回のまとめです
というわけで今回はブログとアフィリエイトの違いについて。
ついでに、ブログアフィリエイトのメリット&デメリットについても、初心者向けに分かりやすく解説していきました。
内容を要約しますと・・・
・ブログ ⇒ メディアとなる媒体
・アフィリエイト ⇒ インターネット広告
「アフィリエイト広告の種類」
1・クリック型広告
2・成果報酬型広告
3・インプレッション広告(例外)
・アフィリエイトはメリットもあるが、デメリットも多い
・アクセス数に依存する収益モデルに頼るのは危険
ということでしたね。
初心者の方にとっては、ちょっとややこしいかもしれません。
ただ、ブログの収益化を意識するなら基本中の基本となる部分なので、しっかり把握しておきたいですね。
では、また次回お会いしましょう。