どうも~こんにちは、サケです。
このブログではブログを軸として、好きな事や興味のある事を仕事にしていくための、考え方。
ブログの集客法、運営方法などを書いているわけですが・・・
ブログをビジネスに活用するとなると「プロブロガー」が思い浮かぶかな、と思います。
個人的にプロブロガーの定義って何かなーと考えた訳ですが・・・
『ブログを書いて、そこから収入を得ている人たち=プロブロガー(専業ブロガー)』
こういう公式が成り立つかな?と思いました。
さらにそこに付け加えるなら
「大量のPV数を集めないと、毎月の収入が安定しない人たち」
これを加えた方がいいかなーと。。
そして僕の感覚でお伝えするなら、プロブロガーになるのは・・正直おすすめしません。
どうしてかといえば、僕自身が世間で言うところのプロブロガーをやっていたから、です。
というわけで、今回はプロブロガーを絶対おすすめしない理由についてお伝えしていきます。
プロブロガーを絶対におすすめしない5つの理由
僕はソーシャルゲームのイラストレーター、デザイナーとして働いていた時期があったんですが・・
デザイナー時代に、毎日終電間近に帰宅みたいな生活を送っていたら、精神的に病んでしまいまして;;
そこから会社勤めは合わないと考えて、ブログで稼いでいく方向で動き出しました。
ブログに記事を書き続けて投稿し、月間140万PV以上を出せた月とかもあって、なんとか収入を得られるようにはなったものの・・
正直、精神的に病んでいた時期の方が多かったような気がしますね(苦笑
7年間という期間、ブログを書き続けてきた僕がプロブロガーをおすすめしない5つの理由ですが、以下の5点になります。
1・常に書きたい内容より儲かる内容を優先しないといけない
2・基本ずっとパソコンの前で1人で作業し続けないといけない
3・アクセスに依存するビジネスモデルが精神的にきつい
4・プロブロガーとはタレントビジネスのようなもの
5・場合によっては本当の自分を偽って、誹謗中傷に耐えないといけない
というわけで、1個1個解説していきましょう。
1・常に書きたい内容より、儲かる内容を優先しないといけない
まずプロブロガーの場合、主な収入源は「クリック広告型のアドセンス収入」がメイン。
他に成約型のアフィリエイトとか、表示されるだけで収入になるインプレッション型広告などがあります。
そうなると「月間で100万PV」を以上のアクセス数やPV数を必要とする訳ですが・・・
それほどのアクセス数を集めるとなると、常に需要のある記事を書いていかないといけません。
もしくは「儲かるような内容」とかですね。
一時期ビットコインなどの仮想通貨が流行っていた時期がありましたが、あの時期は次々と仮想通貨系のブログが乱立していたように思います。
どうしてそんなにブログが乱立していたのかといえば
「話題になっているテーマを扱った方が、アクセス数が増えるから」
です。
そうして記事にアクセスを集めて広告収入を獲得し、あわよくば仮想通貨系の商材を購入してもらって、そこからアフィリエイト収入を得ると。
こういう流れな訳ですね。
僕は仮想通貨のテーマには手を出しませんでしたけど・・・
結局情報商材とか、そっちのテーマに手を出してしまい、精神的に潰れてしまいました;
儲けたいとか、稼ぎたいとか、そういう気持ちを前に出しすぎると
「これは別に書きたいテーマじゃないんだけど・・けど、儲かるなら書かないと・・」
といった具合に、心の中の違和感をねじ伏せながら、記事を書き続けることになるんですね。
そんな状態が長く続けばどうなるのかといえば。
僕みたいに精神的に潰れて、何がやりたかったのか分からなくなってしまうと。
こんな状態になってしまうんですよ。
やっぱり自分の書きたい、伝えたい内容とか。
そういう気持ちは大事にしないと、どこかで歪(ひずみ)が出てきてしまうものなんですよね。
2・基本ずっと、パソコンの前で1人で作業し続けないといけない
ブログにアクセスを集めるためには、基本ずっとパソコンの前で1人で作業し続けないといけません。
アクセスが集まりそうな記事ネタをリサーチして、検索数を調べて、そこから記事を構成して書いていく。
基本的にはこの作業の繰り返しです。
だいたい1つのブログでアクセスが集まり始めるのは、100記事~150記事くらいでしょうか。
もちろん1記事1記事、しっかり考えて役に立つ記事として書き上げないといけません。
これをず~~~っと1人でやっていく訳ですね。
僕は会社勤めというか、人にあれこれ指図されたりとか、高圧的な命令口調とか・・
そういう他者に振り回される働き方にほとほと嫌気がさしてしまったので、この1人で作業していくスタイルは合っていたといえば合っていたんですが・・・
おそらく、会社勤めに特に違和感なく取り組めている人からすると、結構キツイのではないかと思います。
誰かとの会話とかありませんし。
何か分からないことがあったら、全部自分で調べて解決していかないといけません。
なにより、自分にない視点でアドバイスをくれる存在がいない、というのは・・・たまにものすごく寂しくなってしまいます。
まあこれは、フリーランスや独立を考えている人にとっては、常についてまわる悩み事かもしれませんけどね。
3・アクセスに依存するビジネスモデルが精神的にきつい
先程も書きましたが、プロブロガーの収入源となるのは「アクセス数、PV数」になります。
毎月どれほどのアクセスを集めるかによって、毎月の収入が上下するので、とにかく大量のアクセスを集めないと収入にならないんですよね。
プロブロガーで有名なイケダハヤトさんの場合、1日も休むことなく毎日3~4記事。
この生活を5年以上続けていたといいます。
僕自身もそうですね・・・確かにブログを始めた当初は「1日2~3記事」は投稿し続けていました。
だいたい1つのブログでアクセスが集まり始めるのが、100記事~150記事のあたりと言われていますが・・
それまでは、最低1日1記事は投稿し続けていたかなと。。
当時はとにかくお金がなくて
「今はお金を稼がないと・・!」
といった具合にある意味で必死でしたからね・・
まあそんな具合に割と頑張って作業しまくって、ブログから収入を得られるようにはなったんですが。
Googleの検索エンジンのアップデートでアルゴリズムが変化し、ブログ全体のアクセス数がだいぶ落ち込みました。
複数のブログを運営しているので、収入が0になるということはなかったんですが、かなり精神的にダメージを受けましたね;;
こんな具合に、収入を検索エンジンからのアクセスに依存しているので、検索エンジンのアルゴリズムが変わる度に記事を修正したり、書き続けないといけないんです。
加えて2019年は検索エンジンの変動率が高く、全くアクセスが安定しない時期が続きました。
そんな中で僕が感じたことはといえば
「もう検索エンジンのアップデートに振り回されるの、嫌だ・・;;」
こんな具合に、ただアクセス数を増やすための記事を書き続けるのも、検索エンジンに振り回されるのも嫌になってしまった訳です。
いくら記事を修正しても、書き直しても、検索エンジンのアルゴリズムが変わればそれに従わないといけない。
常にルールに振り回されつつ、他のアフィエイターやブロガー、更には企業サイトなど。
大量のアクセスを得るため、そのアクセスの奪い合いをし続けないといけない状況に疲れ果ててしまったんです。
疲れ果てた僕は、結局の所何がしたかったのかよくわからなくなってしまい、精神的に病んでしまうことに。
そんな具合に、精神的にもキツイので大量のアクセス依存のビジネスモデルは、正直おすすめしないところですね。
4・プロブロガーとはタレントビジネスのようなもの
そして、ただアクセスを集めるだけの戦略ではあまりに脆いので、他の戦略を考えていく必要があります。
Googleの検索エンジンにただ依存するのではなく、他のサイトとアクセスの奪いをしない方向に進むにはどうしたらいいか?
そう考えると、個人として有名人になるしかないんですよね。
プロブロガーの収入源は主にアドセンスの広告収入。
そして、その収入を支えるのはブログに投稿された大量の記事郡。
しかし、記事からアクセスを集めるやり方では、Googleのアップデートがあった際、変動する恐れがあります。
それなら、ブログの記事を書いている運営者の方に、注目を集めることが出来ればどうなるか?
たとえアップデートがあったとしても、運営者の名前は変わることがありませんから
「あの人の書いた記事が気になる」
「あの人のブログ、今日は更新されているかな?」
といった具合に、日々運営者の名前で検索してくれることになります。
こういう流れに持っていければ、確かにアップデートを気にしなくてもアクセスは集められそうですが・・
しかし、誰でもそんな芸当出来るのか?といえば・・まあ、まず無理ですよね。
インターネット上で人気を集めるには「その人自身に何か光るもの」がないといけません。
それは、ものすごいカリスマ性があったり、すごい実績を持っていたり、芸能人のように容姿が優れていたり。
そういった素質を持っている人なら、まだ人気を集めることは出来るかもしれません。
しかしながら、だいたいの人は凡庸な一般人。
そうした一般人が目立つためには、注目を集める行為をしていかないといけない、という訳です。
ここでだいたいの人は、自分をものすごい人物に見せかけるため、奇抜な行動を取ったり、面白い動画で気を引いたり。
はたまた炎上するツイートをしてみて、炎上マーケティングを仕掛けてみたりなど。
あの手この手で自分を有名人に仕立て上げようとします。
ただ、これをやってしまうとただの「痛い発信者」になってしまうので、辞めておいた方が無難といえますね。
僕はそういった目立つような行為は苦手でしたし。
そんな事をしてまで有名にはなりたくないと思っていたので、やりませんでしたけどね。
5・場合によっては本当の自分を偽って、誹謗中傷に耐えないといけない
仮に上記のような行動をとって、晴れて有名人になったとしましょう。
ただ、有名になるということは、それだけ周囲に自分を晒す機会が増えるという事。
つまり、誹謗中傷を受けたり、アンチからのコメントに晒される機会も多くなるということです。
さきほど挙げたイケダハヤトさんとか、あとホリエモンさんとかですね。
あの人達とっても有名でファンも多いですが・・・その分アンチも多いことで有名です。
それでも彼らが潰れることなく活動を続けているのは、自分のやっている事が正しいと思っているから。
もっと言えば、自分を偽ることなく自分の軸を持っているからといえます。
で、ここで考えておきたいのは
凡庸かつ一般人な僕たちがそんな日常に耐えられるのか?
というところ。
ただ有名人になってアクセスを集めたいから。
それだけのために、本当の自分を偽って他のプロブロガーやインフルエンサーのマネをして・・
無理してキャラを作って外面だけ整えて、毎日誹謗中傷やアンチのコメントに耐えて、その対価として得られるのはブログの数百万というアクセス数。
生半可な気持ちで手を出したら、間違いなく精神的に潰れると思います。
本当の自分を偽って構築しようとするビジネスモデルは最初から破綻していますし、長続きする訳がありません。
プロブロガーとう働き方は確かに自由ではあるものの、中途半端な気持ちでやろうとすると痛い目をみるのは明らかですよ。
今回のまとめです
というわけで、今回はプロブロガーをやっていた頃の経験も踏まえて、絶対おすすめしない5つの理由を書いていきました。
結局の所、大量のPV数に依存する形のビジネスモデルだと、検索エンジンのアップデートや自分自身の精神状態とか。。
どこかで必ず綻びが生じて、どんどん歪んでいきやがて壊れてしまうものなんですよね。
だから、僕が伝えたいのは
「大量のアクセス数や、知名度などに左右されないビジネスモデル」
を持つという事。
ブログに数十万、数百万のPV数を集めなくても、無理にキャラを作って有名人を名乗る必要もないんです。
最低限のアクセス数を確保しつつ、少数でもいいです。
あなたの好きなこと、興味のあること、もしくは理念とか生き方ですね。
そこに共感してくれる読者をお客さんに変えていき、そのお客さんに価値あるコンテンツを提供して収入を確保していく。
そういったビジネスモデルを構築できれば、大量のアクセス数を必要としなくていいですし、自分自身に嘘をつく必要もありません。
毎日ちゃんと仕事して、ご飯を食べて、お風呂に入って寝て、たまの休みにどこかお出かけに出かけて・・・
一般的に普通と言われている生活を、送れるくらいの収入を得ることは出来ます。
加えて、自分の好きなこと、興味のあることで他の人を助けたりサポートしたりも出来ますから、感謝されつつやりがいを得る働き方にもなります。
ブログはあくまでも集客するツールです。
そのツールを上手く仕組みの中にはめ込んで、あなた自身のビジネスとして回していくこと。
ここを1つの目標として欲しいですね。
ひとまず今回お伝えしたかったことは
・大量のPV数に依存するビジネスモデルは破綻しやすい
・ひとまずプロブロガーを目指すのはおすすめしない(精神的にも病むから
ということでした。
ではでは、また次回お会いしましょう