どうも~こんにちは、サケです。
WordPressブログを開設したらやるべき初期設定はいくつかありますけど、そのうちの1つが「Google XML Sitemaps」の設定。
ブログ初心者の方の中には
と、悩んでいる方もいるかもしれませんね。
今回はそんな悩みをお持ちの方に「Google XML Sitemaps」の使い方と設定方法。
サイトマップの送信方法などを解説していきたいと思います。
この記事を書いている僕は2013年頃からブログを開始。
雑記ブログで月140万PVを達成し、新規ブログを作る時はいつも今回紹介する設定にしています。
画像の通り設定してもらえれば、5分もかからないと思うので早速設定していきましょう。
Google XML Sitemapsとは?
まず「Google XML Sitemapsってなんなの?」という方もいると思うので、簡単に解説しますね。
Google XML Sitemapsとは簡単に言うと
「検索エンジンのクローラーに、ブログの巡回に来てもらう」
ためのプラグインとなります。
クローラーとはウェブ上を徘徊している、検索ロボットのこと。
この検索ロボットがウェブサイトやブログの情報を収集して、検索エンジンのデータベースに情報を登録することで、ブログの記事が登録されたりします。
通常は記事を投稿すると、このクローラーがサイトの更新に気づいて情報を収集し、記事を検索エンジンに「登録(インデックス)」してくれます。
しかし、クローラは基本的にランダムでネット上を徘徊しているので、記事が更新されたとしても、すぐにインデックスしてくれないことも・・・
特にブログを開設したばかりの頃は、ブログにクローラーが訪れてくれないので、なかなかインデックスされません。
そのため、こちらからXMLサイトマップを設定し、サイトの更新をクローラーに伝える必要があるんですね。
更新したことをクローラーにその都度伝えれば、記事のインデックス速度が早まり、ブログもそれだけ早く評価されます。
ブログのアクセスアップやSEOの側面から見ても、XMLサイトマップの作成は必須です。
なので、ブログを開設したら早い段階で設定していきましょう。
Google XML Sitemapsをインストール&有効化する
まずは「Google XML Sitemaps」をインストールして有効化していきます。
WordPressのダッシュボード画面のサイドバーから「プラグイン」⇒「新規追加」とクリックします。
次に、プラグイン新規追加の検索画面で「Google XML Sitemaps」と検索。
すると、自動的に「Google XML Sitemaps」が表示されるので「今すぐインストール」をクリックして「有効化」していきます。
これで「Google XML Sitemaps」のインストール&有効化は完了です。
Google XML Sitemapsの設定方法について
次に「Google XML Sitemaps」の設定方法について見ていきます。
主な設定項目は以下の7点です。
・基本的な設定
・Additional Pages
・投稿の優先順位
・Sitemap コンテンツ
・Excluded Items
・Change Frequencies
・優先順位の設定 (priority)
順番に見ていきますね。
基本的な設定
基本的な設定は以下のように設定していきます。
「Notify Google about…」
⇒サイト更新時にGoogleに通知
「Notify Bing(formerly MSN…」
⇒サイト更新時にBingに通知
「サイトマップのURLを仮想robots.txtファイルに追加」
⇒サイトマップの詳細な場所を検索エンジン通達
「Try to automatically compress…」
⇒サイトマップを圧縮してくれる
ちなみに「HTML形式でのサイトマップを含める」にチェックが入っていると思いますが、ここはチェックを外しておきましょう。
ここにチェックを入れた状態にしておくと、後々
「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」
というエラーが発生する可能性があります。
クローラーは「xml形式のサイトマップ」しか見ないので、このエラーが出ても問題はないとのことですが・・
それでも、エラーが出るのはいい気分はしないと思うので、前もって外しておくといいです。
Additional Pages
ここは設定する必要はありません、そのままでOKです。
投稿の優先順位
投稿の優先順位は以下のように設定していきます。
ここはそれぞれのページの優先順位を決める項目ですね。
優先順位が高いと、クローラーは優先順位の高いページからサイトの情報を収集していきます。
ただ「コメント数が多い記事 = 重要な記事」とは限りませんよね?
そのため、ここは「優先順位を自動的に計算しない」にチェックを入れておきましょう。
Sitemap コンテンツ
Sitemap コンテンツは以下のように設定していきます。
サイトマップにどのページまで掲載するのか、選択できます。
ユーザーがサイトマップを開いた時、どのページを見てほしいのかによって、チェックを入れていきましょう。
デフォルトの設定に加えて「カテゴリー」にチェックを入れてもいいですね。
Excluded Items
Excluded Itemsは基本的に設定しなくてOKです。
Change Frequencies
Change Frequenciesは以下のように設定していきます。
それぞれのページの更新頻度の目安を、クローラーに伝える項目になります。
ここは特にこだわりがなければ、画像と同じように設定しておきましょう。
優先順位の設定 (priority)
優先順位の設定 (priority)は以下のように設定していきます。
さきほどの「投稿の優先順位」で「優先順位を自動的に計算しない」にチェックを入れると、ここの設定が有効となります。
基本的に最も重要度の高い「ホームページ」「投稿」「投稿優先度の最小値」は最も高い「1.0」に設定してください。
特にこだわりがなければ、ここも画像と同じように設定していきましょう。
最後に「設定を更新」のボタンをクリックして、設定完了となります。
Google Search Consoleへのサイトマップの送信方法
次に「XMLサイトマップ」を「Google Search Console」に送信していきます。
WordPressのダッシュボード画面のサイドバーから「設定 ⇒ XML-Sitemaps」と進んでください。
そして「あなたのサイトマップのインデックスファイルのURL」の部分に、サイトマップ用のURLが記載されているので、それをコピーします。
次に「Google Search Console」をページを開いてください。
そして左側の「サイトマップ」をクリック。
次に「新しいサイトマップを追加」の入力欄にさきほどコピーした「XMLサイトマップ」を入力します。
最後に「送信」ボタンをクリックすれば、サイトマップの送信作業は完了です。
サイトマップの情報が反映されるまで、数日ほどかかるので焦らず待ちましょう。
Google XML Sitemapsを使用する場合の注意点
最後に「Google XML Sitemaps」を使用する場合の注意点について。
ここは先に結論から書くと、
「Google XML Sitemaps」を使用する時は「All in One SEO Pack」の「XMLサイトマップ」の機能はオンにしないでください。
・「Google XML Sitemaps」
・「All in One SEO Pack」の「XMLサイトマップ」機能
この2つをオンにしてしまうと、2つのサイトマップが設定されることになり、以下のように「送信されたURLが見つかりませんでした(404)」のエラーが出てきてしまいます。
仮に間違って2つともオンにしてしまったら「All in One SEO Pack」の「XMLサイトマップ」機能を切りましょう。
僕は「All in One SEO Pack」の「XMLサイトマップ」の機能をオフにしたことで、エラーが無事に消えてくれました。
というわけで「Google XML Sitemaps」を利用する時は、注意してくださいね。
今回のまとめです
はい、ということで今回は「Google XML Sitemaps」の使い方と設定方法。
あと、Search Consoleへのサイトマップの送信方法について解説していきました。
せっかくブログを開設しても「XMLサイトマップ」を「Google Search Console」に登録しておかないと、検索エンジンにブログを認識してもらえません。
ブログ開設初期の頃は、検索エンジンに記事が登録されるまで時間もかかるので、開設したらすぐにやっておきましょう。
というわけで今回の内容は以上です。
また次回お会いしましょう。