どうも~こんにちは、サケです。
このブログでは自分の好きなことや興味のあることを仕事にするための、ブログ集客法や活用ノウハウをメインに発信しています。
今回見ていくのは、SEO集客の中でも需要な「検索意図」について。
この検索意図を意識して記事を書くことが出来れば、読者さんを満足させる記事を書けるようになります。
読者さんが満足出来れば、他の記事も読んでもらえるかもしれませんし・・
そうなればブログの回遊率や評価も上がりやすくなり、検索結果でも上位表示が狙えるようになっていきます。
あと、読者さんの目線に立てるので、どんな商品を紹介すれば売れやすくなるか。
どんな商品やサービスを作れば収益に繋がるのか、分かりやすくなるんですね。
この記事を読むことで、検索意図をライティングに活かすコツや、読者さんに刺さりやすい記事を作りやすくなりますよ。
ということで今回は、その検索意図がSEOで重要な理由と調べ方について。
あとはブログ記事にどう活かせばいいのか、そのあたり解説していこうと思います。
まず検索意図とは何?
最初に検索意図とは何なのか、そこから説明していきますね。
検索意図とは、ユーザーが検索に使ったキーワードの裏側に隠された意図のこと。
もう一息噛み砕いて言うなら
「ユーザーが検索して得たい本当のニーズや知りたいこと」
となりますかね。
ちょっと検索意図の一例を出してみますけど・・・
例えばとあるユーザーが
「ハワイ 11月 気候」
と検索した場合。
この検索意図の答えは
「天気を気にせず、ハワイ旅行を楽しむ方法」
になります。
ハワイの11月の天気を知りたいんじゃないの?と思った方は、若干読みが甘いです。
更に「服装や折りたたみ傘などの、持ち物が必要かどうかについて書く」
これを考えた方は読みがいいですが、後もう一息といったところですね。
ハワイの11月の気候を気にするということは、その時期に旅行に行くかもしれないということ。
どうせ旅行にいくなら、楽しんで良い思い出を作りたいものですから、気温や天気を気にするのは当然というもの。
だからユーザーの「楽しみたい」という目的のため。
服装や必要な持ち物以外にも、天気を気にせずハワイ旅行を楽しむ方法を書いてあげるんですね。
この場合は、以下の情報を書いておくといいかなと思います。
・雨でも存分に楽しめるスポット
・雨の日でもハワイをエンジョイする方法
・ハワイのレインボースポットの紹介
もっと調べれば、ハワイ旅行を計画している人に刺さるニーズは見つかるはずです。
あと、おそらくこういった基本的な情報を調べる人は「ハワイ旅行の初心者」かなと思います。
何度もハワイに行っていれば、わざわざ調べたりしないでしょうからね。
だから
・ハワイ旅行初心者さん向けのおすすめの過ごし方
・ハワイ旅行初心者向けの滞在プラン
こういった情報も載せると良いんじゃないでしょうか。
ただ、1記事にあまり詰め込むとくどくなるので、このあたりの内容は別記事にして内部リンクで繋ぎましょう。
と、まあこういった具合に検索している人の裏側のニーズを考えるのが「検索意図」の考え方になります。
検索意図がSEOで役立つ理由
検索意図がSEOで役立つ理由は、ユーザーを満足させる記事作りが出来るようになるからですね。
検索意図を読み取れるようになると、ユーザーの求めている裏側のニーズを把握出来るようになるので、価値提供のレベルがアップします。
ブログで集客して商品やサービスを販売していくなら、まずは読者さんにありったけの価値提供をして信頼してもらう必要があります。
そのためには、検索意図を汲み取って深堀りして、読者さんの悩みや問題点を解決する記事を書くこと。
読者さんの求めている情報に100%、出来るなら120%答えられる記事を提案すること。
そこを意識して書いていくことで、読者さんに記事を読んでもらえて信頼されるようになっていくんですね。
検索意図を理解することで
・ブログの集客数
・ブログの収益化
・アフィリエイトや自分の商品やサービスの成約率
これらを上げていくことが出来るので、是非とも身につけていきたいスキルになります。
検索意図を理解することは、Googleの理念にも沿っている?
Googleのサーチクオリティチームの金谷 武明さんによると
Googleが目指す完璧な検索エンジンとは、「ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すエンジン」
と話しています。
更に加えて「Googleが掲げる10の事実」によれば
10. 「すばらしい」では足りない。
たとえユーザーが自分の探すものを正確に把握していなくても、ウェブで答えを探すこと自体はユーザーの問題ではなく Google の問題です。Google は、全世界のユーザーがまだ具体的にイメージしていないニーズを予測し、新たなスタンダードとなるサービスを作り出しています。
これを要約すると、ユーザー自身が自分でも気づいていない、本質的な意図を汲み取ってあげること。
そして、それに答えることが重要ということですね。
だから、ユーザーの検索意図をしっかり汲み取って満足させるコンテンツを提供すること。
これがGoogleが求めていることであり、理念でもあるわけです。
この考え方に沿ってブログを運営していくことが、今後重要になってきますね。
検索意図には「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2つがある
ちなみにこの検索意図ですけど
「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2種類に分かれます。
ここもそれぞれ解説していきましょう。
顕在ニーズ
これは、ユーザー自身がすでに把握しているニーズのこと。
分かりやすい例で言うなら「ダイエット 方法」とかですね。
この場合は、ユーザー自身が「痩せたい」「もっとスリムになりたい」と思っているから「ダイエット 方法」で検索するわけです。
潜在ニーズ
逆に潜在ニーズは、ユーザー自身もまだ自覚していない、自意識の奥の方で眠っているニーズのこと。
実際に検索するキーワードに出てこないので、把握しにくいです。
ここは具体的に見ていくと、顕在ニーズを満たした時に
「ユーザー自身がどうなっていたいのか」
という点ですね。
例えばさきほどの「ダイエット 方法」という検索ワードの場合。
顕在ニーズと潜在ニーズの検索意図は次のように考えられます。
「顕在ニーズ」
・痩せたい
・もっとスリムになりたい
「潜在ニーズ」
・スリムになってチヤホヤされたい
・健康な体になって生き生きしたい
・自分を変えるキッカケにしたい
要するに「ダイエット 方法」というキーワードだけで、これらの「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」を把握する。
そして、両方のニーズを満たすコンテンツを考えていく必要があるってことですね。
ここはちょっと慣れないと難しいかもしれませんが
「ユーザーが検索する時に何を求めているのか?」
ユーザー視点で考えていくことがコツになってきますね。
この2つのニーズを満たす記事を書けるようになると、ユーザーの満足度が上がり、ブログの評価も上がりやすくなります。
検索意図の調べ方
ここまで検索意図についてや、SEOで重要な理由。
そして2つの種類があることなど解説していきました。
では、次に検索意図の調べ方について見ていきしょう。
具体的な調べ方は次の3つの方法になります。
1・キーワードの検索結果をチェックする
2・Googleサジェストや関連キーワードツールを活用する
3・Q&Aサイトから情報収集する
順番に見ていきますね。
1・キーワードの検索結果をチェックする
選んだキーワードで実際に検索して、1ページ目に出てくる上位記事をチェックしていきましょう。
1ページ目に出てくるTOP10の記事から
・記事のターゲットになっている読者層
・読者が抱えている表面的な悩みは何か?
・読者が抱いている潜在ニーズは何か?
以上の観点から、検索意図を汲み取っていきましょう。
ちなみにこの記事を例にするなら
「記事のターゲットになっている読者層」
・検索意図について知りたい人
・検索意図とSEOの関係性について知りたい人
「読者が抱えている表面的な悩みは何か?」
・検索意図がSEOでどう役立つのか知りたい
・検索意図の調べ方について知りたい
「読者が抱いている潜在ニーズは何か?」
・検索意図をブログ記事に活かす方法
といった感じですかね。
2・Googleサジェストや関連キーワードツールを活用する
あと「Googleサジェスト」や「関連キーワードツール」を活用するのも、検索意図のリサーチに欠かせませんね。
「Googleサジェスト」は「予測表示」のことで、メインキーワードと関連して、検索される可能性の高いキーワードが自動的に表示されるというもの。
例えばメインキーワードを「ダイエット」とした場合。
サジェストワードは
「食事」・・・ダイエットに最適な食事
「筋トレ」・・・ダイエットのための筋トレ方法
「ダイエット」・・・ダイエット用のサプリメント
といった具合に、メインキーワードの関連した単語を、予測して表示してくれます。
あとは「Yahoo!」の検索エンジンで検索すると、画面の下側にこのような「虫眼鏡キーワード」が表示されます。
Googleサジェストでは表示されていなかった「朝食」「メニュー」などのキーワードが得られました。
更に「関連キーワードツール」なら、一気に大量のキーワードをチェックすることも出来ます。
こちら一気に「853キーワード」も取得することができました。
これらのツールを活用すると検索意図の分析がやりやすくなるので、うまく使っていきましょう。
虫眼鏡キーワードや関連キーワードツールについては、以下の記事で詳しく書いています。
是非チェックしてみてください。
⇒⇒⇒虫眼鏡キーワードとは何?検索需要のある関連キーワードの選定方法
⇒⇒⇒関連キーワード取得ツールの効果的な使い方!初心者に分かりやすく解説
3・Q&Aサイトから情報収集する
検索意図を意識するなら、読者さんが何に悩んでいるのか?
そこを把握することが大事でしたね。
「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などのQ&Aサイトは、そうした悩みと解決策などがたくさん投稿されています。
試しに「ダイエット 方法」で検索してみたら、148,145件以上もの質問が投稿されていました。
ここをチェックしていくと、ユーザーの悩みを把握しやすくなるので、こちらも活用していきましょう。
ちなみに、検索窓のすぐ下から数件は広告リンクが貼られているので、要注意ですね。
検索意図をブログ記事に活かすには?
あとは、検索意図のブログ記事への活かし方を解説していきます。
検索意図を把握しても、それを記事に組み込んでSEOライティングによって記事にしていかないと意味がありません。
検索意図のブログ記事への活かし方は次の3点になります。
1・キーワード選定と検索ボリュームをチェックする
2・検索意図の調査
3・検索意図に答える形で構成&記事の執筆を行う
こちらも順番に見ていきましょう。
1・キーワード選定と検索ボリュームをチェックする
これは検索意図のみならず、ブログで集客していくなら必ず必要な作業となります。
キーワードを決めずに記事を書くのは、ゴール地点も決めずにいきなり走り出してしまうのと同じです。
だから、まず先にキーワード選定を済ませてしまいましょう。
このキーワード選定の作業は先ほどの「Googleサジェスト」や「関連キーワードツール」などが役に立ちます。
Googleサジェストや関連キーワードツールでキーワード選定できたら、検索ボリュームのチェックも忘れないでください。
検索ボリュームのチェックをしておかないと、そのキーワード郡で実際にアクセスがくるのかどうか。
そこが把握できなくなってしまいます。
検索数が「0」のキーワード郡で記事を書いても、検索してくれる読者さんがいなければ、書いた意味がなくなりますからね。
そのため、検索ボリュームのチェックも忘れずに行いましょう。
以下の記事も是非参考にしてみてくださいね。
2・検索意図の調査
キーワードを選定して、検索ボリュームもある程度あると分かったら、次に検索意図を調べていきましょう。
ここはさきほど紹介した通りの方法で、リサーチしてみてください。
1・キーワードの検索結果をチェックする
2・Googleサジェストや関連キーワードツールを活用する
3・Q&Aサイトから情報収集する
あとは「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」をチェックすることも忘れないようにしましょう。
3・検索意図に答える形で構成&記事の執筆を行う
検索意図を調べて、顕在ニーズや潜在ニーズもだいたい把握したら、構成を作って記事を書いていきましょう。
検索意図を調べていくと、自然と記事の構成案が浮かんできます。
例えば今回の記事の場合。
検索意図は以下のようになっていました。
・「検索意図ってそもそも何なのか知りたい」
・「検索意図がSEOでどう役に立つのか知りたい」
・「検索意図の調べ方について知りたい」
・「検索意図のブログ記事への活かし方を知りたい」
この検索意図に対応して、それぞれの見出しを作っていくと・・・
・「まず検索意図とは何?」
・「検索意図がSEOで役立つ理由」
・「検索意図の調べ方」
・「検索意図をブログ記事に活かすには?」
こんな具合に、それぞれの検索意図に対応する見出しが出来上がるというわけです。
あとは、若干足りないと感じる箇所の見出しを付け加えたり、見出しに沿ってSEOを意識しつつ記事を書いていく。
そして、画像や各部分を強調するなどして整えていけば、検索意図を把握した記事の完成というわけですね。
若干慣れるまで大変だと思いますが、この記事の書き方に慣れていくと読者さんから
「この記事、知りたいことが先回りして書かれていて助かる」
「とても丁寧に書かれていて気が利く」
そう思われるようになっていきます。
記事を読んでいるのは、あくまでも感情のある人ですからね。
だから読者さんのニーズを先取りした記事を書けるようになれば、自然とファン化にも繋がっていきますよ。
今回のまとめです
はい、今回は検索意図がSEOで重要な理由と調べ方と、ブログ記事への活かし方について解説していきました。
内容をおさらいしていくと・・・
・検索意図が重要なのは、読者さんを満足させる記事作りが出来るようになるから。
・検索意図には顕在ニーズと潜在ニーズの2つがある
検索意図の調べ方は
1・キーワードの検索結果をチェックする
2・Googleサジェストや関連キーワードツールを活用する
3・Q&Aサイトから情報収集する
検索意図のブログ記事への活かし方は
1・キーワード選定と検索ボリュームをチェックする
2・検索意図の調査
3・検索意図に答える形で構成&記事の執筆を行う
ということでした。
検索エンジンは年々進化を続けており、検索意図を汲み取っていないブログはどんどん順位を落として、弾かれています。
小手先のテクニックはどんどん通用しなくなってきているので、まずはユーザーの検索意図を把握すること。
そしてユーザー自身も自覚していない、潜在ニーズを満足させる記事を書いていくこと。
このあたりを意識すれば、ブログ集客や商品やサービスの販売などもやりやすくなっていきますよ。
慣れるまでちょっと大変かもしれませんが、ちょっとずつで大丈夫です。
検索意図を意識しながら、記事を書いてみてくださいね。
ではでは、また次回お会いしましょう。