どうも~こんにちは、サケです。
今回の記事では
「ブログを始めたけど、メタディスクリプションが何なのかわかりません」
「SEO効果があるっていうけど、具体的な書き方などを教えてください」
こういう悩みや疑問にお答えしていきます。
ブログを始めたばかりの人は
こういう人もいるかもしれません。
先に結論から書くと、メタディスクリプション(meta description)は記事のクリック率をアップする重要なSEO対策のことです。
この記事を書いている僕は、2013年にブログを開始。
雑記ブログで月140万PVを達成した経験があり、現在はブログで生計を立てています。
今回の記事では主に
・メタディスクリプションとは何なのか?
・メタディスクリプションのSEO効果
・メタディスクリプションの書き方&テンプレ化の手順
・メタディスクリプションの注意点
などを解説していきます。
メタディスクリプションの書き方を学んでPV数アップを目指したい方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
メタディスクリプション(meta description)とはそもそも何?
まずメタディスクリプションですが、簡単に書くと検索結果の下に表示される説明文のことですね。
下の赤枠で囲っている部分が「メタディスクリプション」です。
もうちょっと踏み込んで解説するなら
「検索ユーザー(読者)と検索エンジン(Google)に、記事の内容を伝える説明文」
となります。
検索ユーザーと検索エンジンの両方に、どんな記事内容なのか伝える。
その点を考えると、かなり需要な項目といえますね。
メタディスクリプションのSEO効果【クリック率の改善】
次にメタディスクリプションのSEO効果について。
これは先に書いておくと、メタディスクリプションはSEOに直接影響することはありません。
それなら、書いてもあまり意味はないんじゃないかと思うかもしれません。
しかし、魅力的なディスクリプションを書けるようになると、それだけクリック率(CTR)が向上します。
その理由は、検索ユーザーの中には記事タイトルだけでなく、メタディスクリプションの文章を見て記事タイトルをクリックする人もいるからです。
例えば、あなたが何か調べたいことがあってGoogleで検索したとします。
その際、検索結果に表示された記事タイトルが、どれもこれも似通っていたらどうするでしょうか?
おそらくですが、記事下に書かれている「メタディスクリプション」を参考にするんじゃないでしょうか。
そうなると、魅力的なメタディスクリプションを書くことができれば、上位表示されている記事よりアクセスしてくれる可能性が高くなるんですね。
そのため、直接的なSEO効果はないものの
・魅力的なメタディスクリプションを書く
・魅力的な文言で、読者の興味を引く
・記事へのクリック率(CTR)が上がるので、アクセス数がアップする
・結果的にSEO対策となる
という流れが期待できるようになります。
なので、メタディスクリプションは「間接的なSEO効果」を発揮すると考えるべきでしょう。
メタディスクリプションの書き方のポイント4つ
では次に、メタディスクリプションの書き方のポイントを4つ解説していきます。
1・SEOキーワード(検索ワード)を入れる
2・SEOの関連キーワードも入れる
3・パソコンとスマホの文字数を意識する
4・記事タイトルに沿って書くこと
こちら順番に見ていきますね。
1・SEOキーワード(検索ワード)を入れる
1つ目はSEOキーワード(検索ワード)を入れること。
メタディスクリプションに実際に検索される「SEOキーワード」を入れると、検索結果で「太文字」で表示されます。
例えば「ブログ 絵文字」のキーワードで検索した場合。
メタディスクリプション内の「ブログ 絵文字」のSEOキーワードが太字になっていますよね。
直接的なSEO効果はないものの、キーワードが太字で強調されるようになるので、クリック率の向上効果が期待できます。
記事タイトルをクリックしてもらないことには、ブログへの集客や収益化に繋がりませんからね。
まずは記事へのクリック率上昇のために、メタディスクリプションにはSEOキーワード(検索ワード)を入れるようにしましょう。
2・SEOの関連キーワードも入れる
メタディスクリプションにSEOの関連キーワードを入れた場合。
記事タイトルに関連キーワードを入れていなくても、検索で表示される可能性があります。
どういうことかというと、例えば「メタディスクリプション 書き方」というキーワードを狙った場合。
メタディスクリプション内には「メタディスクリプション 書き方」のキーワードを入れるといいですよね。
しかし、メタディスクリプションは「meta description」と英語表記でも検索されることがあります。
そのため、メタディスクリプション内に「meta description」の英語表記も入れると、そっちのキーワードでもヒットする可能性が出てくるんですね。
以下の画像を見てみると、記事タイトルに「meta description」は入っていません。
しかし、メタディスクリプション内に「meta description」の英語表記があることで、「meta description 書き方」のキーワードで上位表示されていました。
このように記事タイトルに入り切らなかった関連キーワードを、メタディスクリプション内に入れることで、検索上位を狙うテクニックもあるというわけです。
3・パソコンとスマホの文字数を意識する
3つ目はパソコンとスマホの文字数を意識すること。
Googleはアルゴリズムを頻繁に変えてくるので、メタディスクリプションに表示される文字数は常に変化します。
ちなみに、メタディスクリプションの最適な文字数は、パソコンとスマホとで微妙に違うんですよね。
それぞれの最適な文字数は以下の通りです。
・パソコン:100~120字前後
・スマホ:70~80字前後
それ以上の字数を書いても文章が途中で途切れてしまうので、検索結果で表示れません。
時間をかけても意味がないので、パソコンとスマホの文字数を意識してメタディスクリプションの文章を考えましょう。
スマホには70字前後しか表示されませんから、メタディスクリプションで伝えたいことは前半の70文字以内に入れると、なお良いですね。
4・記事タイトルに沿って書くこと
4つ目は記事タイトルに沿って書くこと。
メタディスクリプションは「記事の内容を読者や検索エンジンに伝える役割がある」と書きましたよね。
そのため、記事タイトルに書かれていない内容をメタディスクリプションに書くと、検索意図からずれてしまう可能性が出てきます。
どういうことか?
例えば、「ブログ 書き方」の検索ワードで調べている人は、ブログの書き方を知りたい人が検索しているはずですよね。
しかし、そこでメタディスクリプション内で「ブログにおすすめの有料テーマも解説しています」という記述があったらどうでしょう。
これだと「ブログ 書き方」の検索意図と、ずれてしまいますよね。
そうなると、検索ユーザーが
「この記事には自分の求めている内容は書かれていないかな・・」
と感じて、記事のクリック率が下がってしまうかもしれないんですね。
そうならないためにも、メタディスクリプション内には、記事タイトルに沿った適切な内容を書くようにしましょう。
メタディスクリプションを書くならテンプレート化するのがおすすめ
メタディスクリプションで読者の目を留めるには、他の記事より魅力的な文章を書く必要があります。
ただ、1記事ずつメタディスクリプションを一から考えて書くのは、かなり骨が折れますし作業効率も悪くなりますよね。
そのため、メタディスクリプションを書くなら「テンプレート化」するのがおすすめです。
テンプレ化していく流れは、主に以下の3つの工程になります。
1・読者への問いかけ、共感する
2・記事の内容を簡潔にまとめて伝える
3・記事タイトルへのクリックを促す
こちらも順番に解説していきますね。
1・読者への問いかけ、共感する
まずは、読者への問いかけ、もしくは共感することですね。
冒頭で読者に問いかけたり共感したりすることで、読者の興味をこちらに惹きつけます。
メタディスクリプションの冒頭の書き出しでは、以下のテンプレートを参考にするといいです。
「悩みなどの共感型」
・メタディスクリプション(meta description)の効果的な書き方で悩んでいませんか?
・ブログにアクセスを集める方法がわからなくて悩んでいませか?
「問いかけ型」
・メタディスクリプション(meta description)の効果的な書き方を知りたいですか?
・ブログにアクセスを集める方法を知りたいですか?
「~で悩んでいませんか?」「~を知りたいですか?」「~の解決法を探していませんか?」などなど。
色んな言い回しが使えますね。
2・記事の内容を簡潔にまとめて伝える
2つ目は記事の内容を簡潔にまとめて伝えること。
今回の記事を例に挙げると
となりますね。
記事に実際に書かれている内容を、簡潔にまとめて伝えるようにしましょう。
ちなみに、さきほどの注意点の項目で書いたように、記事タイトルに書いていない内容はメタディスクリプションで書かないようにしてください。
検索意図からずれてしまう可能性がありますからね。
3・記事タイトルへのクリックを促す
最後に、3つ目が記事タイトルへのクリックを促すこと。
今回の記事を例に挙げると
この締め方はオーソドックスな書き方ですが、他にも使えるフレーズを挙げると
・「必見です」
・「知らないと損です」
・「絶対読んでください」
・「知りたい方は今すぐクリック」
などですね。
最後に読者が気になるような、クリックしたくなるフレーズを入れてあげましょう。
メタディスクリプションを書く特の注意点
次に、メタディスクリプションを書く時の注意点も解説していきましょう。
1・キーワードの詰め込み過ぎに注意
2・他の記事と内容が被らないようにする
3・設定した文章が、必ず検索結果に反映されるとは限らない
こちらも順番に見ていきます。
1・キーワードの詰め込み過ぎに注意
1つ目は、キーワードの詰め込み過ぎに注意すること。
さきほど、メタディスクリプションには「SEOキーワード(検索ワード)」を入れるようにと書きましたよね。
確かに、メタディスクリプションにSEOキーワードを入れないと、太文字で強調されないので検索ワードは入れる必要があります。
とはいえ、だからといってキーワードだけを羅列したり、キーワードを詰め込み過ぎるのはNGです。
その理由は、スパムとして検索エンジンからペナルティを受ける可能性が高くなるから。
5~6年くらい前は、SEOキーワードを詰め込むやり方が流行っていました。
しかし、今では「ブラックハットSEO対策」としてペナルティの対象となっています。
なので、必要以上にSEOキーワードを詰め込むのはやめましょう。
2・他の記事と内容が被らないようにする
2つ目は、他の記事と内容が被らないようにすること。
メタディスクリプションの文章を、他の記事に使い回すとかまずないと思いますが・・
もしも同じ文章を使いまわしているとしたら、それぞれの記事ごとに違うメタディスクリプションを設定するべきです。
その理由は以下の通りですね。
・検索ユーザー(読者)を混乱させてしまう
・検索エンジンからペナルティを受ける可能性がある
同じメタディスクリプションの文章を使い回すと、検索結果に同じ文章が表示されることになります。
そうなると、検索ユーザーを混乱させてしまうんですね。
加えて、Googleは重複コンテンツを嫌う傾向にあります。
検索結果に同じメタディスクリプションの文章が複数表示されるということは、それだけ重複コンテンツがあるということ。
そうなると、Googleから重複判定のペナルティを受けて、記事の検索順位が下がる恐れが出てきます。
そのためちょっと面倒かもしれませんが、メタディスクリプションの文章はそれぞれ個別に設定しましょう。
3・設定した文章が、必ず検索結果に反映されるとは限らない
3つ目は設定した文章が、必ず検索結果に反映されるとは限らない点。
メタディスクリプションを設定すると、記事タイトルの下に説明文が出ると解説しましたよね。
ただ、これは設定すれば、必ず表示されるというわけでもないんです。
最近の検索エンジンはかなり賢くなっています。
その関係で検索エンジン側がメタディスクリプションの内容を、読者に分かりやすい形に書き換えることがあるんですね。
これは設定されている説明文より、記事内でより重要と判断した内容をページから読み取ってしまうからとされています。
こればっかりはGoogle側の検索エンジンの仕様なので、どうすることもできないのが現状ですね。
今回解説したメタディスクリプション効果的な書き方を参考に、読者と検索エンジンに伝わる説明文を設定していきましょう。
それでも、勝手に書き換えられることがありますけどね・・;
今回のまとめです
というわけで今回は、メタディスクリプションの効果的な書き方や最適な文字数。
その他、テンプレート化のコツや注意点などを解説しました。
内容を改めておさらいすると、メタディスクリプションの書き方のポイントは以下の4点でしたね。
1・SEOキーワード(検索ワード)を入れる
2・SEOの関連キーワードも入れる
3・パソコンとスマホの文字数を意識する
4・記事タイトルに沿って書くこと
ブログ初心者の人からすると、メタディスクリプションを個別に設定していくのはちょっと面倒に感じるかもしれません。
しかしメタディスクリプションを設定することで、記事タイトルへのクリック率(CTR)を引き上げることができます。
記事にアクセスしてもらないと、ブログへの集客や収益化に繋がりませんからね。
なので、より多くの人にアクセスしてもらうためにも、メタディスクリプションの書き方を把握しておきましょう。
今回の記事で紹介したテンプレートをうまく活用して、作業時間を短縮してみてくださいね。
では、今回の内容は以上です。
また次回お会いしましょう。
以下の記事もおすすめなので、ぜひ読んでいってくださいね。