どうも~こんにちは~、サケです。
今回の記事では
「Windows10パソコンでフォルダを消そうとしても削除できない」
「フォルダやファイルがどうしても消せない、対処法を教えて」
こんなトラブルを解決していきます。
Windows10パソコンで作業していると、ファイルやフォルダを削除することってあると思います。
ところが、ごくたまにフォルダふやファイルを削除しようとしても「削除できない、消せない」という現象が起きたりします。
・エクスプローラーによってファイルは開かれているため、操作を完了できません。
・予期しないエラーのためフォルダを削除できません。
だいたいこういったエラー表示が出てきて削除できないケースが多いです。
削除できないフォルダやファイルを放置しておくと、後々作業効率にも影響してくるので早めに削除してスッキリさせたいところ。
というわけで今回は、Windows10でファルダやファイルを削除できない、消せない時の時の対処法を解説していきます。
Windows10-フォルダやファイルを削除できない、消せない時の対処法7選
では、Windows10でファルダやファイルを削除できない、消せない時の時の対処法を7つ解説していきます。
1・フォルダやファイルが使用中でないか確認して閉じる
2・パソコンの再起動を試す
3・フォルダやファイル名を変えてみる
4・別のファイルに上書きして削除
5・Windowsリソースモニターから削除を試みる
6・コマンドプロンプトから削除を試みる
7・セキュリティソフトを一時的に停止する
では、順番に見ていきましょう。
1・フォルダやファイルが使用中でないか確認して閉じる
まず最初に確認すべきなのが、閉じようとしているフォルダやファイルが使用中でないか確認すること。
フォルダやファイルを開いたり使用中のままだったりすると、当然その対象のフォルダやファイルを削除することはできません。
これ、意外とやりがちなんですよね。
あと注意すべきなのが、表面上では閉じたつもりでも「バックグラウンド」で動いているケースとかあります。
こういう場合は、以下の手順で対象のアプリやプログラムを強制終了させましょう。
1・「Windowsマーク」を右クリックして「タスクマネージャー」をクリックします。
2・強制終了させたいプログラムを一覧から探して選択して「タスクを終了」をクリックします。
これで対象となるフォルダやファイルを削除できるはずです。
2・パソコンの再起動を試す
パソコンに不具合が起きた時の鉄板な解決方法ですが、フォルダやファイルが削除できない場合でも有効です。
フォルダやファイルが削除できないということは、プログラムの終了時になんらかのエラーが出て終了処理がうまくいかなかった可能性があります。
なので、一度パソコンを再起してエラーなどの状況をリセットすればフォルダやファイルを消せるようになるはずです。
3・フォルダやファイル名を変えてみる
フォルダやファイル名があまりに長過ぎると削除できないケースがあります。
Windowsは「フォルダ名+ファイル名を255文字以内」に収めないと、対象のフォルダやファイルが削除できなくなってしまうんですね。
対処法は比較的シンプルで、フォルダ名やファイル名を短いものに変えてみましょう。
例えば以下のようなイメージですね。
「変更前」
C:\aaaaaaaaaaa/bbbbbbbbbbbb/ccccccccc/20210226-oyoyo.txt
「変更後」
C:\a/b/c/20210226-oyoyo.txt
こんな感じで「フォルダ名+ファイル名」を255文字以下にしていくというわけです。
フォルダのパスを短くできれば、削除できる状態になるはずです。
4・別のファイルに上書きして削除
この方法はファイルに限ったやり方ですが・・
まずは削除できないファイルと同じ名前、拡張子のファイルを作成します。
その新しく作ったファイルを削除できないファイルに上書き保存して、強制的に削除するという方法もあります。
詳しい手順は以下の通りです。
1・画面左下の検索ボックスに「メモ帳」と入力して「メモ帳」を起動させます。
2・特に何も記入せず「ファイル」⇒「名前を付けて保存」をクリックします。
3・削除できないファイルのあるフォルダに移動して「ファイルの種類」を「すべてのファイル」に変更します。
4・削除したいファイルを選択して「保存」すると、上書きするかどうかのメッセージが表示されるので「はい」をクリックしましょう。
5・あとは、上書きしたファイルを閉じて、削除すればOKです。
5・Windowsリソースモニターから削除を試みる
Windowsの「リソースモニター」から削除したいアプリやソフトのプロセスを終了することで、フォルダやファイルを削除できる可能性があります。
手順は以下の通りです。
1・「Windowsマーク」を右クリックして「タスクマネージャー」を選択します。
2・「パフォーマンス」タブを選択して、画面下の「リソースモニターを開く」をクリックします。
3・「CPU」タブをクリックして「関連付けられたハンドル」の検索ボックスに、削除したいファイル名を入力します。
4・検索結果に削除したいファイル名が表示されるので、右クリックして「プロセスの終了」をクリックします。
プロセスを終了すれば、削除できないファイルも消せるようになっているはずです。
確認してみましょう。
6・コマンドプロンプトから削除を試みる
システム側のエラーで偶然作成されてしまったフォルダ。
もしくは「この項目は見つかりませんでした」というメッセージが表示されてフォルダやファイルの削除が出来ない。
この場合は「コマンドプロンプト」からの削除を試してみましょう。
通常の操作で削除できなくても、コマンドプロンプトを利用すれば削除できる可能性があります。
手順は以下の通りです。
1・検索ボックスで「コマンドプロンプト」と入力して「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックします。
2・コマンドプロンプトプロンプトを起動したら、削除コマンドを入力します。
フォルダとファイルによってコマンドが違うので、以下を参考にしてみてください。
「フォルダの削除コマンド」
「rd」はフォルダ削除の実行コマンド。
「/s」は空でないディレクトリも削除するオプションです。
このコマンドを実行すれば、削除できないフォルダも強制的に削除できます。
「ファイルの削除コマンド」
ファイルの正確なパスは、削除したい対象のファイルを右クリック⇒「プロパティ」で確認できます。
もしくはファイルを選択した状態で「Shift + 右クリック」⇒「パスのコピー」からでもパスを取得できます。
3・コマンドプロンプトにコマンドを入力したら、Enterキーをクリックしましょう。
これでコマンドが実行されて、対象のファルダやファイルを削除できるはずです。
7・セキュリティソフトを一時的に停止する
もしくはセキュリティソフトの保護機能が邪魔をして、フォルダやファイルを削除できないとかですかね。
フォルダやファイルのウィルススキャン中だったり保護機能が働いていたりすると、削除したくてもできない状況になります。
なのでセキュリティソフトを一時的に停止して、改めて削除できないか試してみましょう。
念のため「Avast!」の機能を一時的に停止する手順を書いておきます。
1・「隠れているインジケーター」を表示して「Avast!」を右クリックします。
2・「アバストシールド制御」⇒「アバストを無効にする時間」を選択します。
セキュリティソフトを一時的に停止するだけなら「10分か1時間」の停止で問題ないはずです。
アバストを一時的に停止したら、フォルダやファイルを削除できるか確認してみてください。
今回のまとめです
というわけで今回は、Windows10でファルダやファイルを削除できない、消せない時の時の対処法を解説しました。
内容を改めておさらいすると、以下の7点でしたね。
1・フォルダやファイルが使用中でないか確認して閉じる
2・パソコンの再起動を試す
3・フォルダやファイル名を変えてみる
4・別のファイルに上書きして削除
5・Windowsリソースモニターから削除を試みる
6・コマンドプロンプトから削除を試みる
7・セキュリティソフトを一時的に停止する
ファイルやフォルダが削除できない状況は、放っておいてもそこまで深刻なエラーというわけではありません。
とはいえ、削除できないファイルやフォルダをずっと放置しておくのは気持ち悪いと感じる人もいるはずです。
フォルダやファイルが削除できない、消せない状況に困っている方は今回の対処法をぜひ試してみてくださいね。
今回の記事がお役に立てれば、嬉しく思います。
では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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