どうも~こんにちは、サケです。
今回の記事では
「Windows10パソコンでフリーズしてしまった・・;」
「パソコンがフリーズしたけどマウスは動く、対処法や対策を教えて」
こんなトラブルや悩みを解決していきます。
パソコンを使っていると1度は体験するかと思うのが「パソコンのフリーズ現象」ですね。
パソコンがフリーズすると画面が固まって全ての動作がストップするので、非常にやっかいです。
ただ、フリーズしたのにマウスを動くとなれば、いくつか取れる対処法もあります。
そこで今回は、Windows10パソコンでフリーズしたけど、マウスは動く時の対処法と対策について解説していきます。
まずは本当にパソコンがフリーズしたのかチェックする
パソコンがフリーズしたと思ったら、ついやってしまうのが電源ボタン長押しの「強制終了」ですね。
しかしパソコンが故障する原因にもなるので、本当の本当に最後の手段として取っておきたいところ。
まずは本当にパソコンがフリーズしたのかチェックするため、以下の3点を試してみてください。
1・まずは数分、焦らず待つ
2・アクセスランプをチェックする
3・プログレスバーを確認する
順番に見ていきましょう。
1・まずは数分、焦らず待つ
パソコンの画面が固まってしまうとフリーズしたと焦ってしまうものです。
そうなると「すぐ強制終了しないと!」と慌てるかもしれませんが、ここは一旦落ち着いて少し待ってみてください。
もしかしたら、メモリ不足によってデータ処理に時間がかかっているだけかもしれません。
焦らず数分待つことで、フリーズが解除されることもあります。
なので、すぐ強制終了したりあちこちクリックしまくったりするのはやめておきましょう。
2・アクセスランプをチェックする
ハードディスクのアクセスランプもチェックしてみましょう。
アクセスランプとは、パソコン稼働時に点滅しているランプのこと。
以下は僕が使っているパソコンですが、左側がアクセスランプになります。
(ちなみに右側は電源ランプですね)
パソコンの形態や仕様によってアクセスランプの場所は違いますが、だいたい電源ランプの隣にあるはずです。
何らかのプログラム処理が発生するとハードディスクの読み書きが始まり、このアクセスランプが点滅します。
つまりアクセスランプが点滅している時は「まだ作業していますよ~」という訳ですね。
ですから、アクセスランプの点滅が終わるまで待ってみましょう。
数分ほど待つことで、フリーズが解除されるかもしれません。
3・プログレスバーを確認する
あとはプログレスバーを確認するのも、フリーズしているかの判断材料になりますね。
プログレスバーとは、以下のようにタスクの進行状況を表したバーのこと。
フリーズしたと思った時にプログレスバーがちょっとでも進んでいるなら、データ処理に時間がかかっているだけです。
ある程度時間はかかるかもしれませんが、待っていればフリーズ状態が解除される可能性が高いです。
なので、しばし待つことをおすすめします。
以上の3点を試してフリーズ状態が解除されなかったら、本当にフリーズしている可能性が高いですね。
その場合は次の項目に進んでください。
Windows10パソコンでフリーズしたけどマウスは動く時の対処法6つ
ではWindows10パソコンでフリーズしたけど、マウスは動く時の対処法を6つ解説していきましょう。
1・スリープモードにする
2・タスクマネージャーからCPU負荷率の高いアプリを終了させる
3・不要なスタートアップアプリをオフにする
4・グラフィックドライバをリセットする
5・再起動を試す
6・それでもダメなら強制終了する
1・スリープモードにする
パソコンがフリーズしたけどマウスは動く場合、スリープモードにして復帰させるとフリーズ状態が解除されることがあります。
「デスクトップパソコン」
マウスが動くのであれば、左下の「Windowsマーク」⇒「電源」⇒「スリープ」を選択する。
「ノートパソコン」
本体の画面を閉じてしばらく待ってから開くか、パソコンの電源を押すとスリープモードになる。
2・タスクマネージャーからCPU負荷率の高いアプリを終了させる
パソコンがフリーズしてマウスだけが動く場合、だいたいパソコンへの負荷率が高いアプリを起動していることが多いです。
動作の重いアプリを強制終了させることで、フリーズが解除される可能性があります。
1・「Windowsキー」を右クリックして「タスクマネージャー」をクリックします。
もしくは、タスクバーの何もないところで右クリックして「タスクマネージャー」でもOKです。
2・タスクマネージャーが表示されたら「プロセス」をクリックします。
3・次に「CPU」をクリックすると、CPU使用率の高い順番にアプリが並び替わります。
4・あとはCPU負荷率の高いタスクを選んで、右下の「タスクの終了」をクリックしましょう。
だいたいはこれでフリーズ状態が解除されることも多いですね。
3・不要なスタートアップアプリをオフにする
3つ目は、不要なスタートアップアプリをオフにすることですね。
スタートアップとは、パソコンの起動と同時に立ち上がるプログラムのこと。
よく使用するアプリをスタートアップに登録しておくと、いちいち起動させる必要がないので便利といえば便利です。
しかし、このスタートアップ機能がパソコンのフリーズを引き起こしている可能性もあります。
なので無効化していきましょう。
1・「Windowsキー」⇒「設定」をクリックします。
2・設定画面の「アプリ」をクリックします。
3・左メニューの「スタートアップ」をクリックします。
4・スタートアップの画面になったら、右側のアプリ一覧から不要なアプリを「オフ」に設定していきましょう。
スタートアップアプリを停止すると動作に不具合が生じるものもあるので、本当に不要なアプリだけ停止するようにしてください。
与える影響は「影響:なし~大」である程度判断できます。
4・グラフィックドライバをリセットする
パソコンの映像出力を制御しているソフトを「グラフィックドライバ」といいますが、グラフィックドライバの何らかの不具合でフリーズを引き起こしている可能性があります。
その場合はグラフィックドライバのリセットで、フリーズが解除されることもあります。
グラフィックドライバのリセットは非常に簡単ですよ。
1・「Windowsキー + Ctrl + Shift + B」を同時押しする。
これで電源を切らずに、グラフィックドライバをリセットして再起動することができます。
5・再起動を試す
これもある意味鉄板な対処法ですが、パソコンの再起動も試してみましょう。
マウスが動くなら、通常通りの再起動方法でいけるはずです。
1・「Windowsマーク」⇒「電源」⇒「再起動」
6・それでもダメなら強制終了する
以上の方法を試してそれでもフリーズ状態が解除されないなら、強制終了するしかないですね。
強制終了はパソコンに大きなダメージを与えるだけでなく、作業中の全てのデータも消えてしまう可能性も諸刃の剣です。
ですから、本当の本当に最後の手段で使うようにしてください。
強制終了の手順は至って簡単です。
1・パソコンの電源を長押しする
2・電源が切れたら、10秒以上置いてからパソコンの電源を入れる
3・通常通り起動できたら、正常な手順でパソコンのシャットダウンを行う
4・再度10秒以上置いてから、パソコンの電源を入れて、フリーズしないかどうか確認する
強制終了してもパソコンが頻繁にフリーズするとしたら、パソコン環境を根本から見直す必要があるかもしれません。
Windows10パソコンが頻繁にフリーズする時の対策4つ
では、Windows10パソコンが頻繁にフリーズする時の対策を4つ解説します。
1・メモリを増設する
2・グラフィックドライバを更新する
3・パソコンの作業環境を見直す
4・放電処置を試す
こちらも順番に見ていきますね。
1・メモリを増設する
Windows10パソコンでやたらとフリーズを引き起こすなら「メモリ不足」が原因なことが多いです。
容量の大きい動画や大量の文書系ファイル、それに画像編集などの処理をする時はかなりのメモリを使うことになります。
メモリ容量は大きければ大きいほどに複数のアプリを同時に起動できたり、処理速度が上がったりします。
逆に容量が小さければ複数のアプリを同時に起動したり、大きいデータの処理に時間がかかってしまうんですね。
ちなみに、複数のアプリを起動させた状態でタスクマネージャーの「パフォーマンス」欄をチェックしてみてください。
この時、利用可能なメモリ容量がほとんどなかったら、メモリ不足でパソコンがフリーズしている可能性が高いです。
メモリ増設の目安ですがだいたい以下の通りですね。
「4GB」
文章作成やメールのやりとり、ネットを閲覧する程度なら4GBで十分
「8GB」
だいたいおすすめとされているのが8GB。
8GBもあれば動画編集や軽めの3Dゲームなどもサクサク動かせるようになります。
「16GB」
少し重めのゲームや動画編集、PhotoshopやIllustratorなどの画像編集ソフトを扱うなら16GBは欲しいですね。
これだけメモリを搭載していれば、普通に作業している限りはフリーズするリスクは減ります。
しかし、負荷の重い作業をするとメモリが足りなくなることもあるので要注意です。
「32GB」
PhotoshopやIllustratorといった高負荷のアプリをサクサク動かすなら、32GB以上は欲しいところですね。
各種フィルタやデザイン処理をする時、これだけメモリがあればストレスなく使えます。
ちなみに、僕はPhotoshopを使用する頻度が高いので「32GB」ほど積んでいます。
メモリを32GBにしてからは、パソコンがフリーズして落ちるといったことはなくなりましたね。
2・グラフィックドライバを更新する
グラフィックドライバが原因になっている場合は、最新のドライバに更新することでトラブルが改善されるかもしれません。
グラフィックドライバの更新手順は以下の通りです。
1・左下の「Windowsキー」を右クリックして「デバイスマネージャー」を選択します。
2・「ディスプレイアダプター」のツリーを展開して、グラフィックドライバの名前を右クリックします。
3・「ドライバーの更新」を選択します。
4・更新画面が出てくるので「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します」を選択します。
以上の手順で、グラフィックドライバーの最新版が配布されているかパソコン側が自動で検索してくれます。
更新できる場合は、パソコンの指示に従って更新していきましょう。
3・パソコンの作業環境を見直す
3つ目はパソコンの作業環境を見直すこと。
パソコンがフリーズする原因の1つに「熱暴走」があります。
パソコンの各種パーツは熱に弱いので、高温状態になるとフリーズを引き起こしやすくなるんです。
ですから
・パソコンの排気口の側に障害物を置かない
・パソコン内部のホコリやファンを定期的に掃除する
・直射日光が当たる場所にパソコンを置かない
・室温をエアコンなどで調整する
などを試して、パソコンの作業環境を見直してみてください。
4・放電処置を試す
あとは放電処置を試してみるのもおすすめ。
他のパソコン系の記事でも書いていますが、パソコンは長時間使用していると微弱な電気がパソコンの各種パーツに溜まっていきます。
そうすると帯電状態になって、パソコンに不具合やエラーが起きやすくなるんですね。
なので、やたらとフリーズする場合はパソコンの放電処置も試してみましょう。
デスクトップとノートパソコンそれぞれの放電処置の手順は以下の通りです。
「デスクトップパソコンの場合」
1・パソコンの電源をシャットダウンする
2・電源コードを抜く
(時間に余裕があるなら、パソコンに接続している周辺機器やLANケーブルもはずす)
3・そのまま1分~5分ほど放置する。
「ノートパソコンの場合」
1・パソコンの電源ををシャットダウンする
2・バッテリーを取り外す
3・電源コードを抜く
(こちらも余裕があるなら、周辺機器やLANケーブルなどを取り外す)
4・そのまま1分~5分ほど放置する。
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今回のまとめです
というわけで今回は、Windows10パソコンでフリーズしたけどマウスは動く時の対処法と対策を解説しました。
改めて内容をおさらいすると、フリーズした時の対処法は以下の6点。
1・スリープモードにする
2・タスクマネージャーからCPU負荷率の高いアプリを終了させる
3・不要なスタートアップアプリをオフにする
4・グラフィックドライバをリセットする
5・再起動を試す
6・それでもダメなら強制終了する
フリーズの対策は以下の4点でしたね。
1・メモリを増設する
2・グラフィックドライバを更新する
3・パソコンの作業環境を見直す
4・放電処置を試す
パソコンが頻繁にフリーズすると、作業や仕事にかなり影響しますからね。
ひとまずパソコンがフリーズして、マウスだけが動く時は今回の対処法を試してみてください。
そしてパソコンのフリーズ状態が解除されたら、フリーズの対策も早めに行っていきましょう。
今回の記事がお役に立てれば、嬉しく思います。
では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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