どうも~こんにちは、サケです。
今回の記事では
「Windows10の『設定』が開かないし落ちるんんだけど・・」
「Windows10の『設定』のボタンが反応しない、対処法を教えて」
こんなトラブルを解決していきます。
Windows10のパソコンを使っていると諸々の設定で「Windowsの設定」画面を呼び出すことが多くなりますよね。
Microsoftは「コントロールパネル」の機能を徐々に「設定画面」に置き換えており、将来的にはコントロールパネルを廃止する方向で進めています。
そのため「設定画面」に慣れておく必要があります。
ただ、この「設定画面」が開かない、落ちる、反応しない・・こういうバグが起きることがあるんですね。
『設定』はWindowsの諸々の設定を管理しているので、開かない状態になるとかなり良くない状況です。
なるべく早急に対応する必要があります。
そこで今回はWindows10で設定が開かないし落ちる。
設定ボタンが反応しない時の対処法を解説していきます。
Windows10-設定が開かない、落ちる・ボタンが反応しない時の対処法6選
では、Windows10で設定が開かない、落ちる・ボタンが反応しない時の対処法を6つ解説していきます。
1・他のアクセス方法で『設定』を開けないか試してみる
2・「Windows Update」を実行してみる
3・Windowsのシステムファイルを修復する
4・Windowsの「BITSトラブルシューティング ツール」を試す
5・ウィルス対策ソフトを一時的に停止してみる
6・設定アプリの再インストールを行う
では、順番に見ていきますね。
1・他のアクセス方法で『設定』を開けないか試してみる
「設定画面」を開くには、基本「Windowsマーク」⇒「設定」と選択すれば表示されます。
しかし
・「設定」をクリックしても、設定画面が開かない、反応しない
・設定画面が一瞬開くものの、すぐに落ちてしまう
こういう状況の場合は、Windows側のシステムエラーや不具合、バグなどが発生している可能性があります。
ひとまず、他のアクセス方法で「設定」を開けないか試してみましょう。
「設定」を開く他の方法は以下の通りです。
・「Windowsキー + I」を同時押し(設定画面呼び出しのショートカット
・「Windowsマーク」を右クリックして「設定」をクリック
・「Windowsキー + X」を同時押しして「設定」をクリック
・右下の「アクションセンター」をクリックして「すべての設定」をクリック
・「Windowsキー + R」を同時押しでファイル名を指定して実行を起動して「ms-settings」と入力して「OK」をクリック
・「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」をクリックして「start ms-settings:」と入力して「Enter」キーを押す
・検索ボックスに「cmd」と入力して「コマンドプロンプト」を起動し「start ms-settings:」と入力して「Enter」キーを押す
以上の方法で「設定」を開けた場合。
Windowsのシステム側で一時的なエラーやバグが起こっている可能性があります。
2・「Windows Update」を実行してみる
Windowsの状態を最新版にしていない場合。
設定画面が開けない不具合が報告されているようです。
Windows Updateで不具合の修正パッチが配信されることもあるので、アップデートを実行してOSの状態を最新版に更新しておきましょう。
通常は「設定」⇒「更新とセキュリティ」⇒「更新プログラムのチェック」と進みますが・・
「設定」が開かない場合は、以下の手順で「Windows Update」を実行しましょう。
1・「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」をクリックします。
2・「Windows PowerShell」を起動したら以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押して実行します。
3・アップデートが完了するまで少し待ちます。
4・アップデートできたら、一度パソコンを再起動して設定を反映させましょう。
パソコンを再起動したら、通常の手順で「設定」が開くか確認してください。
3・Windowsのシステムファイルを修復する
何らかの原因でシステムファイルが破損してしまい、設定が開けない、反応しない状況になっている可能性があります。
この場合はWindowsに備わっているシステムファイルチェッカーで、エラーのチェックと修復を試してみてください。
手順は以下の通りです。
1・「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」をクリックします。
2・まずは以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押します。
少し時間がかかるのでしばし待ちましょう。
3・コマンド実行が完了したら、次に以下のコマンドを入力します。
4・コマンドを実行し終えたら「Windows PowerShell」を閉じてパソコンを再起動しましょう。
パソコンを再起動したら「設定」が開けるようになっているか、確認してください。
4・Windowsの「BITSトラブルシューティング ツール」を試す
Windows10のUIに何らかの問題が発生している場合。
BITS(バックグラウンドインテリジェント転送サービス)に何かトラブルが発生している可能性があります。
BITSとは「Background Intelligent Transfer Service」の略称で以下の機能を指します。
使われていないネットワーク帯域を判別してファイルのダウンロードやアップロードの通信を制御するWindows標準のサービス
この機能に問題が生じている場合は「BITSトラブルシューティング ツール」を試すと問題が解消するかもしれません。
手順は以下の通りです。
1・検索ボックスに「cp」と入力して「コントロールパネル」をクリックします。
2・表示方法を「大きいアイコン」か「小さいアイコン」にして「トラブルシューティング」をクリックします。
3・「コンピューターの問題のトラブルシューティング」が表示されたら「ハードウェアとサウンド」をクリックします。
4・「バックグラウンドインテリジェント転送サービス」をクリックします。
5・「トラブルシューティングツール」が起動するので「次へ」をクリックします。
6・診断が開始され、何かエラーを見つけた場合は自動的に修復してくれます。
5・ウィルス対策ソフトを一時的に停止してみる
稀にウィルス対策ソフトが何らかの悪さをして「設定」が開けない状態にすることがあるようです。
この場合、ウィルス対策ソフトが「設定」アプリをウィルスと勘違いしている可能性があります。
なので、一時的にウィルス対策ソフトを無効化すれば「設定」を開けるようになるかもしれません。
ウィルス対策を長時間無効化するのはセキュリティ上良くないので「設定」を開く時に一時的に無効化しましょう。
今回は「Avast」の無効化手順を解説しておきます。
1・タスクバーの隠れているインジケーターを表示して「Avast」アイコンを右クリックします。
2・「アバストシールド制御」⇒無効化する時間を選択します。
「設定」を開くだけなら「10分間無効にする」を選んでおけば問題ないと思います。
ウィルス対策ソフトを無効にしたら「設定」を開けるか確認してください。
6・設定アプリの再インストールを行う
もしくは「設定アプリ」自体に何か問題が発生していて、それが原因で「設定」を開けなくなっている可能性があります。
修復コマンドを試しても直らない場合は、設定アプリ本体の再インストールを行ってみてください。
設定アプリの再インストール手順は以下の通りです。
1・「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」をクリックします。
2・以下のコマンドを入力して「Enter」キーを押します。
3・コマンドの実行を完了したら。念のためパソコンを再起動しましょう。
パソコンの再起動後に「設定」が正常に開けるか、確認してみてください。
今回のまとめです
というわけで今回はWindows10で設定が開かないし落ちる。
設定ボタンが反応しない時の対処法を解説していきました。
内容をおさらいすると、以下の6つでしたね。
1・他のアクセス方法で『設定』を開けないか試してみる
2・「Windows Update」を実行してみる
3・Windowsのシステムファイルを修復する
4・Windowsの「BITSトラブルシューティング ツール」を試す
5・ウィルス対策ソフトを一時的に停止してみる
6・設定アプリの再インストールを行う
Windows10の「設定画面」が開けなくなると、Windowsに関する設定変更が出来なくなるので、かなり困ります。
Windowsのアップデートなども、だいたい設定画面から行いますからね。
設定画面が開かない状態を放置するのはおすすめしないので、今回の対処法をぜひ参考にしてみてくださいね。
今回の記事がお役に立てれば、嬉しく思います。
では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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ぜひご覧ください。
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