どうもこんにちは、サケです。
今回はWordPressブログを開設した初期のうちにやっておくべき「パーマリンク」の設定について、です。
これは簡単に書きますと
「WordPressブログの、それぞれのページのURLを決めるルール」
といったところでしょうか。
このルールは途中で切り替えたりすると、各ページへのリンクが切れたり、ページにアクセス出来なくなったりします。
そのため、最初のうちにルールを設定しておく必要があるんですね。
今回は基本的なパーマリンクの設定方法と、おすすめのパーマリンク設定について開設していきます。
WordPressブログのパーマリンク設定の方法について
まず最初に、WordPressのパーマリンク設定のやり方、方法についておさらいしておきましょう。
WordPressのダッシュボードの左メニューから「設定 ⇒ パーマリンク設定」とクリックしてください。
すると次のように6種類の投稿名が用意されているかと思います。
・基本
・日付と投稿名
・月と投稿名
・数字ベース
・投稿名
・カスタム構造
それぞれのURLを確認してみると、URLの法則性みたいなものが分かると思いますが・・・
日付と投稿名なら「https://あなたのドメイン名/日付/投稿名」
数字ベースなら「https://あなたのドメイン名/archives/数字」
といった具合です。
初心者の方からすると、どのパーマリンクにするべきか迷うかもしれませんが・・・
ここは「投稿名」を選ぶことをおすすめします。
その理由は、URL構造が一番シンプルで分かりやすい点。
加えて投稿名のキーワードをURLに含めやすいので、記事のテーマに沿ったURLにしやすいという点がありますね。
これまでいくつかパーマリンクの設定を試してみましたが、感覚的に「投稿名」のパーマリンクがSEO的に強いかなと感じています。
WordPressのパーマリンクはどう設定するのか?
はい、パーマリンクの設定画面で「投稿名」を選択したでしょうか。
そうしましたら、具体的にそのパーマリンクをどう設定していくのか?
そこを解説していきましょう。
実は「投稿名」に設定した場合、記事ごとにそれぞれの投稿名を考えて、英数字で設定しなおしていかないといけないんですね。
1・記事の投稿画面の「編集」をクリック
まずブログの投稿画面を開き、タイトルの空欄に記事タイトルを入力します。
入力して投稿画面内をクリックしてみると、パーマリンクが出てきます。
しかし、その状態のままだとブログ記事のタイトルがそのままリンク名になってしまうんですね。
このままだと、URLが意味不明な英数字の羅列に変換されてしまいます。
SEO対策を考えると、集客していくうえで問題が出てくるのでパーマリンクはしっかり変更していきたいところ。
そこで、パーマリンク横の「編集」ボタンをクリックしましょう。
ここをクリックすることで、ドメイン下のURLを自分で編集出来るようになります。
2・記事のテーマに沿った英単語を入力する
では、日本語のタイトル部分には何を記入すればいいのでしょうか?
ここは割とシンプルですが
「記事のテーマに沿った英単語」
を入力するといいです。
例えば、今回の記事の「WordPressのパーマリンク!おすすめ設定方法が投稿名な理由とは」だと・・
・WordPress
・パーマリンク
・おすすめ設定方法
このあたりが今回の記事のテーマになりますよね。
そこでこれらの単語を英単語にしつつ、なおかつ適度な長さで分かりやすくしていくと・・
wp-permalink
といったところでしょうか。
これを編集中の箇所に入力していくと、以下のようにURLが切り替わります。
この状態で投稿画面内に記事の内容を入れて、公開すると以下のようなブログ記事のURLが出来上がるという事なんですね。
パーマリンクを投稿名(postname)にする理由
では、どうしてパーマリンクのおすすめ設定は「投稿名(postname)」なんでしょうか?
その理由は主に以下の3つになります。
・URLがシェアされやすい
・記事の内容を読者やGoogleの検索ロボットに伝えやすい
・カテゴリー変更時のリスクがない
URLがシェアされやすい
まず最初に、URLがシェアされやすいという点。
パーマリンクを日本語タイトルが入ったまま公開してしまうと、ブログ記事のURLが訳の分からない英数字に文字化けすることがあります。
どういう状況になってしまうかというと・・
例えば、次のような記事タイトルで記事を公開したとしますよ。
この日本語が入ったURLをシェアしようとした場合、以下のように意味不明なURLが生成され、URLが無駄に長くなってしまうんです。
傍目から見てもすっきりしないし、何やら怪しく見えてしまいますよね。
こういう形式のURLだとシェアされにくくなるので、ソーシャルメディアなどで拡散されることを期待するなら、日本語をURLに入れるのはやめておいた方がいいです。
記事の内容を読者やGoogleの検索ロボットに伝えやすい
パーマリンクの部分が英単語などで構成されていると、記事の内容が読者に伝わりやすいです。
更に加えて、Googleの検索ロボットに伝えやすいというメリットがあります。
ここはGoogleが正式に発表した訳ではないので、確実とは言えませんが・・
Googleの検索ロボットは、URLに含まれる単語と記事の内容のキーワード。
それぞれを関連付けて、情報を取得してくれているのではないか?と僕は考えています。
例えば、さっきの日本語を含めたURLを以下のように切り替えたとしましょう。
こうしておくと、読者さんから見てもどんな記事なのか分かりやすいですし、Googleの検索ロボットも記事タイトルからどんな記事なのか把握しやすいですよね。
検索ロボットの特性上、英数字しか把握できない仕様だと思うので、やはりURLは英単語に切り替えておいた方が後々楽になってくるかなと。
カテゴリー変更時のリスクがない
あとはカテゴリー変更字のリスクがない、という点。
パーマリンク設定ですが、サイトの運営者の考えによっては
「/%category%/%postname%/」
といった具合に、カテゴリー名も含めたパーマリンクにした方がいい、としているところもありますね。
ただ、カテゴリーをパーマリンクに含めると変更時にリスクが出てくるので、あまりおすすめしないです。
加えて、後からカテゴリー変更をする時、かなり面倒くさいことになります。
どういう事かといいますと・・・
・仮に記事のカテゴリー分けを変更して整理した時、URLがまるっきり変わってしまう。
・URLが変わると、その記事の評価が0に戻ってしまう
・結果、検索順位が落ちて集客力が下がってしまう
こんなデメリットが出てくる可能があります。
例えばそうですね・・・
「webpage」というカテゴリーから、「wordpress」というカテゴリーに記事を移動して整理したとしましょう。
ここで、URLの設定がカテゴリーを含むパーマリンクになっていた場合。
「webpage/permalink」から「wordpress/permalink」きに切り替わるという事になります。
つまり、このブログのドメイン名で解説するなら
・https://build-lifetime.com/webpage/permalink
から
・https://build-lifetime.com/wordpress/permalink
といった具合に、新しいURLに切り替わるという事なんですね。
そうなると、どうなるのか?
まず、記事のURLがまったく新しいものになるんですから「webpage/permalink」で集まっていた評価が0になり。
「wordpress/permalink」の方で、また新しく評価を積み上げていかないとならなくなります。
そうなれば、記事の検索順位が落ちて集客にも影響が出てくるので、あまりよろしくないですよね。
逆に、パーマリンク設定にカテゴリーを入れていなければ・・
個別記事のURLは投稿名の「permalink」で統一されますよね。
ここはカテゴリーの部分を「webpage」から「wordpress」に変えたとしても変わりません。
そのため、記事整理のためにカテゴリーを切り替える。
この作業が簡単に出来るようになります。
ブログ初心者の方の場合、カテゴリー分けの作業はなかなか面倒になるんじゃないかと思います。
その理由は、どういった記事を書いていけばいいか?
どんなカテゴリー分けをしていけばいいのか?
サイトの構想や、設計を練るのに慣れていないからです。
初心者の方ほど、ブログのカテゴリーはゴチャゴチャになりやすい傾向にあります。
なので、なおさらパーマリンク設定にカテゴリーは入れないほうが無難ですね。
今回のまとめです
はい、というわけで今回はWordPressのパーマリンクについて。
おすすめの設定方法が、投稿名な理由を解説していきました。
今回の内容をまとめるなら
・パーマリンク設定は投稿名(postname)にするのがおすすめ
・パーマリンクには日本語ではなく、記事内容に沿った英単語を使うこと
・パーマリンクは最初に設定したら、むやみに切り替えないこと
といったところですね。
記事ごとに投稿名を切り替えていくのは多少面倒かもしれません。
しかし、記事のURLを見てどんな記事が分かりやすくなりますし、Googleの検索ロボットにも記事の内容が伝わりやすくなります。
記事の内容に沿った英単語を入力していくだけなので、是非パーマリンクは投稿名で入れていくことをおすすめしますよ。
ではでは、今回のこのあたりで、失礼します~。