どうも~こんにちは、サケです。
今回の記事では
「最近ちょくちょくブログの記事がパクられるようになって、困っています」
「すぐできるブログのパクリ対策や、根本的な対処法があったら教えてほしい」
こういった疑問や悩みにお答えしていきます。
ブログの運営を続けていくと、どこかのタイミングでアクセスが伸び始めて、サイトの露出が増えていきます。
そうなってくると「ブログの記事をパクる、コピペする人」が出てくるんですよね。
僕も過去に、雑記ブログの記事をいくつかコピペされた覚えがありますね;
この記事を読んでいるあなたも、記事をパクられて苦い経験をしたことがあるんじゃないでしょうか。
この記事を書いている僕は、2013年頃にブログを開始。
雑記ブログで月140万PV以上を達成し、ブログ収入で月88万円ほど達成した経験があります。
現在毎日更新中です(連続175記事ほど)
今回の記事では、そうしたブログ記事のパクリ対策について。
すぐにできる対処法と、本質的な対策について解説していきます。
ブログの記事は、いつパクられるか分かったものじゃないですからね。
ぜひ、今回の記事を最後まで読んで参考にしてみてください。
ブログ記事がパクられるのはよくある話
こう書くと不本意ですけど、ブログの記事がパクられるのは割とよくある話だったりします。
ブログの記事なんて、毎日膨大な量がネット上に投稿されていますよね。
パクる人の心理からすると
「ほんのちょっと記事を丸パクリしたところで、バレないだろう・・」
こう考えている可能性もあります。
更に、以下の要因が重なっていくと、記事やブログの露出度が飛躍的に上がります。
・検索上位に特定の記事が上がってくる
・SNSで大量に「いいね」や「リツイート」される
・はてなブックマークで注目される
露出度の上がった記事は、だいたい検索エンジンから高評価を受ける傾向が強いです。
パクる側もそのことは分かっているので、露出度の上がった記事はパクられやすいんですね。
僕も雑記ブログで色んなキーワードで1位を取っていましたが、いくつか記事の内容をパクられて、だいぶ面倒くさい思いをしました。
記事にアクセスが集まっていない段階なら、そんなに気にすることはないですが・・
ブログの評価が高まってアクセスが集まり始めたら、記事がパクられる可能性があることを、肝に銘じておきましょう。
まあ、仮にパクられても今の検索エンジンなら、特に問題はないと思いますけどね。
ブログ記事のパクリ行為はすぐバレます
記事をパクられても、今の検索エンジンなら特に問題ない。
そう言い切る理由は、検索エンジンに先にインデックスされた記事をオリジナルとして認識してくれるから。
だいたい3~4年前の時期は、検索エンジンもまだそんなに賢くありませんでした。
その関係で、丸パクリした記事がオリジナル記事より上位に表示されるということも、普通に起こっていたんです。
これは正直、オリジナルの記事を書いている人からしたら、たまったもんじゃないですよね。
時間をかけて一生懸命に記事を書いてブログにアップしたのに、丸パクリされた記事の方が、オリジナル記事より上位表示される。
こんな事がまかり通るんじゃ、Googleの検索エンジンの評価がガタ落ちものです。
こういった状況があまりにも多く起こったので、Googleもしっかり対策を実施。
現在は、先にインデックスした記事をオリジナルとして認識するようになっています。
加えて、他人の記事を丸パクリして自分のブログに貼りつけて公開した場合。
かなりの高確率で、Googleに即効でバレます。
そうなると、ブログ全体の評価が著しく下がり、以下のような弊害が出てくる可能性が高くなりますね。
・検索順位が著しく下がる
・検索ページに記事が表示されない
・コピー元から記事の削除要請がくることもある
最悪の場合は、ブログ全体が「手動ペナルティ」を受けて、検索エンジンに全く表示されなくなります。
手動ペナルティを受けると、記事が検索結果に全く表示されなくなるので、事実上ブログを抹消されたことになるんですね。
ブログのパクリ行為は割とすぐバレる上に、以上のようにデメリットが計り知れないくらい大きいです。
とまあ、こんな風にブログのパクリ行為はGoogleに割とすぐにバレるので、パクられても言うほどの実害はないといえます。
とはいえ、最低限の対策はしておくに越したことはないので、次の項目ですぐに出来る対処法紹介していきましょう。
ブログ記事のパクリ対策ですぐできる対処法5つ
ではまず、すぐにできるブログ記事のパクリ対策を5つ紹介していきます。
1・記事公開後に「URL検査ツール」でインデックス登録の申請をする
2・WebSub/PubSubHubbubを導入しておく
3・パクリ元のIPアドレスにアクセス制限をかける
4・画像などの直リンクを禁止する
5・WP Copyright Protectionを導入する
順番に見てきますね。
1・記事公開後に「URL検査ツール」でインデックス登録の申請をする
まずは記事公開後にすぐインデックス登録の申請をすること。
WordPressブログの記事は、公開してすぐに検索エンジンにインデックス(登録)されるわけではありません。
検索エンジンには各サイトのデータ収集している「Googleクローラー」というロボットが巡回しています。
このクローラーがあなたのブログを巡回して、記事更新したことをチェックすると、記事がインデックスされるんですね。
ただ、クローラーが巡回するのを待っていたら、いつ記事がインデックスされるのか分かりません。
特にブログを開設したばかりのころは、クローラーにブログの存在を気づいてもらないことも多いです。
なので、Googleのサーチコンソールの「URL検査ツール」を使い、インデックス登録の申請を行いましょう。
「サーチコンソール」にログインし、以下の赤枠の部分に公開した記事のURLを入力して、登録の申請を進めてください。
これを使えば、だいたい24時間以内には記事がインデックスされるはずです。
より詳しい使い方は、以下の記事を参考にしてみてください。
⇒⇒⇒新しいサーチコンソールのFetch as google(URL検査ツール)機能の使い方
2・WebSub/PubSubHubbubを導入しておく
次に「WebSub/PubSubHubbub」を導入しておくこと。
結論からいうと、「WebSub/PubSubHubbub」は自動的に記事のインデックスを促してくれる、WordPressプラグインです。
一般的には、記事公開後にサーチコンソールにログイン。
そこから「URL検査ツール」を使い、インデックスの登録申請を行う。
この流れで記事のインデックス登録作業を行いますが、意外と手間がかかったり面倒だったりします。
しかし「WebSub/PubSubHubbub」をインストールしておけば、自動的に記事のインデックス処理を行ってくれます。
記事のパクり対策にはもってこいのプラグインなので、ぜひインストールしておきましょう。
以下の記事で「WebSub/PubSubHubbub」の使い方と設定方法について解説しています。
⇒⇒⇒PubSubHubbubの使い方と設定方法・ブログ記事をGoogleに素早くインデックスしよう
3・パクリ元のIPアドレスにアクセス制限をかける
3つ目は、パクリ元のIPアドレスにアクセス制限をかけること。
パクリ対策ですぐに思う浮かぶ方法となると「右クリック禁止」ですね。
後述していますが「右クリック禁止」にするだけなら、プラグインで簡単に実装可能です。
とはいえ、この対策は他のユーザーにも適用されてしまうのが難点。
加えて、ある程度パソコンの知識がある人なら、割と簡単に破ってきてしまいます。
そうなると「パクリ主が自分のブログにアクセス出来ない状況にする」
こうするのが手っ取り早いかなと。
パクリ主の「IPアドレス」が分かっていることが条件ですが・・
それさえ分かっていれば「.htaccess(エイチティーアクセス)」というファイルを使って、アクセス制限をかけることができます。
「.htaccessファイル」に怪しいドメインや、パクリ主のIPアドレスを記入することで、サーバー側でアクセスを弾いてもらうんですね。
ただし、この方法を行う時は、ドメインやIPアドレスの指定は慎重に行うようにしてください。
うっかり関係ない人のIPアドレスなどを弾くと、その人がブログにアクセスできなくなってしまいますからね。
具体的なアクセス制限のやり方については、こちらのサイトの記事が参考になると思います。
⇒⇒⇒ブログに特定のIPアドレスに制限をかけて、ブロックする方法
4・画像などの直リンクを禁止する
パクリ主が記事をパクる時、記事の本文だけでなく画像までパクることがあります。
更に、直リンクで画像をパクってそのままコピーサイトで利用されることもあります。
これをされると、オリジナルサイトの方で以下のような実害が出てきます。
・アクセス集計で異常が発生する
・無駄なアクセスが増えてサーバー負荷が甚大になる
・著作権が侵害される
この場合、以下のような対処法が考えられますね。
・ウェブ魚拓で該当ブログを記録
・権利侵害について、サーバー会社やGoogleに申し立てする
・直リンク画像を差し替える
中でも有効的な対策は「画像の直リンクを禁止してしまうこと」ですね。
これも、さきほど書いた「.htaccess(エイチティーアクセス)」に直リンクの禁止設定を追加すれば可能となります。
この設定をすることで、自分のブログ以外で画像にアクセスされたら、パクリ元のブログに画像が一切表示されなくなるんですね。
パクリ対策やサーバー負荷の問題も解決できるので、対処に困っている人は試してみるといいでしょう。
以下のサイトで詳しい方法が掲載されていたので、紹介しておきます。
5・WP Copyright Protectionを導入する
5つ目は「WP Copyright Protection」を導入すること。
この方法は、あくまで最終手段と捉えてもらった方がいいですね。
「WP Copyright Protection」は、不正コピーを未然に防ぐためのWordPressプラグインです。
このプラグインをインストールすると
・右クリック禁止
・ブログ上でドラッグ禁止
と、一定の動作に制限をかけることができます。
コピー&ドラッグの動作が封じられるので、ブログの記事が勝手にコピーされたり、画像を勝手に使われるということもなくなります。
ただ、このプラグインにはデメリットがありまして・・
それは、動作制限がユーザー全体に及んでしまう点ですね。
例えば、記事内にソースコードを紹介した場合。
仮に記事にアクセスしたユーザーが、そのコードを使いたいと思っても、コピーできなかったら使えないですよね。
そうなると、そのユーザーは「イラッ」として、すぐにサイトから離脱してしまうでしょう。
加えて、記事の質がとても良かった場合、他のユーザーが「記事を引用したい」と思うこともあるでしょう。
しかし、コピー&ドラッグが禁止されていると、途端に引用がしにくくなります。
そうなれば、引用するのも面倒になり、情報の拡散性が期待できなくなる恐れも・・・
「WP Copyright Protection」を導入すると、確かにブログのパクリ対策にはなります。
しかし、ユーザーにとっての利便性を著しく下げることにもなるので、その点を考えて導入するべきですね。
本質的なブログ記事のパクリ対策3つ
ここまで、すぐにできるブログ記事のパクリ対策を紹介していきました。
ただ、これはあくまでも表面的な対策でしかありません。
パソコンやWordPressに詳しい人だと、右クリック禁止とかコピープロテクトをすり抜けてくることもあります。
加えて右クリック禁止やコピー禁止にすると、他のユーザーにとって不便になるので、サイトの離脱率や滞在時間に影響が出る恐れがあります。
そうなってくると、記事をパクられないための本質的な対策が必要になってきますね。
今回紹介する対策は以下の3つになります。
1・実績を公開する
2・自分の過去の体験談や経験したことを書く(独自性を出す)
3・自分の発信したコンテンツや動画を盛り込む
こちらも1つずつチェックしていきましょう。
1・実績を公開する
1つ目の対策は実績を公開すること。
実績とは、その人がブログ運営で実際に築いてきた成果や、書いてきた記事数などのこと。
いってしまえば「権威性」ですね。
例えば、僕は今回の記事で以下の一文を序文に書いています。
この記事を書いている僕は、2013年頃にブログを開始。
雑記ブログで月140万PV以上を達成し、ブログ収入で月88万円ほど達成した経験があります。
現在毎日更新中です(連続175記事ほど)
この一文から分かる僕の実績は
・ブログ歴が約7年ほど
・雑記ブログで月140万PV以上達成
・ブログの収入は月88万円ほど達成
・毎日更新は連続で175記事ほど
と、こんな感じですね。
この実績は僕が今までブログ運営で培ってきた、僕だけの実績です。
なので、他の誰にも真似できるものではないはず。
仮に実績の部分だけ切り取っても、その記事には権威性が欠けてしまうので、信頼性も落ちてしまいます。
だから、何か実績が出来たらどんどん記事内で書いていくべきですね。
2・自分の過去の体験談や経験したことを書く(独自性を出す)
2つ目は自分の過去の体験談や経験したことを書く。
自分の過去の体験談や経験したことは、その人自身が実際に体験したことです。
内容をパクろうとしても、相手にとっては想像でしか書けないはずなので、パクられる可能性が低くなります。
例えば、僕はこのブログの記事内で、よく会社で働いてうつ病になってから、ブログ運営を始めたことを持ち出します。
・以前は会社でイラストレーター兼デザイナーとして働いていた
・しかし会社の体制がブラックで仕事に忙殺され、先輩との相性も良くなかった
・そのうち会社に行くことに絶望感を覚え始め、心療内科に行ったら「うつ病」と診断された
・結果、その会社は退職して、約半年ほどうつ病の静養をすることに
・会社で働くことに疑問を抱くようになり、ブログ運営(アフィリエイト)を始めた
と、こんな感じですね。
イラストレーター兼デザイナーとして働いていたこととか、会社がブラックでうつ病になってしまったこととか。
こういう体験は、あくまで僕自身の体験談ですよね。
他人の体験談をパクっても、他の記事内で整合性がとれなくなるはずなので、パクられることはまずないでしょう。
他にも体験した時の写真などを加えると更にパクリにくくなるので、写真があったら積極的に使っていくといいですね。
3・自分の発信したコンテンツや動画を盛り込む
3つ目は、自分の発信したコンテンツや動画を盛り込むとかですね。
例えば、以下のようにTwitterでツイートした内容を引用したり・・
ブログのパクリ対策をするなら、以下の点を意識するといいです。
・実績を公開する
・自分の過去の体験談を書く
・自分の発信したコンテンツや動画を盛り込む
とかですね。
自分だけの体験談やコンテンツを盛り込んでいけば、他人にパクられる危険性はグッと低くなります🙂
— サケ (@build_lifetime) September 10, 2020
以下のように、自分で作成した動画コンテンツを記事内に差し込むとかですね。
動画コンテンツは
・録画ソフト
・動画編集ソフト
・マイク
・動画用のスライドなど
これらがあれば、割と簡単に動画は作れちゃいますよ。
簡単な編集テクニックと滑舌トレーニングをすれば、それなりの動画になると思います。
自分の発信したコンテンツを使うと、パクる側からしたらかなりパクリにくいと感じるはず。
あと、独自性やオリジナリティを出せる点でも有効ですね。
ちなみに、最近は動画コンテンツも検索エンジンに表示されるようになりましたね。
SEO対策にもなるので、動画コンテンツを積極的に使っていくのもいいと思います。
今回のまとめです
というわけで今回は、ブログのパクリ対策について、すぐにできる対処法と本質的な対策について解説していきました。
改めて内容をおさらいすると、すぐにできる対処法は以下の5つ。
1・記事公開後に「URL検査ツール」でインデックス登録の申請をする
2・WebSub/PubSubHubbubを導入しておく
3・パクリ元のIPアドレスにアクセス制限をかける
4・画像などの直リンクを禁止する
5・WP Copyright Protectionを導入する
本質的な対策は以下の3つでしたね。
1・実績を公開する
2・自分の過去の体験談や経験したことを書く(独自性を出す)
3・自分の発信したコンテンツや動画を盛り込む
記事のパクリ対策をするなら、まずは記事公開後にすぐにインデックス登録したり、コピペ対策のプラグインを導入するなどがやりやすいです。
ただ、それだと表面的な対策でしかありません。
理想は本質的な対策のところでも書いたように「独自性・オリジナリティ」のある記事を書くこと。
自分の実績や、過去の体験談や経験をストーリーにして盛り込んだり。
ツイッターのツイートや、自作のオリジナル画像や動画を組み込んだり。
そういう「独自性・オリジナリティ」を追求していくと、ブログの記事はよりパクられにくくなります。
パクられるということは、それだけ「誰でも書ける内容になっている」可能性が高いですからね。
そのあたり意識して、パクリにくい記事をどんどん書いていきましょう。
では、今回の内容は以上です。
また次回お会いしましょう。