どうも~こんにちは、サケです。
このブログでは、好きなことや興味のあることを仕事にするための、ブログ集客法や活用ノウハウについて発信しています。
好きなことや興味のあることを仕事にしたい。
日頃から仕事に不満を持っている人、会社のルールに縛られていて嫌気がさしている人は、一度はそう考えたことあるんじゃないでしょうか。
ただ「好きなことや興味のあることを仕事にしたい」
こう漠然と考えて、いざ自分の好きなことを探っていくと、意外と「好きなことがわからない」といった人が多いんですよね。
誰かが求めているサービスだとか、すごく再現性が高そうで儲かりそうなビジネスモデルだとか。
そういうものを始めたとしても、あなた自身にそれをやる理由がないと、そのビジネスは長続きしないと思うんです。
根本的に
・そもそも自分はどうしてそれをやりたいのか?
・好きなことを仕事にして、どういった未来を実現したいのか?
そこの部分を深堀りしていかないと、一瞬だけ成功したとしても、最終的にはうまくいかなくなってしまうものです。
好きなことを仕事にする上で、必要なノウハウとか、モチベーションを維持する方法とか。
そういう表面的なテクニックとか、方法論とか、自己啓発の知識などに目移りする前に、やるべきことがあると思うんですね。
あなた自身の好きなことは何なのか。
そして、それをビジネスとして取り組んで、何を実現したいのか?
そのあたり、自分自身と向き合って、自己理解していくことが必要になってきます。
というわけで、今回はそのあたりについて、お話していこうと思います。
他人の成功を追っていても、それはあなたにとっての成功じゃない
まずあなたが「好きなことを仕事にしたい」
そう思い始めたキッカケってなんだったでしょうか。
おそらく・・今している仕事に対して何らかの不満を覚えていたり、人間関係が悪かったり。
そういう問題をなんとかしたいと考えて、あなた自身のやりたいことや理想的な生き方とか。
そういうものを漠然とイメージしていって、その結果
「好きなことを仕事にしたい」
こういう考えに行き着いたんじゃないでしょうか。
そして、自己啓発系の本を買ったり、ウェブサイトを見てみたり。
セミナーなどに参加して、様々な価値観や考え方に触れていき、そこから更に
「こういう働き方をしたい」
「この人みたいに毎日充実した生き方を送りたい」
そんな具合に、自分の生き方とか方向性などを見出していくと思うんですね。
ここまではいいとして、重要になってくるのはここから。
世の中でいうところの、成功者とかカリスマ性を持った人たちがいると思いますが・・
こういう人たちの言葉に影響を受けやすい人ほど、他人から与えられた理想や夢を追ってしまう傾向にあります。
他人の成功をただ追って、自分の理念とか理想とか。
そういったものを置き去りにしてしまうので、そうなると多くの人がここでつまづきます。
割と分かりやすいのが、好きな時に旅行にいって好きな時に働きたいとか。
タワーマンションに住んで悠々自適に過ごしたいとか。
ランチは高級な話題なお店に行って、リア充アピールしたいとか。
そういう一般的にキラキラしている「夢」を追ってしまい「これこそが自分の求めている夢なんだ」と勘違いしているパターンですね。
成功者やカリスマ性のある人に影響されすぎると、その人達の成功モデルに引き寄せられて、自分の好きなこととか理想とか。
自分の在り方を見失ってしまうので、そこからやっている事と考えていることでギャップが生じてきます。
そうなると、ブログ上では自由人として発信しているけど、実際は生活もカツカツで全然自由じゃなかったり。
高級車を乗り回しているように見せかけても、実際はただレンタカーに乗っている様子を撮影しただけだったり。
そういう見せかけの成功モデルを追っていっても、どこかで無理が生じて続かなくなってしまうものです。
だって、それは他人の成功モデルであって、あなた自身の成功ではありませんからね。
自分がやりたくないのに、無理やり他人の崇高な理念とか、成功モデルとか。
そういうものを追って真似しても、結局地に足がついておらず自分自身の考えがないので、行動がついていかないんです。
重要なのは、あなた自身が
・そもそも自分はどうしてそれをやりたいのか?
・好きなことを仕事にして、どういった未来を実現したいのか?
そこをしっかり考えて定めていくこと。
あなた自身の中にある「これをやりたい!」という動機や願望がないと、結果が出る以前にゴールまで継続出来ないんです。
なので、まずはあなた自身がやりたいと思える「好きなこと、興味のあること」
そこを見極めていくことが大事だと、僕は思うんですよね。
大きな理念より、あなた自身のやりたい理由を大事にすべき
それで、好きなことを仕事にするって考えた時、どうにも大きな理念を掲げる人が多いように感じるんですよね。
「世界平和」とか「より素晴らしい社会にするため」とか。
「これをすることによって、より多くの人が幸せになります」とか。
まあ、理念を全く掲げないよりはいいかもしれませんが、一番重要なのはそこじゃありません。
一番重要なのは「あなた自身がそれをやりたい理由」です。
さっきも書いたように、大きな夢とか理念などを掲げたとしても・・
「これをやりたい!」という動機や願望がないと、長続きしないんですよ。
もっと素朴かつ、俗物的な欲求とかでも構わないです。
・もっと他人に認められたい
・もっとお金を稼いで貯金して安心したい
・もっと家族に楽をさせてあげたい
・もっと充実した人間関係を築きたい
・もっと趣味に没頭できる時間を持ちたい
こういった他人から見たら不純かもしれない動機も、人間なら誰しも持つ欲求であり感情です。
こういった自分の中にある欲求から目をそむけて、他人の崇高な価値観や理想を追い求めて。
それで、あなた自身の好きなこととか、やりたいことを置き去りにしていってうまくいくんでしょうか?
世間体とか、社会的に見たらどうなのか?とか。
そういったものより、あなた自身の中にある根本的な「好きなことや興味のあること」
その欲求に気づくことが、大事なんじゃないかなと思います。
とはいえ、好きなことってそもそも何?
では、その「好きなこと、興味のあること」
これってどういうものなんでしょうか。
ここは人によって考え方が異なる部分かもしれませんが、僕としては「そこに情熱を感じるかどうか?」
これが一番しっくりくるかなと思いました。
情熱を感じるだと、ちょっと感覚的に分かりにくいかもしれません。
なので、だいたい以下のような感覚を感じている時が「好きなこと」を感じている時かなと思います。
・興味がある
・関心度が高い
・ワクワクしている
・その事についてつい調べている
・その事について常に考えている
例えば、自分にとって嫌なこととか、忘れてしまいたい出来事とか。
そういう考えってずっと向き合っていたくないですよね?
でも逆に、自分の好きなこととか興味のあることだったら・・いつまでも考えていられる。
いつまでも関心を抱いて、調べていられる。
だからそこをまとめて考えてみると
「もっと深く知りたい・もっと深く関わりたい」
こういう考えを持っているなら、それはあなたにとっての「好きなこと」なんじゃないかと思います。
好きなことがわからない方へ、好きなことを見つける8つの質問
とはいえ、その好きなことがわからない・・
そういった、自分の好きなことがわからない方へ向けて、好きなことを見つける8つの質問を用意しました。
こちら是非取り組んでみてください。
1・あなたの嫌いなもの、絶対にやりたくないことは?
まずあなた自身が嫌いなもの、絶対にやりたくない事ってなんでしょうか?
それを20個~30個ほど書き出してみてください。
意外と好きなことや、やりたいことって、改めて問われると出てこないものなんですよね。
でも、嫌いなものや、やりたいこと。
こっちなら、割とすんなり書き出せるんじゃないでしょうか?
やりたくないことをどんどん書き出していければ、消去法でやりたいことが徐々に見えてきます。
2・あなたが興味のあること、好きなこと、やりたいことは?
次にあなたが興味のあること、好きなこと、やりたいことを書き出していきましょう。
これも20個~30個くらいを目標に書いてみてください。
周りの評価とか、こんなことできるのかな・・?とか。
そういう周りの評価とか気にしなくてOKです。
それがビジネスに活用できるのかとか、最初は考えなくてもいいです。
とにかくどんどん、あなた自身の欲求を書き出してみてください。
3・「あなたの好きなこと、嫌いなこと」それぞれの5つ選んでください
次に好きなこと、嫌いなことを20個~30個ほど書き出せたら、それぞれ5個ほど選んで絞り込んでいきましょう。
あなた自身の興味のあることや、これだけは譲れない価値観など。
そういったものを知るための大事なプロセスになります。
4・お金を払ってでも学びたいと思うことは何か?
あなたが好きなことや興味のあることを仕事にしていきたいと考えた時。
より知識を深めるため、お金を払ってでも学びたいと思うことは何でしょうか?
ビジネスにしていく以上、お客さんに満足してもらうためには、教えられるほどの知識が必要になりますよね。
そしてお金を払ってでも学びたいと思うなら、それは関心度が高いという事ですから「好きなこと」に分類されると思うんです。
お金を払ってでも学びたいと思えるほど好きなことなら、仕事にしてからも学び続けていくので成果も出やすい。
更に、お客さんからも感謝されるようになるので一石二鳥という訳ですね。
5・これまでどんなことにお金や時間を使ってきたか?
これまであなたが生きてきたなかで、どんな事にお金や時間を使ってきたでしょうか?
あなたにとって、それにお金や時間を費やすのは当たり前だったとしても、他の人にとってはそうじゃないんですね。
よく「自分にとっての常識は、相手にとっての非常識」といいますが、まさにそんなイメージ。
費やしてきたお金や時間の比率が多いほど、その分野に関する知識や専門性があると思います。
加えて好きでもなければ、多くのお金や時間をその分野に使わないと思うんですよね。
あなたにとっても貴重な資源でもある、お金や時間。
それを費やしてきた分野は何でしょうか?
そこをじっくり思い返してみましょう。
6・これまで読んできた本のジャンルで多いものはなにか?
あなたの自室の本棚に目を向けてみてください。
iPadとか、タブレットとか、スマホとか、そういったものに電子書籍をダウンロードしている方は、そっちの購入履歴をチェックしてみましょう。
それらをチェックしてみて、どんなジャンルの本が多いでしょうか?
本を読むのって意外とお金や時間がかかるものです。
なので、購入した本はあなたの好きなことや興味のあること。
そこに絡んでいる可能性がとても高いと言えるんですね。
この時、大事なのは「頭で役に立つと考えて買った本」ではなく・・
「あなたが面白そうだと心で感じて買った本」に注目してみてください。
7・それぞれの質問の答えで出てきた共通点や理由を考える
はい、ここまでの質問に答えていったなら、各項目ごとに質問の答えが並んでいるはずです。
その出てきた質問の答えで、あなたが「これは大事だ」と感じる価値観とか、共通点とか見えてこないでしょうか?
その出てきた価値観や共通点について、あなたがそれをどうして大事に感じているのか?
頭の中を整理していくために、言語化していきましょう。
うまい文章を意識する必要はありません。
ひとまず、一文とか、単語レベルでも構いません。
8・最終的に自分はどうしたいのか?言葉にまとめる
そして、最終的に「あなた自身、どうしたいのか?」
そこを言葉としてまとめていきましょう。
質問に答えていった今の状態だと、おそらく頭の中がゴチャゴチャしているかもしれません。
ひとまずここまで探ってきて出てきた共通点。
そして、シンプルにあなたはどんな人生を歩んでいきたいのか。
言葉に書き出していきましょう。
最初はシンプルにまとめられないかもしれません。
しかし、書いていくにつれて頭の考えが整理されていって
「こんな風に生きたいかな?」
というのが徐々にも見えてきます。
その見えてきた生き方や頭のなかのイメージが、あなたにとっての好きなこと。
純粋な欲求や気持ちなんだと思います。
焦らなくてもいいので、ぜひじっくり取り組んでみてくださいね。
今回のまとめです
はい、というわけで今回は、好きなことを仕事にしたいのに、好きなことが分からない方に向けて。
好きなことを見つけるための質問を、紹介していきました。
結局のところは「好きなことを仕事にしたい」と考えるなら、根本的な欲求やあなた自身の考え方。
そことちゃんと向き合うことが必要なんですね。
商品設計や個人のブランディングとか、マーケティングにブログの集客とか。
そういう事を考えていくのも、もちろん大事なことです。
とはいえ、あなた自身の根本的な欲求や、考え方や好きなこと。
そこを知らないことには、ビジネスは決して長続きしていかないんですね。
成功してキラキラしている人を追いかけても、それはあなた自身の成功につながりません。
それよりも「あなた自身の好きなこと、やりたいことを優先すること」
こっちの方がよっぽど大事だと思います。
今回の記事が、好きなことを仕事にしていくための考え方として、参考になったら嬉しく思います。
ではでは、また次回お会いしましょう~。