どうも~こんにちは、サケです。
今回の記事では
「ブログで絵文字を使っている人もいるけど、使っても大丈夫でしょうか?」
「使わない方がいいなら、その理由を教えてください」
こういう悩みや疑問にお答えしていきます。
ブログの記事を書いていると「絵文字」で感情表現したいという場面も出てくると思います。
確かに絵文字を使うと、文章で書くよりも書き手の感情を伝えやすくなりますよね。
とはいえ、ブログで絵文字を使うリスクを知っておかないと、ブログの評価が下がってアクセス数などに影響が出るかもしれません。
この記事を書いている僕は、2013年頃にブログを開始。
雑記ブログで月140万PV達成した経験があり、現在はブログで生計を立てています。
今回の記事ではWordPressブログで絵文字を使わない方がいい理由や、顔文字との違いなどを解説していきます。
この記事を読むことで、ブログで絵文字を使うデメリットを把握できますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
【前提】WordPressブログで絵文字は使わない方がいいです
まず結論から書くと、ブログで絵文字は使わない方がいいです。
理由はいくつかありますけど、最大の理由を挙げるなら
「デバイスによって表示されない絵文字が出てくるから」
この点ですね。
そのあたりの説明含めて、まずは「絵文字」と「顔文字」の違いから解説していきましょう。
ブログの「絵文字」と「顔文字」の違い
ブログで使用する絵文字と顔文字の違いは、こちらの画像を見てもらうと分かりやすいかなと思います。
ものすっごくざっくり説明するなら
・絵文字・・・画像
・顔文字・・・記号の集まり
という解説になるんですが、これだとあまりにも簡単すぎますよね。
もうちょっと踏み込んで説明すると・・・
絵文字は文字コードを指定することで表示される文字で、顔文字は各記号を組み合わせて表現する文字を指します。
・絵文字:デバイスごとに文字コードを変換する必要がある
・顔文字:共通記号を使っているので、どのデバイスでも同じに表示される
ここちょっと初心者の方にはわかりにくいかもしれないので、もう少し詳しく解説しますね。
ブログで使用する絵文字について
絵文字とはさきほども書いたように、デバイスに入っている文字コードを指定することで表示される文字のことです。
絵文字が表示される流れを簡単に解説すると・・
1・あなたが絵文字を指定する
2・絵文字が文字コードに変換される
3・デバイス内にある絵文字フォルダから、文字コードに対応した絵文字を呼び出す
4・指定した絵文字が表示される
と、こんな流れになっているんですね。
つまり、一度文字コードに変換しないといけないので、表示する時にパソコンやスマホの動作が遅くなる危険性があるんですね。
あと、デバイスごとに保存されている絵文字フォルダの内容が、異なっていることもあります。
そうなると、読者のデバイスで絵文字が表示されないトラブルが起こる可能性もあるわけです。
ブログで使用する顔文字について
顔文字は絵文字と比べて、ものすごくシンプルですね。
それぞれの記号をうまく組み合わせることで、顔の表情を作り出す文字のことです。
具体的にはこんな感じです。
・(^ ^) = ( + ^ + ^ + )
・(T_T) = ( + T + _ + T + )
・(^o^)/ = ( + ^ + o + ^ + ) + /
元はそれぞれ独立したただの記号ですが、うまく組み合わせることで喜怒哀楽を表現できるというわけですね。
顔文字はパソコンやスマホのテキスト記号を組み合わせているだけなので、パソコンやスマホに負担をかけにくいです。
加えて、デバイス間で表示されないというトラブルも、まず起きません。
ブログの絵文字と顔文字の違いを挙げるなら、こんなところでしょうか。
WordPressブログで絵文字を使わない方がいい理由4つ
では、WordPressで絵文字を使わない方がいい4つの理由を解説します。
1・文字化けしてしまう危険がある
2・絵文字が表示されない、テイストが違う場合がある
3・表示速度が重くなり、ブログの評価が下がる
4・ビジネス感が一気に薄れるから
こちら、順番に見ていきますね。
1・文字化けしてしまう危険がある
まず1つ目が、文字化けしてしまう危険があるから。
ブログを読んでいると、たまに「◆○△」とか「???□」など、意味不明な文字列が表示されていたことがないでしょうか?
そういう状態になっている時は、ブログで「文字化け」が起こっている可能性が高いですね。
絵文字の文字化けが起こってしまう原因は、だいたい以下の通りです。
・読者のパソコンやスマホの機種が古い
・パソコンやスマホのバージョンが古いまま
・WordPressのバージョンが古く、絵文字機能も古いまま
絵文字の種類はどんどん増えているのに、デバイス側の機種やバージョンが古いままだと、新しい絵文字データを呼び出せるわけないですよね。
そうなると、絵文字が文字化けしてしまうわけです。
絵文字が文字化けしていると、なんとなく読者に
「このブログはちゃんと運営されているのかな・・?」
そう思われてしまうかもしれません。
離脱率にも影響するので、絵文字は使わない方が無難ですね。
2・絵文字が表示されない、テイストが違う場合がある
2つ目は、絵文字が表示されない場合がある点。
さきほども書いたように、絵文字はそれぞれのデバイスに保存されている「文字コード」を呼び出すことで表示されます。
そして読者のパソコンやスマホの機種、バージョンが新しいか古いかによって、文字コードが違っていたりします。
一番分かりやすいのは「Android」と「iPhone」ですね。
Androidでは普通に表示されている絵文字が、iPhoneでは表示されないというケースはよくありますし。
あと、デバイスによっては顔の表情や記号が同じだったとしても、微妙にイラストのテイストが違っていたりします。
そうなると、こちらが意図した感情が読者に伝わらない可能性も出てくるんですね。
それでトラブルに発展することはまずないでしょうが、絵文字を使っていると読者に伝えたいことが伝わらない可能性がある。
こういうリスクがあることは、知っておきましょう。
3・表示速度が重くなり、ブログの評価が下がる
3つ目は表示速度が重くなり、ブログの評価が下がるかもしれない点。
さきほどから書いているように、ブログで絵文字を使うと、絵文字をコードに変換して読者に送信する工程が発生します。
1つの絵文字を使うだけでも
・絵文字を指定する
・絵文字が文字コードに変換される
・デバイス内にある絵文字フォルダから、文字コードに対応した絵文字を呼び出す
・指定した絵文字が表示される
こういう工程が必要となります。
つまり、絵文字を使えばそれだけ記事の表示に余計な動作が必要となるので、表示速度が重くなるんですね。
表示速度が重くなると、だいたい以下の流れが予想できます。
・ブログの表示速度が重い
・読者がイライラしてブログから離脱してしまう
・平均滞在時間が短くなるので、記事の評価が下がる
・ブログ全体のSEO評価が下がり、記事の順位とアクセス数が下がる
こんな悪影響が出てしまうかもしれないんですね。
4・ビジネス感が一気に薄れるから
4つ目はビジネス感が一気に薄れるから。
この記事を読んでいる人は、おそらくブログで集客したり収益化するために、ブログに取り組んでいる人だと思うんですね。
つまり「ブログをビジネスに活用しようと考えている人」ということになります。
それで、ちょっと考えてもらいたいんですけど・・・
ビジエスのやり取りで、絵文字を使うことってあるでしょうか?
上司や部下の人とメールでやり取りする時とか、報告書や提案書に絵文字が入っていたら、どう思いますか?
正直かなり違和感ありますよね。
むしろ、ちょっと気持ち悪いと思う人もいるかもしれません。
個人の雑記ブログとか日記とかだったら、まだ使ってもいいかなと思うんですよ。
雑記や日記系の記事は、書いている人の考えや感情を織り交ぜることで、記事が面白くなることもありますから。
でも、ブログで集客や収益化を目的とするなら、面白さとかいりませんよね。
必要なのは、その記事が「読者の役に立つ内容なのかどうか」という点です。
せっかく読者の役に立つ内容の記事を書いて、真剣にビジネスに取り組んでいたとしても。
そこに絵文字が入ってしまうと、ビジネス感が一気に薄れてしまうんですよ。
だからこそ、ブログをビジネスと捉えて成果を上げていきたいなら、絵文字に頼らず文章で勝負すべきなんですね。
絵文字が悪いわけではありませんが、少なくともブログに使うのはやめた方がいいですよ。
絵文字はツールによって、使うか使わないか判断しましょう
絵文字を使うなら、使用するツールによって使うか使わないか判断しましょう。
さきほども書いたように、ブログで絵文字を使うのは
・文字化けしてしまう危険がある
・絵文字が表示されない、テイストが違う場合がある
・表示速度が重くなり、ブログの評価が下がる
・ビジネス感が一気に薄れる
以上ののデメリットがあるので、おすすめしません。
しかし、これがTwitterやInstagramなどのSNSだとどうでしょうか?
SNSはブログと比べて、手軽に情報発信できるツールでもあります。
見ている人の役に立つ情報発信をしたり。
時には日常生活での嬉しいことは辛いことを発信して、見ている人の共感を得たりするのも大事ですね。
そうした情報発信をする中で全く絵文字を使わないと、見ている人に感情が伝わらないので、共感を得にくくなってしまうんです。
人によっては、SNSで真面目な投稿をすることがブランディングになっている人もいます。
なので、SNSで絵文字を使うのが正解というわけでもありません。
ですから、どういうスタンスで発信することが自分のブランディングに繋がるのか?
そのあたりを考えて、絵文字を使うようにしましょう。
なんにせよ、SNS系のツールでは目立つ必要もあるので、絵文字を使っていいと思います。
ブログで感情表現したいなら、顔文字がおすすめ
記事のテイストによっては
「ブログの記事内でどうしても感情表現したい・・・!」
という人もいると思います。
そういう時は、顔文字を使うようにしましょう。
さきほども書いたように、顔文字はテキスト記号を組み合わせたものなので、絵文字よりも記事に馴染みやすいです。
表示されないこともなければ、ページが重くなる心配もありません。
とはいえ、顔文字を使うとどうしてもフランクなイメージを読者に与えます。
なので、読者層が真面目なブログでは安易に使わない方がいいですね。
むしろ、読者にフランクな印象を与えてファン化するためのきっかけにしたい。
こういう戦略があるなら、適度に顔文字を入れるのもいいかもしれません。
ただ、あまり入れすぎると記事全体の説得力が落ちて、読者がブログから離脱してしまう可能性もあります。
顔文字を入れるなら、あなたのブログの方向性とテイストに合わせて、適度に使用するようにしてください。
今回のまとめです
というわけで今回は、WordPressブログで絵文字を使わない方がいい理由や、顔文字との違いなどを解説しました。
改めて内容をおさらいすると、ブログで絵文字をを使わない方がいい理由は以下の4つでしたね。
1・文字化けしてしまう危険がある
2・絵文字が表示されない、テイストが違う場合がある
3・表示速度が重くなり、ブログの評価が下がる
4・ビジネス感が一気に薄れるから
絵文字を使えば簡単に感情表現できますが、WordPressブログで使うのはデメリットが多いです。
感情を表現するならライティングスキルを磨いて、自分の文章で読者の心を動かしていきたいですね。
記事内でどうしても感情表現したいなら、顔文字を適度に使って対応しましょう。
では、今回の内容は以上です。
また次回お会いしましょう。
以下の記事で、読みやすい記事を書くための方法などをまとめています。
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