どうも~こんにちは、サケです。
今回の記事では
「フリーランスの働き方って実際のところどうなの?」
「フリーランスの、楽しい理由や大変なことについて教えて欲しい」
こういった疑問についてお答えしていきます。
「働き方改革」という単語が広まり、会社員として働いている方の中には
「フリーランスとして独立してみたいけど、楽しい部分や大変なことってなんだろう?」
こういう疑問を抱いている人も、いるんじゃないでしょうか。
この記事を書いている僕は、2013年頃にブログを開始。
雑記ブログで月140万PVを達成し、現在はフリーランスとしてブログで生計を立てています。
今回記事では、そういうフリーランスの働き方に興味のある人向けに。
フリーランスが楽しい理由や大変なことについて解説していきます。
僕自身、すでにフリーランスとして活動し始めてから7年ほど経つので、ある程度参考になるはずです。
フリーランスの働き方が気になっている人は、是非読んでいってください。
フリーランスが楽しいと感じる7つの理由
ではまず、フリーランスが楽しいと感じる7つの理由から解説していきます。
1・時間に縛られることがなくなる
2・場所に縛られることがなくなる
3・人間関係がとても楽になる
4・仕事の内容、やり方を自分で選べる
5・頑張った分だけ収入が伸びる
6・自分の資産を構築していると実感できる
7・主体的に動いていけば成長できる
順番に見ていきますね。
1・時間に縛られることがなくなる
1つ目は時間に縛られることがなくなる点。
フリーランスの形態によっては会社に出社するケースもありますが、基本フリーランスは在宅系が多いです。
そのため、出社する必要がないので、時間に縛られることが圧倒的に少なくなります。
そうなると、以下の束縛から解放されるんですね。
・朝、会社に行きたくないと考えなくて良くなる
・決まった時間に仕事をしなくて良くなる
・毎朝、満員電車で寿司詰め状態にならなくて済む
・朝の出勤するまでのドタバタする時間がなくなる
・上司や先輩の顔色を伺って、帰る時間を気遣う必要がなくなる
特に、個人的には「満員電車に乗らなくて良くなる」と「帰る時間を気遣う必要がなくなる」
これらの束縛から解放されたのが、大きかったですね。
もちろん、時間に縛られないからといってダラダラ過ごして良いわけでもありません。
とはいえ「会社に行くために1分1秒でも遅刻してはならない」と、考えなくてよくなります。
あと、仕事の時間も自由に自分で設定できるので、心に余裕を持ちやすくなったのも、楽しいと感じる理由の1つですね。
2・場所に縛られることがなくなる
2つ目は場所に縛られることがなくなる点。
フリーランスの形態によりますが、基本的にフリーランスは「パソコンとネット環境」があれば割と自由に働ける業種です。
あと、会社に出勤する必要もなくなるので、特定の場所に縛られる必要もなくなります。
そうなると、以下のような働き方も可能になってくるんですね。
・田舎に引っ越して、のんびり過ごしながら仕事する
・海外に引っ越して、好きな場所に移り住んで仕事する
・カフェやコワーキングスペースなど、好きな場所で仕事する
僕は自宅での作業が比較的落ち着くので、基本的に自宅で作業しますが、たまには気分転換がてらカフェやファミレスに行って作業したりもします。
こんな風に、働く場所も自分で自由に決めることが出来るのは、フリーランスの利点ですよね。
「毎日同じ場所で仕事をするのが代わり映えしない、なんだか苦痛だ」と感じている人には、合っているんじゃないでしょうか。
3・人間関係がとても楽になる
3つ目は人間関係がとても楽になる点。
後述しますが、僕は人一倍人付き合いが苦手というか、興味が偏っている部分がありまして・・
・他の人との距離感が取りづらい
・自分が他人にどう思われているのか
・予想していないことが起きると対応できず、パニックになる
こういう点から、会社で働いていた時は人間関係に特に気を使っていました。
でも結局、会社の先輩との相性が良くなかったのと、会社の業務過多が重なった結果「うつ病」になってしまいまして・・
余計に、人間関係のやり取りが苦手になってしまったんですね;;
あと必要以上に疲れるので、作業のパフォーマンスも落ち込んでいたと思います。
しかし、フリーランスとして活動するようになってから、仕事で関わる人数も圧倒的に少なくなりました。
話すことも基本的な連絡事項だけです。
先輩や上司に気を遣う必要もなければ、面倒くさい対人関係でのやり取りもする必要なし。
そこを考えると、フリーランスをやり始めたのはいい選択だったのかなと、感じます。
4・仕事の内容、やり方を自分で選べる
4つ目は仕事の内容、やり方を自分で選べる点。
会社員で働くとなると、だいたい配属先が決まって、そこから上司から仕事を振られるようになります。
つまり自分で仕事を選べないので、やりたい仕事はできないことがほとんど。
もしくは、苦手な仕事ばかり振られるケースも珍しくありません。
しかし、フリーランスはどんな仕事内容なのか、やる前からある程度分かっているので、やるのかやらないのか自分で決めることが出来ます。
自分の得意分野の仕事を受けてそっちのスキルを伸ばすのか、もしくは苦手な仕事に挑戦して弱点を克服するか。
仕事の内容、やり方などを自分で選んで決めることが出来るんですね。
常に自分に選択権があるので、時には間違うこともありますが、自分でやりたい仕事を選べるのは楽しいですよ。
5・頑張った分だけ収入が伸びる
5つ目は頑張った分だけ収入が伸びる点。
フリーランスという働き方は、基本的に「成果報酬」がメインとなります。
つまり、頑張れば頑張った分だけ収入となるので、やりようによっては会社員時代より多く稼げる時期も出てきます。
会社員時代より多くの収入を得られるとなれば、ちょっとワクワクしますよね。
あと、仕事に関係しそうなスキルを習得することによって、受注できる仕事にも幅が生まれるので、一気に収入がアップすることもあり得ます。
収入に関係してくると、スキルの習得や勉強にも集中して取り組みやすくなります。
捉え方によっては、リアルでRPGゲームをしている感覚も味わえるので、戦略ゲームが好きな人には向いていそうです。
6・自分の資産を構築していると実感できる
6つ目は、自分の資産を構築していると実感できる点。
会社員として働いていると、働きながらスキルや技術を磨くことが出来ます。
とはいえ、その磨いたスキルや技術、そして仕事への成果の大半は会社の業績として評価されることになります。
会社員は基本給が決まっており「労働」に対して給料が支払われるので、成果を出しても賃金が上がることはほぼないんですよね。
逆にフリーランスという働き方は、仕事の成果や実績、人脈の構築、集客ブログの構築などなど。
全ての行動が自分にとってプラスになって返ってきます。
行動しないと資産になっていかない反面、正しくコツコツ行動していけば全てが自分の資産になっていくんですね。
自分の資産を構築していると実感できるのは、なかなか気分が良いものですよ。
やればやるほど、自分にとっての資産が増えていきますからね。
会社の働き方に対して
「今の働き方じゃ将来に繋がっていかないんじゃ・・」
と感じている方は、副業フリーランスから始めてみるのもいいかもしれません。
以下の記事も、是非参考にしてみてくださいね。
⇒⇒⇒フリーランスのメリット5つとデメリット6つ・まずは副業から始めよう
7・主体的に動いていけば成長できる
7つ目は主体的に動いていけば、成長できるという点。
会社での働き方って、同じ環境で同じような仕事をずっと続けていくので、自分の成長を実感しにくい場面が出てくると思います。
フリーランスも、スキルを切り売りして仕事していく以上、何も考えずにいるとそれ以上の成長は望めません。
しかし
「自分がどうなりたいのか」
「どんな方向にいって、どんなことをしていきたいのか」
こんな風に自分で主体的に考えつつ方向性を定めていけば、必要になるスキルも見えてきます。
そうなったら
・必要になるスキル習得のために勉強する
・副業して自分だけの実績を新る
・新しい業務を受注できるようになる
こんな風に、自分から主体的に行動していけば、いくらでも成長していけるんですね。
常に自分自身を成長させていきたいと高い向上心を持っている方は、フリーランスに向いていると思いますよ。
フリーランスが大変と感じる5つのこと
続いて、フリーランスが大変と感じることについて解説していきます。
次の5点ですね。
1・収入面が不安定になりがち
2・スキル不足だと給料が低くなりがち
3・自分で自分をコントロールする必要がある
4・孤独感で精神面が不安定になることがある
5・自分でやらないといけない作業が多くなる
ある程度心構えをしておかないと、精神的にやられてしまう可能性もあります。
こちらも順番に見ていきましょう。
1・収入面が不安定になりがち
1つ目は収入面が不安定になりがちな点。
フリーランスは頑張れば頑張った分だけ収入に繋がりやすいものの、収入面は不安定になりがちです。
フリーランスは基本的に下請け関係の仕事が多いので、業界やクライアントの状況によっては、契約を打ち切られてしまうこともあるんです。
他にも、ブログ関係で起業している場合は、検索エンジンのアップデートによって収入が落ち込んでしまうとかですね。
僕もこのあたり経験がありまして、Webライターとして活動していた時期は仕事量がごっそり減ったことがありましたし・・
ブログで起業して収益化に成功したものの、検索エンジンのアップデートでアクセス数が減って、収入に大打撃を受けたこともありました;
いや~なかなかどうして・・・厳しい;;
フリーランスになることを考えるなら
・複数の副業を実践して、収入源を分散しておく
・他の仕事をすぐに取れるよう、人脈を作っておく
こんな具合に収益リスクの分散化を図っておくと、収入の不安定のブレ幅も小さく出来ますよ。
2・スキル不足だと給料が低くなりがち
2つ目はスキル不足だと、給料が低くなりがちになる点。
さきほども書いたように、フリーランスは自分のスキルを切り売りして、その成果でもってクライアント先から報酬をいただきます。
そうなると、こちらが切り売りできるスキルが少なければ、当然成果料も少なくなりがち。
その分、報酬も少なくなってしまうんですよね。
場合によっては、フリーランスとして働いているものの「年収100万~200万円未満」という人たちも実際にいるくらいです。
スキルが不足しているというなら、経験を積んだり勉強することによってスキルを習得することは可能です。
ただ、スキルの習得にもある程度の時間は必要です。
フリーランスの給料面を意識するなら、市場価値の高いスキルを身につけることも視野に入れておきたいですね。
3・自分で自分をコントロールする必要がある
3つ目は、自分で自分をコントロールする必要がある点。
フリーランスは時間、場所、働き方、全てにおいて自分で自由に決めることが出来ます。
ただそれは、裏を返せば全てのことを自分で決めていく必要があるということ。
会社員なら上司や先輩の目があるので、半強制的に仕事モードに入れます。
そして会社での仕事が終わったら、自宅に帰宅して仕事モードをオフする。
こういうサイクルが出来ているんですよね。
しかし、フリーランスは自分でコントロールして、仕事モードの「オン、オフ」を切り替えていかないといけません。
自宅が作業場になりがちなので、いまいち仕事モードに入りづらかったり。
かと思ったら、ずっと仕事に打ち込んで区切りのいいところまで進めたら、あっという間に夜になっていたり。
もしくは最後にしっかり休んだのはいつだったっけ?という状態になったり・・
こんな風に自分で自分をコントロールする能力が未熟だと、働き方のリズムが乱れやすくなるんですね。
仕事の「オン、オフ」の切り替えがしっかり出来ていないと、休みと仕事のメリハリがつかなくなり、精神的に疲弊していきます。
だから、ちゃんと自分で自分をコントロール出来る人じゃないと、結構つらいかもしれません。
4・孤独感で精神面が不安定になることがある
4つ目は孤独感の問題ですね。
楽しい理由の項目でも書きましたが、フリーランスは基本的に会社に出勤する必要がありません。
連絡のやりとりも必要最低限なことが多く、大半の時間を1人で過ごすことになります。
会社員時代だと、何気ない雑談とかして気を紛らわせたりすることもできますが、フリーランスだとそれも出来ません。
そうなると、突然得体の知れない孤独感に襲われることも珍しくないんですよね。
僕は割と1人の方が落ち着くのと、ぼっち耐性が割と高めなので、不安に感じる頻度は少ないです(あんまり嬉しくないけど
とはいえ、さすがにずっと喋ってないとちゃんと喋れるか不安になったり、精神的に不安定になる時期が出てきます。
この状況の解決策としては
・フリーランスのコミュニティに入る
・同じ境遇の人たちが集まるオンラインサロンに入る
などが挙げられますね。
同じような境遇の人達と交流したり、情報交換したりすると、気分も紛れやすくなります。
僕も一応オンライのコミュニティにはいくつか入っていますね。
勉強したいと思った時に、コミュニティのコンテンツを閲覧したり、他の人と交流したりしています。
とはいえ、基本的には1人で作業することが多いので、孤独耐性が高いに越したことはないですね。
以下の記事で、フリーランスの孤独との付き合い方についても書いています。
こちらも是非参考ににしてみてくださいね。
⇒⇒⇒フリーランスで孤独を楽しめる人は強い・おすすめな孤独との付き合い方6選
5・自分でやらないといけない作業が多くなる
5つ目は自分でやらないといけない作業が多くなる点。
なんだかんだいって、フリーランスは何かとやるべき作業が多かったりします。
・集客作業
・経費の管理
・住民税の支払い
・仕事の営業や受注
・確定申告の作業
他にも色々ありますが、基本的にメインの仕事から経費管理まで、全部自分でやらないといけません。
貯金に余裕があるなら、確定申告の計算を税理士に任せたり、集客用のブログの構築を一部外注したりするのもありです。
ただ、メインとなる仕事が安定するまで何かと忙しいので、慣れていないとなかなかきつい部分がありますね。
僕は収益が安定する最初の1年は、経費計算やら確定申告の作業やら訳が分からず、かなり四苦八苦した覚えがあります。
経費周りの知識は、予め身に付けておいた方がいいかもしれません。
【実体験】結果的にフリーランスになって良かった件
最後に僕の実体験として、フリーランスになって良かった部分について話しておきたいと思います。
以前僕は、会社勤めでイラストレーター兼デザイナーとして働いていました。
しかし、先ほどちょろっと書きましたが
・会社の先輩との相性がどうも悪かった点
・会社の業務体制がブラックでついていけず、身体を壊す
・心療内科に行ってみたら、うつ病の診断をもらう
といった具合に、人間関係のストレスや会社の働き方などが原因で「うつ病」になってしまったんですね。
加えて、どうも「自閉スペクトラム症(ASD)」という発達障害を抱えているらしいことも分かりました。
自閉スペクトラム症をざっくり説明しますと・・・
他人とのコミュニケーションが上手く取れず、興味や活動が偏る傾向が強い。
グループでの業務や活動が苦手で、自己流で物事を進めたがることが多い。
確かに、僕はどっちかというと個人プレーの方が得意で、他人とやり取りするのがどうにも苦手です。
おまけに、何かに束縛されたり指示されたりするのも嫌いだったりします。
そのあたり考えると、確かに自閉スペクトラム症の特徴は当てはまっていそうです。
だからというわけでもないですが、どうにも
「会社での働き方というのが根本的に合っていない」
こう感じたんですよね。
そう感じるようになってから、結局僕はフリーランスとして「ブログ起業」という働き方を始めるようになりました。
最初の1年は失敗続きで、うまくいかないことも多かったです。
しかし、余計な人付き合いが発生しないから人間関係のストレスから解放されて、精神的にだいぶ楽になりました。
加えて、1人でコツコツ作業を積み重ねるライフスタイルは合っていたのか、徐々にブログで収入を得られるようにもなりましたね。
フリーランスは収入の浮き沈みもあって、精神的に不安定になったり、めげそうになることもあります。
しかし、会社の人間関係で疲弊することはありませんし、働く量や時間を自分で決めることが出来るのは大きな魅力です。
そのあたりは、どっちのワークスタイルが合っているかで、評価が分かれるところですかね。
僕の場合は、割と勢いでフリーランスに転身した感じでしたが・・
結果的にフリーランスになって良かったかなと感じています。
個人的には、まずは副業的に始めてみるのが良いと思いますよ。
⇒⇒⇒フリーランスのメリット5つとデメリット6つ・まずは副業から始めよう
ブログの起業について興味のある方は、以下の記事も是非チェックしてみてくださいね。
⇒⇒⇒会社を辞めて自由に働きたい!自分でお金を稼ぐならブログ起業をすすめる理由
⇒⇒⇒副業ブログの始め方・ブログが超おすすめな6つの理由と収入を得る7つのコツ
今回のまとめです
というわけで今回は、フリーランスの働き方が楽しい理由と大変なことについて紹介していきました。
改めて内容をおさらいしますと、楽しい理由は以下の7つ。
1・時間に縛られることがなくなる
2・場所に縛られることがなくなる
3・人間関係がとても楽になる
4・仕事のやり方を自分で選べる
5・頑張った分だけ収入が伸びる
6・自分の資産を構築していると実感できる
7・主体的に動いていけば成長できる
大変なことは以下の5つでしたね。
1・収入面が不安定になりがち
2・スキル不足だと給料が低くなりがち
3・自分で自分をコントロールする必要がある
4・孤独感で精神面が不安定になることがある
5・自分でやらないといけない作業が多くなる
どの職業でも言えることですが、フリーランスもまた大変なところがあれば、楽しいと感じる部分もあります。
仮に、会社での働き方に疑問を抱いているにしても、いきなりフリーランスから始めるのは結構キツイと思います。
その場合は、まずスキルを磨いたり副業から始めて、フリーランスとしての土台を築いていきましょう。
そこから始めていくのでも、遅くはないと思いますよ。
ブログの始め方に興味のある方は、以下の記事も参考にしてみてください。
画像と動画で、初心者にも分かりやすく解説していますよ。
⇒⇒⇒WordPressブログの始め方・初心者向けに超分かりやすく動画付きで解説