どうも~こんにちは、サケです。
今回の記事では
「Windows10でログイン画面が異常に遅くて困っている」
「パソコン起動時のサインインする時だけすごく遅いので、対処法を教えて」
こんなトラブルを解決していきます。
Windows10のパソコンを使っていると、ログイン(ロック)画面やサインインが異常に遅い・・
こんなトラブルが起こることがあります。
元々のスペックが低いと起動が遅いのは仕方ないかもしれません。
しかし、スペックは十分なはずなのにログイン画面だけが異常に遅い場合。
パソコンのシステムや設定に問題がある可能性がありますね。
そこで今回は、Windows10パソコンでログイン(ロック)画面やサインインが異常に遅い時の対処法を解説していきます。
【Windows10】ログイン(ロック)画面やサインインが異常に遅い時の対処法7選
では、Windows10でログイン(ロック)画面やサインインが異常に遅い時の対処法を7つ解説していきます。
1・Windowsアップデートを確認して最新版にする
2・スタートアッププログラムの量を減らす
3・トラブルシューティングツールを活用する
4・ロック画面の設定を見直す
5・ローカルアカウントを作成する
6・高速スタートアップアップを無効化する
7・自動ログインに切り替える
順番に見ていきましょう。
1・Windowsアップデートを確認して最新版にする
まず、Windowsアップデートを確認してOSが最新版になっているか確認してみましょう。
Windowsアップデートはたまに余計なものを入れてくるので、アップデートしたくない人もいるかもですが・・
それでも最新版にしておかないと不具合が起きる原因になります。
そして、たまにWindowsアップデートの更新作業がちゃんと行われず、そのままな状態になることがあるんですね。
Windowsアップデートの確認の手順は以下の通りです。
1・左下の「Windowsスタートボタン」⇒「設定」と選択します。
2・設定画面の「更新とセキュリティ」をクリックします。
3・「更新プログラムのチェック」をクリックして、OSの更新状況をチェックしてみてください。
仮にOSが更新されていなかった場合。
利用可能な更新プログラムが出てくるので「ダウンロード」ボタンをクリックして、OSを最新版にしましょう。
2・スタートアッププログラムの量を減らす
スタートアップに登録されているアプリやプログラムの量を減らすことで、動作が軽くなるかもしれません。
「スタートアップ」とはWindowsの起動と同時に立ち上がる、ソフトやアプリ、システムのこと。
頻繁に使用するアプリなら、パソコン起動時に自動的に起動してくれると便利ですよね。
しかし、中には別に起動しなくていいアプリも含まれているかもしれません。
なので、そのあたりの設定を見直して、スタートアッププログラムに登録されているアプリの量を減らしてみましょう。
手順は以下の通りです。
1・左下の「Windowsスタートボタン」⇒「設定」を選択します。
2・設定画面の「アプリ」をクリックします。
3・左メニューの「スタートアップ」をクリックして、スタートアップアプリの一覧から不要なアプリをオフにしましょう。
だいたい「影響:なし」「影響:小」となっているアプリは、オフにしても問題ないと思います。
3・トラブルシューティングツールを活用する
トラブルシューティングツールでシステムの修復を行う対処法もありますね。
手順は以下の通りです。
1・左下の検索フォームに「コントロールパネル」と入力して「コントロールパネル」をクリックします。
2・コントロールパネルの右上の表示方法を「大きいアイコン」にして、一覧から「トラブルシューティング」を選択します。
3・左メニューの「すべて表示」をクリックします。
4・一覧から「システムメンテナンス」の項目をクリックします。
5・システムメンテナンスのトラブルシューティングツールが起動するので「次へ」をクリックします。
6・「管理者としてトラブルシューティングを実行する」をクリックします。
7・診断と問題を発見した後で自動修復可能なら、ここでシステムトラブルが自動修復されます。
4・ロック画面の設定を見直す
もしくはロック画面の「Windowsスポットライト」の機能が原因の可能性があります。
Windowsスポットライトとは、ネット上から自動的に画像をダウンロードして、ロック画面に背景画像を表示する機能のこと。
毎回ロック画面にきれいな背景画像を表示してくれるのは良いんですが、人によっては慣れてくると邪魔な機能になってしまうんですよね。
この機能が何か悪さしていて、ログイン画面が遅くなっている可能性があります。
なので、無効化してみましょう。
手順は以下の通りです。
1・デスクトップの何もないところで右クリックして「個人用設定」をクリックします。
2・左メニューの「ロック画面」をクリックして、右メニューの「背景」を「画像」にしてお好きな画像を選択してください。
これで「Windowsスポットライト」の機能をオフにできます。
ついでに他の機能もオフにして、動作を更に軽くしておきましょう。
3・「ロック画面に、WindowsとCortanaのトリビアやヒントなどの情報を表示する」をオフにします。
4・「ロック画面に詳細な状態を表示するアプリを1つ選択します」をクリックして「なし」を選択します。
5・「ロック画面に簡易状態を表示するアプリを選ぶ」をクリックして「なし」を選択します。
6・「サインイン画面にロック画面の背景画像を表示する」をオフにします。
ちなみに、この設定をオフにすると「PIN」や「パスワード」を入力する画面で、背景がブルーバックな状態になります。
さすがにそれは嫌だという場合は、オンにしておくといいでしょう。
もしくは1つずつオフにして、ログイン画面の動きにどう影響するのか確認してみるのもいいですね。
5・ローカルアカウントを作成する
何らかの原因でアカウントプロファイルが破損している可能性があります。
アカウントプロファイルとは、そのユーザーがパソコンに入れたアプリやデバイスの各種設定などを記録したデータのこと。
破損する原因は色々ですが、だいたいWindowsのアップデートやハードディスクの不具合などで起きることが多いようです。
仮にアカウントプロファイルが破損しているなら、以下の手順で別のローカルアカウントを作成してみましょう。
⇒⇒⇒Windows 10 でローカルのユーザー アカウントまたは管理者アカウントを作成する
新しいローカルアカウントを作成してサインインしたら、データや設定などを新しいアカウントに移して、メインアカウントを新アカウントに切り替えてみてください。
6・高速スタートアップアップを無効化する
もしくは「高速スタートアップ」の機能が原因になっている可能性もあります。
「高速スタートアップ」とは簡単に言うと、パソコンの起動時間を短縮するための機能のこと。
確かにパソコンの起動時間は若干早くなりますが、それに対して以下のようなデメリットが発生することがあります。
・シャットダウンに少々時間がかかる
・Windowsアップデートの更新プログラムが適用されないことがある
・インターネットに接続できなくなることがある
むしろデメリットの方が多いんですよね。
あと、無効化することでパソコンに関する不具合やエラーが解消する可能性があります。
なので、高速スタートアップの機能を無効化してみましょう。
手順は以下の通りです。
1・左下の検索フォームに「コントロールパネル」と入力して「コントロールパネル」をクリックします。
2・「システムとセキュリティ」をクリックします。
3・「電源オプション」をクリックします。
4・左側の「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
5・「電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化」の画面になったら「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
6・すると「シャットダウン設定」が変更可能になるので「高速スタートアップを有効にする」のチェックを確認してみてください。
チェックが入っている場合はチェックを外して「変更の保存」をクリックすれば完了です。
仮にチェックが外れているなら一度チェックを入れてまた外して、それから「変更の保存」をクリックしてみてください。
高速スタートアップの設定を無効化したらパソコンを再起動して、ログイン画面の遅い状態が改善されているか確認してみましょう。
7・自動ログインに切り替える
あとは自動ログオンに切り替える方法もありますね。
ログインを自動化すれば、パスワードを入力する必要がなくなりますよね。
ログイン画面やサインイン画面もすっ飛ばせるので、起動や表示が遅いとか関係なくなるわけです。
自動ログイン化の手順は以下の通りです。
1・「Windowsスタートボタン」⇒「ファイル名を指定して実行」
2・「netplwiz」と入力して「OK」をクリック。
3・「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外します。
4・適用をクリックすると、パスワードの入力を求められるので入力しましょう。
5・「OK」をクリックすれば、次回の起動からログイン画面やサインインをすっ飛ばしてログインできます。
ただ、この設定は1つのパソコンを1人で使っている場合に限りおすすめですね。
パスワードの入力をすっ飛ばすということは、アカウントごとで設定の切り分けが出来なくなるということ。
つまり、複数人で使う場合は使いにくくなってしまうわけです。
そのあたり状況に合わせて対処していきましょう。
今回のまとめです
というわけで今回は、Windows10でログイン(ロック)画面やサインインが異常に遅い時の対処法を解説しました。
内容を改めておさらいすると、以下の7つでしたね。
1・Windowsアップデートを確認して最新版にする
2・スタートアッププログラムの量を減らす
3・トラブルシューティングツールを活用する
4・ロック画面の設定を見直す
5・ローカルアカウントを作成する
6・高速スタートアップアップを無効化する
7・自動ログインに切り替える
ログイン画面の起動が遅いだけならまだいいですけど、症状がひどくなると画面が真っ暗になってそのままフリーズするというケースもあります。
ログイン画面でフリーズすると、強制終了するしかなくなりますからね。
そうなる前にログイン画面やサインインが異常に遅いと感じたら、今回紹介した対処法をぜひ試してみてください。
今回の記事がお役に立てれば、嬉しく思います。
では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
引き続き、他のWindows10関連の記事はいかがでしょうか。
ぜひご覧ください。
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