どうも~こんにちは、サケです。
このブログでは、自分の好きなことや興味のあることを仕事にするための、ブログ集客法や活用ノウハウなどを発信しています。
ブログに人を集めて集客していくには、SEO対策を意識していく必要があります。
ただ、開設したばかりのブログの場合。
ブログパワーが低すぎて「ダイエット」とか「クレジットカード」とか。
そういった検索需要が高いキーワードを狙って記事を書いても、検索結果で上位表示されることはまずありません。
それじゃあ、開設してから数ヶ月のブログはどうやってアクセスを集めていけばいいのか?
それはニッチな「ロングテールキーワード」を積極的に選んで記事にしていくこと。
キーワードにも選び方があって、ブログのパワーに合わせたキーワードを選んでいくことが大事。
ここを意識することで、将来的にビッグワードで上位表示されることも、可能になってきます。
今回はブログ初心者の方ほど重要な、ロングテールキーワードの選定方法のコツ。
ロングテールSEOの基礎知識について解説していきます。
今回の記事を読んでいけば、ロングテールキーワードに関する基本的な知識や、アクセスアップの手法について理解することが出来ますよ。
ロングテールSEOとは何か?基礎知識から
まず「ロングテール」とは何か?
これはビジネスで使用される、マーケティング手法のことです。
小売店とかだと人気のあるヒット商品の売上よりも、コアでニッチな商品の総売上の方が上回ると言われているんですね。
横軸を商品、縦軸を販売数として見た場合。
コアでニッチな商品が大量にあり、グラフで見ると横長で長い尻尾に見えることから「ロングテール理論」と呼ばれるようになったといいます。
このロングテール理論をSEOに置き換えたものが「ロングテールSEO」
ロングテールSEOは、検索数の少ないニッチな2つ以上の単語のキーワードなどで、アクセスを集めるSEO手法のことを指します。
キーワード単体での集客力は弱いものの、ライバルとなるサイトが少ないので、上位表示されやすいんですね。
その特徴を逆手にとって、上位表示を狙ってアクセスを集めていくわけです。
ロングテールキーワードとは何か?
そして、ロングテールキーワードとは「月間検索数が1000以下の複合キーワード」のこと。
この複合キーワードは「ダイエット 運動 自宅」とか「ダイエット 運動 効果的」といった具合に、複数の単語を組み合わせたキーワード郡を指します。
サイトを開設したばかりの時期は、まさにそういった複合キーワードの「ロングテールキーワード」を狙うべきなんですね。
例えば「ダイエット」のような1単語のみだと、ライバルサイトが多すぎて上位表示されるのはまず無理です。
しかし「ダイエット 運動 自宅」とか「ダイエット 運動 効果的」などの場合。
その分ライバルサイトが絞り込まれるので、上位表示を狙うことも可能となってきます。
ただ、ロングテールキーワードは検索ボリュームも少ないので、記事を多く書いてそれぞれの記事から少しずつアクセスを集めていくというわけですね。
アクセス数は少ないですが、着実にアクセスを集めてブログのパワーを溜めていけます。
ブログを開設してからの数ヶ月は、ロングテールキーワードでアクセスを集めていく。
この戦略をおすすめしたいですね。
ロングテールキーワードのメリット
ロングテールキーワードのメリットは、ロングテール記事を積み重ねることで、各記事からアクセスをちょっとずつ集めていく。
その結果ブログパワーが高まっていき、上位表示させることも可能になる、という点。
もう少し詳しく書くなら
・キーワードを複数選ぶので、読者のニーズを把握しやすい
・読者のニーズを把握しやすくなるので、悩み解決の記事が書きやすい
・ライバルサイトが少ないので、上位表示を狙える
・個人サイトでも企業サイトに勝てるケースがある
・ブログパワーが高まれば、ビッグワードで上位表示を取れることもある
このようなメリットも期待できますね。
ロングテールキーワードでコツコツ記事を書いて、ちょっとずつアクセスを集めていくことで、ビッグワードで上位表示を狙えるようになります。
更に、ニッチでコアなキーワードで集客していけば、そこから読者さんがあなたのファンになってくれることもあります。
キーワードは「スモール」「ミドル」「ビッグ」の順番で選ぶ
ロングテールSEOを意識する場合。
キーワードは「スモール」「ミドル」「ビッグ」といった順番で狙っていくのが定石ですね。
集客イメージの手順としては・・・
1・最終的にミドルやビッグワードで上位表示されることを目標に設定する。
2・そして、開設してから数ヶ月の期間はロングテールキーワードでちょっとずつ集客。
3・記事のリライトや内部SEO対策などを施しつつ、ブログ全体の改善を繰り返して、上位表示を狙っていく。
こんなイメージです。
例えば、上記の画像を例にした場合。
「ダイエット 運動」のミドルキーワードで、上位表示させたいと考えたとします。
この場合だと、最初から「ダイエット 運動」で上位表示させるのは難しいですよね。
だから「ダイエット 運動 メニュー」とか「ダイエット 運動 メニュー 女性」のように、3語以上の複合キーワードに絞って記事を書いていくんです。
対象ワードで上位表示出来たら他にも
「ダイエット 運動 メニュー 男性」
「ダイエット 運動 メニュー 自宅」
などのように、関連する記事を書いていくと共に、内部リンクで繋げてSEO対策を施していきましょう。
これを繰り返していくことで、ブログパワーが少ない状態から、ミドル以上のキーワードを狙えるブログになっていきます。
この手法は、数ヶ月単位で時間がかかるところがネックですが・・・
将来的に集客ブログとして機能させるなら、まずはロングテールキーワードでコツコツアクセスを集めていく。
そしてブログパワーが高まってきたら、ミドルやビッグなどのキーワードで勝負していく。
この手順で進んだ方が、結果的に見ると効率的にアクセスを集められるようになっていきますよ。
ロングテールキーワードの選定方法のコツと攻略手順
では、ロングテールキーワードの選定方法のコツと攻略手順について解説していきます。
1・ビッグワード+関連キーワード(スモールワード)
2・検索ボリューム数は「100~1000」あたりがおすすめ
3・ビッグキーワードも狙える内容で、3語検索される記事を書く
4・定期的に検索順位やサーチコンソールでチェックする
こちらの4つを順番に解説していきましょう。
1・ビッグワード+関連キーワード(スモールワード)
ロングテールキーワードの選び方ですが基本は「ビッグワード+関連キーワード」となります。
関連キーワードとは、メインのビッグワードと一緒に検索されることの多いキーワードの事。
「サジェストワード」とも呼ばれますね。
例えば、Googleの検索ウィンドウに「ダイエット 運動」と入力してみます。
すると関連キーワードとして「毎日」「メニュー」「室内」「簡単」といったキーワードが出てきました。
これが「サジェストワード」となります。
他にもYahoo!の検索ウィンドウで検索した場合。
検索結果の画面下へスクロールしていくと、このようなキーワード郡が出てきます。
これらは「虫眼鏡キーワード」と呼ばれており、ここからキーワード郡を選ぶのもいいですね。
他にも「関連キーワードツール」からキーワード郡を選ぶやり方もあります。
キーワードツールに関しては以下の記事で詳しく書いているので、是非参考にしてみてください。
⇒⇒⇒虫眼鏡キーワードとは何?検索需要のある関連キーワードの選定方法
⇒⇒⇒関連キーワード取得ツールの効果的な使い方!初心者に分かりやすく解説
2・検索ボリューム数は「100~1000」あたりがおすすめ
上記のようにサジェストワードや関連キーワードツールで、3語や4語のロングテールキーワードを抽出した場合。
これだけだと、検索需要がどの位あるのか分かりませんよね。
この場合はキーワードの検索ボリュームを調べるツールを使って、検索需要を調べていきましょう。
主なツールは
などがあります。
検索ボリュームを調べるツールで有名なのは「キーワードプランナー」ですね。
以前は無料で、詳細な検索ボリュームを調べることが出来ました。
しかし、最近は仕様が変更されて、Google広告で広告を出していないと検索ボリュームの数値が曖昧に表示されるように。。
こんな感じで、ものすごくザックリに表示されます(苦笑
ただ、ある程度の検索ボリュームを知ることは出来るので、まったく使えないという訳でもありません。
だいたいの目安としては
・3~4語のスモールワード
・検索ボリュームが100~1000あたり
・競合性が低い
といった複合キーワードが理想的ですね。
こんな具合のキーワードを見つけたら、積極的に記事を書いていきましょう。
ちなみに、詳細な検索ボリュームを知りたい場合は「ウーバーサジェスト(Ubersuggest)」がおすすめ。
最近1日に検索出来るキーワード数に制限がかかってしまいましたが・・一応無料で使えます。
「ウーバーサジェスト(Ubersuggest)」については、こちらの記事も参考にしてみてください。
⇒⇒⇒検索ボリュームの調べ方!簡単に使えるUbersuggestの使い方を紹介
3・ビッグキーワードも狙える内容で、3語検索される記事を書く
月間の検索ボリュームの数値がだいたい分かったら、最終的に狙いたいミドルやビッグワードの検索意図を把握。
そして、さきほど選んだ3語~4語の内容で記事を書いていきましょう。
上位表示出来そうなロングテールで記事を書いても、それがミドルやビッグワードで求められるような内容になっていないと意味がありません。
ロングテールの記事の役割は、ミドルやビッグワードで読者さんが求めている内容に関連して、更に深堀りした記事にしていくこと。
深堀りして専門的な記事を書くことで、上位表示されていき、最終的にミドルやビッグワードなども狙えるようになっていきます。
4・定期的に検索順位やサーチコンソールでチェックする
あとは定期的に検索順位やサーチコンソールなどで、キーワードチェックすることも大事ですね。
最初のうちは3語~4語といったロングテールキーワードで記事を書いていきますが、途中でどの記事のどのキーワードにアクセスが集まっているのか?
そこを把握しないことには、ブログ記事の改善が出来ませんからね。
記事を作成したら
このあたりのツールを使って、検索順位をチェックしていきましょう。
同時に「Search Console(サーチコンソール)」のツールで、新しく流入していくキーワードはないか?
そこもチェックして、ミドルやビッグワードでの流入がないか把握していきましょう。
3語や4語のロングテールキーワード郡の記事で、思わぬキーワードでアクセスされるのは、割とよくある事だったりします。
ロングテールで狙ったにも関わらず、他のキーワード郡で1ページ目に表示されてアクセスが増えたり。
ミドルやビッグワードで3位とか取れて、一気に順位が上がったり。
そういった効果も期待出来るんですね。
キーワードチェックはブログを開設したばかりの頃なら、開設してから「3ヶ月」が経過してからですかね。
この理由は、Googleの検索エンジンが記事を認識して、順位評価するまでだいたい3ヶ月ほどかかるからです。
ブログ開設から3ヶ月ほどが経過したら、検索順位チェックツールやサーチコンソールで現状を把握。
そこから、記事をリライトしたり、内部SEO対策をしたりしてブログを改善。
このサイクルを繰り返して、キーワードの上位表示に繋げていきましょう。
今回のまとめです
はい、ということで今回はロングテールキーワードの選定方法のコツと、ロングテールSEOの基礎知識について解説していきました。
改めておさらいしますと・・
1・ビッグワード+関連キーワード(スモールワード)
2・検索ボリューム数は「100~1000」あたりがおすすめ
3・ビッグキーワードも狙える内容で、3語検索される記事を書く
4・定期的に検索順位やサーチコンソールでチェックする
こういう手順でしたね。
ブログを開設してから数ヶ月~半年の期間は、本ッ当ブログのパワーが低いんです。
そんな状態でミドルやビッグワードで勝負しても、上位表示されるのは無理。
だから、最初のうちはロングテールキーワードでちょっとずつアクセスを集めていきましょう、ということでした。
ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ないですが、ここでも読者さんの役に立つ記事を書くこと。
しっかり価値提供していく姿勢が大事になってきます。
読者さんからの信頼を溜めていくためにも、1記事ずつ丁寧に質の高いコンテンツを書いていきましょう。
そうすれば、着実にアクセスは集まってくるはずですよ。
では、また次回お会いしましょう。